「校長室の放課後」
記事小説
【校長室】
8歳の時の俺は担任の許可を貰い
宿題を放課後に居残ってしてたけど
担任が病欠で副担任が来た時
居残りを許してくれず帰る事にする
すると下駄箱に向かう途中
校長室の前を通るとドアが空いてて
中を見た事ないからこっそり覗くと
ソファーとTVがある豪華な部屋だった
部屋の凄さに驚きしばらく覗いてたら
職員室に通じる扉から校長先生が来て
覗いてた俺は完全に見つかってしまい
叱られると思い逃げようとした！
しかし校長はにっこり笑って手招きし
俺に向かって「入って良いよ」と言い
せっかくだからこの超豪華な部屋に
緊張しながら入って行く。
|ω･`))))ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
そして校長が俺を見て「君はいつも
居残って宿題してる子だね」と言われ
俺と初めて会ったはずなのに
何故か俺の事知っててビックリした！
なので俺は「何で知ってるの⁈」
と聞くと校長が「特殊な事をする子は
そんなに多くないから覚えるんだよ」
そう言われて指名手配される気がした
校長が更に「今日は居残って宿題を
していかないのかい？」と言うから
副担任に帰れと言われた事を話すと
「そうか～」と言い叱られなかった
ε-(･д･`;)ﾌｩ…
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【高待遇】
すると校長先生が「放課後居残って
宿題する事は特に悪い事じゃないから
校長室でしていって良いよ」と言われ
すごく嬉しくなってしまった！
なので早速フッカフカのソファーに
ワクワクして座ると体が沈んで
まるで俺を包み込むような座り心地で
王様の気分を味わう事が出来た
そして目の前にあるガラステーブルに
宿題を広げてやり始めると校長が
「解らない所教えるよ」と言って
ニコニコしながら俺を見てる。
(´∀`*)ｳﾌﾌ
なので遠慮なく色々聞くと担任より
親切で解りやすく説明してくれて
緊張感を無くしてくれたから
何で校長室に招いてくれたのか聞いた
その訳は「朝礼の時みんな校長の話を
興味なく聞いてるから生徒と接して
距離を縮めたいんだよ」と言われ
なるほどと納得してしまった。
更にドアを開けっぱなしにしてたのは
「見た事ない校長室なら皆が覗くから
その生徒を校長室に招き入れ会話をし
緊密になる為の罠だよ」という
つまりおれはその罠にはまってしまい
校長先生に超高待遇の接待を受けられ
こんな場所で宿題をする事が出来
とても運が良かった！
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
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【下級生】
その後宿題を終わらせたので
校長先生にお礼を言い部屋を出る時
「またおいで」と言ってくれたから
また遠慮なく校長室に行く事にした
ヾ(*´∀｀*)ﾉ
そして1週間後また校長室で
宿題をやりたくなって行く事にし
校長室の前を通るといつもの様に
ドアが開いてた。
しかし部屋の中を見てみると
先に6人の1年生がいて校長先生と
凄く楽しく話をしてたから
俺が入れる雰囲気じゃない
なのでそのまま教室に戻って俺は
いつもの様に宿題をしてると
忘れ物を取りにクラスの子が来たから
宿題の事を忘れて話し込んでしまった
この時校長室で宿題をやった事を
クラスの子に話すと羨ましがり
どんな場所か詳しく聞かれたので
色々教えてあげた
するとその子が「行てみたいけど
放課後残って宿題するなんて
勉強から解放されないからヤダ」
そう言って拒否されてしまう
後日また校長室に行きたくなり
放課後行くとまた小1の子達が校長と
楽しく話してて俺の入る余地がなく
もう校長室に行けなくなってしまった
(´･д･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ
