認知症の初期症状「取り繕い」とは?

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コラム


✥✥✥気づきにくい初期症状への対処法を紹介します✥✥✥

認知症の「取り繕い」とは

認知症は様々な原因により脳細胞が破壊・減少し

認知機能低下や記憶障害が起こることにより

日常生活や社会生活に支障が出る病気です(;´・ω・)

特に認知症初期の方は記憶障害があるのを

うまくごまかすために相手に話を合わせて

忘れてしまったことを憶えているかのように振舞う事ができます!

このような態度のことを「取り繕い」と言います

認知症の初期症状ではありますが「取り繕い」は

身近な人でも気づきにくく、知らず知らずのうちに認知症が

進行してしまうケースが多くみられます(;´・ω・)

「取り繕い」をする理由の解明はされていませんが

認知症の初期のだんかいでは記憶障害が起こっても

思考や判断力が損なわれにくいという事が

原因の一つだと考えられています!

認知症の方が記憶障害を恥ずかしい事と考え

そのような症状があることを隠したいいう気持ちや

周りの空気を壊したくないという気遣いから

くるものだとも言われています(´ー`)

認知症の初期症状「取り繕い」を早期発見し対応をすることにより

認知症の方の生活の質はより良いものになるのではないでしょうか

早期発見のためには「取り繕い」の具体例を知っておくことで

日々の変化に気づき易くなると思います(*´ω`)

具体例①

Aさん
「今日はどこに行ってたんや?」

Aさんの娘さん
「お父さん、昨日伝えてたのに覚えてないの?カレンダーにも書いてるよ!」

Aさん
「あー分かってるあの事やな!ちょっと勘違いしてただけや!」

具体例②
(娘と買い物中にばったり出会った知り合いに声をかけられた時のこと)

知人
「この間はお世話になりました。本当にたすかりました!」

Bさん「あ〜この前のあれね。(横にいる娘に振り向く)」

このように、認知症初期には普段のちょっとしたやり取りの中で

気づきにくい「取り繕い」が見られます(^_^;)


もし「取り繕い」に気づいたら

認知症専門医などに早めに相談しましょう(=゚ω゚)ノ


認知症の方は、記憶障害や物忘れをごまかすために「取り繕い」をします

一緒に暮らしている家族や身近な人にとっては「また嘘をつかれた」

「約束を守ってくれない」と「取り繕い」が

ストレスになってしまうことが多くあります(´-ω-`)

しかし、本人には悪気はありません

また何より、本人が記憶障害や物忘れがあることを

認めたくないという思いや誰も私のことを信じてくれないなど

孤独で不安な気持ちになり悩んでいる方が多くいのです(◞‸◟)

もし間違った言動をとってしまったとしてもそのような

不安に寄り添い受け止めること、頭ごなしに「取り繕い」

否定しないことが大切です(*´ω`)


認知症の方は「取り繕い」をすることで

家族を怒らせてしまったり、周囲の人とトラブルとまで行かずとも

変な雰囲気になってしまうことがあります

そんな時「取り繕い」をした自分に気づき

物忘れが増えていることに対して非常に不安を覚えてしまいます(/ω\)

少しでも不安が減るような環境作りも大切です♪

認知症の方が安心して過ごせることでご家族や介助者にとっても

メリットはたくさんあります(*^-^*)

不安な気持ちに寄り添いながら、生活環境を見直して

お互いが気持ちよく過ごせるよう工夫していきましょう(=゚ω゚)ノ



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