「テストの放課後」
記事
小説
【漢字テスト】
8歳の時俺は
学校の宿題を家でやらず放課後に
学校に残ってやって終わらせて
家で勉強する事が無かった。
そんな宿題が出なかったある日
翌日の朝に10問の漢字テストがあり
その漢字を暗記しないとならず
家でやりたくない。
この漢字テストの合計を班ごとに競い
1番点数が高い班が優勝する仕組みで
特に商品も罰ゲームが無いけど
何故かみんな勝つ事に必死だった
なのでこの漢字テストは手を抜けず
点数が悪いと班の子に文句言われ
その日1日嫌な気分になってしまい
最悪の日になる。
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
そこで俺は家で勉強したくないから
テストの漢字を学校で暗記する事にし
放課後学校に残って10問覚えて
家に帰って行った。
そして家に帰りガンプラを作り
アニメを見て漫画を読んで過ごし
完全に漢字テストの事なんて忘れ
ゆっくりとくつろぐ
そして翌日の朝に昨日覚えた漢字を
学校に行く前にもう1度思い出すと
すっかり忘れてしまってたから
急いでノートを見直して思い出した
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
【普通が100点】
その後学校に行き先生が来て
朝1で漢字テストをする事になり
昨日暗記した漢字を必死に思い出し
とりあえず全部回答する事が出来た
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
すると予定通り全問正解の100点で
俺は班の子に責められなかったけど
1問不正解で90点の子がいて
1位取れずに文句を言われてる
ヽ(д`ヽ≡アタフタ≡ノ´д)ノ
しかしみんな文句を言うけど
その場の一瞬だけの事ですぐ忘れ
次の瞬間から普通に接しているので
特に深い問題じゃなかった。
でも文句を言われた子は
責任を感じたせいかかなり凹んでて
その日1日ずっと元気がなくなり
とても可愛そうな気がした。
なので俺はその子と楽しい会話をし
元気になってくれるようにすると
一瞬で元の元気を取り戻してくれて
大人と違い子供は単純で良い
その子がたった1問間違えただけで
凄くへこむ姿を見てしまった俺は
もし100点取れなかったらと思うと
凄く憂鬱な気分になってしまった
なので俺は朝の漢字テストがある日
放課後残って覚えて翌朝もう1度
ノートを見返して覚えてるか確認し
絶対100点取れるようにした
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
【未熟な先生】
ある日の朝の漢字テストの時
他の班の女子が1問間違えて90点で
その子がみんなから文句を言われ
とうとう泣き出してしまった!
それを見た先生が
急いでその女子の所に行き慰めて
何とか泣き止ませたけど他の女子が
「このテストヤダ!」と言い出した
確かにこの漢字テストは簡単で
みんな100点取るのが普通だから
うっかり1問間違えるだけで
ダメな人の烙印を押され責められる
この事があり先生がこの漢字テストで
生徒の100点取らなきゃダメな風潮を
無くす為に漢字テストを中止して
もうやらない事を宣言した
とある日の放課後また学校に居残り
宿題をしようと思ったら久しぶりに
生徒がいつ来て良いと解放されてる
校長室でやりたくなって向かった
(´∀`*)ウフフ
そして校長先生に「宿題させて!」
そう言って入らせてもらい
途中校長先生と雑談した時に
朝の漢字テストの事を話す
すると校長先生は「先生だって
解らない事だらけで失敗たくさんして
皆と一緒に勉強してるから仕方ない」
と言い先生も未熟なんだと痛感した