「新世界の香り」
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小説
【新天地】
8歳の時
三郷団地の南の果て
3-5-303に住んでいた。
近くには
広大な空き地の「蛇山」と言う
三郷市が管理してた
野ざらしの空き地があった。
俺は
いつもこのこの空き地に行き
1人で遊んでた。
(((o(*゚▽゚*)o)))
蛇山で遊び飽きたら
玩具や巡りをして玩具を眺めたり
本屋巡りをして立ち読みをしてた。
(´∀`*)ウフフ
でもこんな事してると
だんだん飽きてしまい
もっと遠くに足を延ばして
新しい場所を見つけたくなる。
そして俺は
自転車に乗って
三郷団地内の遠くまで行き
知らない場所を探してみた。
三郷団地は
自転車で1周するだけでも
30分くらいかかる凄く大きな団地で
まだ知らない場所がたくさんある。
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【地図をください】
俺は
自転車に乗って行った事がない
北側にどんどん向かって行った。
((o(*´∀`*)o))ワクワク♪
しばらく自転車で走ると
未知の場所に突入し
とりあえず
お店がある場所を探した。
俺は
この知らない場所でも
玩具屋と本屋を探してた。
それは
知らない場所のお店に行けば
初めて見る特別な物がある気がして
期待に胸を膨らませてたから。
でも知らない場所の探索なんて
右も左も解らず
どこに何があるのか解らない。
こんな状態で自転車で走ってると
団地内の地図が書いてある看板を
発見できた。
そして俺は
この地図でお店がある場所を探し
そこに向けて走り出してみた。
( ´ー`)フゥー...
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【玩具屋新世界】
地図を見ても俺は
お店がある方角も解らず
完全に感で向かってた。
ε-(ノд`; )フゥ…
そして
案の定迷子になり帰り道も解らず
同じ場所をさまよってしまった。
しばらくすると
遠くに広場らしき場所が見え
そこに向かって行く事にした。
その広い場所に到着すると
なんと!目的地の商店街があり
玩具屋も本屋もあった!
早速俺は
玩具屋に行き売り物を眺めると
見た事もないラジコンがあった。
そのラジコンを見た俺は
もう興奮してしまい
全部欲しくてたまらなくなる。
でもそんなお金なんて無く
眺めるだけで我慢して
店を出てしまった。
|ω・`)ショボーン
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【デビルマン】
次に俺は
本屋さんに入ってみると
見た事ない漫画本がたくさんあり
立ち読みを始めてしまった。
この時読んだ漫画本は
デビルマンと言う漫画で
1冊の本の厚さが分厚い。
本を読む速度が遅い俺は
2話位しか読む事が出来ず
門限が迫ってたから
帰らないとならなくなった。
しかしデビルマンの漫画は
すごく怖かったけど
それ以上に面白くて
翌日も必ず来ようと決意した。
帰り際に俺は
文房具屋に入り珍しい物を探し
店内を周ってみた。
(*´-∀-)フフフッ
するとこのお店に
ロケットペンシルがあり
しかも良い香りが付いてる!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
迷わず俺は
このロケットペンシルを
買う事に決めた!
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【香水の消しゴム】
そして俺は
ロケットペンシルを買うなら
消しゴムも必要と感じ
消しゴム売り場に行った。
すると
そこにあった消しゴムに
香り付き消しゴムが置いてある。
( *゚ェ゚))フムフム
しかしこの消しゴムの香りは
今まで買った香り付き消しゴムより
桁外れに良い香りがして
ビックリしてしまった!
そして俺は
この香り消しゴムに
完全に魅了されてしまい
しばらく匂いを嗅ぎ続けてしまう。
その後この消しゴムの中でも
1番香りが良かった
キャラメルの臭いがする
香り消しゴムを買う事にした。
俺は
この桁外れに良い香りがする
香り消しゴムを手に入れられて
もう感無量になれた。
翌日俺は
早速学校に持っていき
女子達に自慢して回った。
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【モテ時間終了】
この香り消しゴムを
女子達に見せびらかせたら
想像通り大反響で
最高にモテモテ気分になれた。
そしてもちろん
この消しゴムが売ってる場所を
聞かれたので教えてあげた。
すると女子達は
いっきに俺から離れていき
モテモテ時間が一瞬で終わった。
(;д;)グスン
翌日女子達は
この香り付き消しゴムを
みんな購入してきて
みんなで自慢し合ってる。
この時
遠くからその光景を見てた俺は
「俺のおかげじゃんよ~」と思い
相手にされない事にいじけてた。
そこに男子達がきて
女子がざわついてる事に気が付き
俺にその訳を聞きに来たので話し
消しゴムの臭いをかがせてあげた。
すると男子達にも大反響で
翌日この香り付き消しゴムを
男子もみんな購入してきてた。
ウフフ♪(。-艸・。)