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ココナラブログ
【どうせおいらは… 認知の歪み⑨】
記事
学び
カウンセリングルーム【弥九蔵の部屋】
2021/03/17 18:37
メンタルヘルス不調の人が悪循環に陥る
ネガティブな思考の癖にアプローチする
認知再構成法とは、過度にネガティブな
気分・感情や不適応的行動と結びついた
認知(自動的な思考やイメージ)を同定
して様々な視点からその認知を検討する
ことによって代わりとなる新たな認知を
自分で再構成するための技法なのである。
認知の構造としては、ある特定の場面に
おいて、瞬間的にオートマチックに頭に
浮かぶ考えやイメージ(自動思考)には、
妥当なものと「妥当でないもの、或いは、
部分的にしか妥当ではないもの(否定的
自動思考=認知の歪み)」があるもので、
この「認知の歪み」について話をしたい。
第9回目となる今日は「過度の一般化」。
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「過度の一般化」とは、現状をはるかに
超えて大雑把で否定的に一般化して結論
を出す。「彼奴はいつもそうだ」「前に
そうだったから、今回もそうに違いない」
という考え方のことで、1度の体験から、
その体験を一般化してしまうというもの。
私だと、「面接やロールプレイの場では、
いつも緊張してミスしたり実力を出せず
にいるから今回も絶対そうに違いない」。
こんな気持ちでいるから本当にそうなる。
過日の自殺防止対策電話相談員の試験の
ロールプレイが良い例だ。全く情けない。
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童話なら、「狼が来た!」の嘘つき少年。
「彼奴はいつもそんな嘘を言う」「前に
そうだったから、今回もそうに違いない」
と本当に狼に襲われた時に誰にも助けて
もらえなかった。これは同じ嘘を何度も
繰り返していたのだから、気の毒ながら
仕方なくもあるが、例えば刑事ドラマに
ありがちな、出所して真面目に働く人が
事あるごとに疑われ、白い目で見られる
ところなどは、「過度の一般化」だろう。
「どうせ彼奴はそんな奴だ」と見られて
しまい、「一度罪を犯すと、一生ついて
回るんですね」と真面目に更生している
その人が自嘲するように吐き捨てて自棄
になるドラマの場面なら何度も見ている。
私自身、職場で何度か存在を無視するに
等しい目に遭わされて、「過度の一般化」
で周囲の同僚を見ていたことも正直ある。
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「一般化」自体は、確実性と言う意味で
悪くないし必要だ。だが「過度の一般化」
ということになると「全か無か思考」も
そうだが、「白か黒か」だけで、中間の
論理が成立せず、挑戦や成功のチャンス
を逸したり、下手をすると人間関係構築
にまで支障をきたす。1度の経験で判断
せず、都度状況を判断し、適切な対応を
するのに限る。少なくとも私はそう思う。
このように思うことが「認知の修正」だ。
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私自身の、「面接やロールプレイの場で、
いつも緊張してミスしたり実力を出せず
にいるから今回も絶対そうに違いない」。
という「過度の一般化」は是非とも改善
したい。自分を信じ、都度対策を立てて
結果を恐れずに自然体で臨めればいいが。
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電話相談員の件については、取り敢えず、
今回は、一次審査・二次審査をどうにか
通過して21日に最終面接の運びである。
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駄文の御閲覧、心より感謝申し上げます。
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カウンセリングルーム【弥九蔵の部屋】
心理カウンセラー メンタルヘルス指導員 / 50代後半 / 男性
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