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【直感こそ事実?! 認知の歪み④】
記事
学び
カウンセリングルーム【弥九蔵の部屋】
2021/03/09 18:21
メンタルヘルス不調の人が悪循環に陥る
ネガティブな思考の癖にアプローチする
認知再構成法とは、過度にネガティブな
気分・感情や不適応的行動と結びついた
認知(自動的な思考やイメージ)を同定
して様々な視点からその認知を検討する
ことによって代わりとなる新たな認知を
自分で再構成するための技法なのである。
認知の構造としては、ある特定の場面に
おいて、瞬間的にオートマチックに頭に
浮かぶ考えやイメージ(自動思考)には、
妥当なものと「妥当でないもの、或いは、
部分的にしか妥当ではないもの(否定的
自動思考=認知の歪み)」があるもので、
この「認知の歪み」について話をしたい。
第4回目の今日は、「感情的理由づけ」。
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「感情的理由づけ」とは、自分ではそう
感じる(そう信じている)から、それが
事実に違いないものと思い込み、それに
反する根拠を無視するか、低く見積もる。
ということである。平たく言えば自分の
直感を事実だと決め込むことだ。例えば、
自分は職場で存在を無視されたり能力を
軽く見られていると感じている、だから、
それは事実に間違いないと決めつけたり
(他人からの評価を考慮には入れない)、
自分は女子社員に悪口を言われていると
感じる、だからそれは事実に違いないと
(確認した訳でもないのに)決めつけて
しまう等がそれにあたる。私の経験から
言うと、こういったことは当たらずとも
遠からず、ということも多いが、やはり、
直感を根拠より重視しては人間関係構築
に支障をきたすし、ストレスも増加する。
ただ、はっきり言えるのは、そうやって
決めつけてしまうのには、そうせざるを
得ない何かが過去にあった可能性が大だ、
ということだ。それこそが、根拠のない
決めつけの根拠なのだが、だとするなら、
過去にあったその何かに対して何らかの
形で本人の気の済むように対応するなり、
同じことが二度と起こらない環境を作る
必要が出てくる。これは周囲全ての人に
課せられる責務であり、特に、メンタル
ヘルス指導員が果たすべき役割は大きい。
────────────────────
決めつけるには決めつけるだけの、怒る
には怒るだけの経緯が、決めつける側や
怒る側にもある。その経緯について解決
が成されずに、本人の心にわだかまりが
あると、したくなくてもせざるを得ない。
それが「感情的理由づけ」だと私は思う。
しかし、したくなくてもせざるを得ない
経緯からの「感情的理由づけ」は、最も
多い自己破壊の形でもあり、ここは先ず、
「感情的理由づけ」をせざるを得ないと
いう環境の改善、決めつけている事柄の
真偽の確認、これらに取り組み、自らの
思考に情報を加えて、より正しい判断を
下すのに限る。少なくとも私はそう思う。
このように思うことが「認知の修正」だ。
────────────────────
「感情的理由づけ」をせざるを得ないと
いう状況にまで追い込まれている人には、
それと逆の状況、本人が満足し「感情的
理由づけ」をしなくて済むだけの状況を
体験してもらう必要がある。このことは、
甘やかしでも何でもなくメンタルヘルス
ケアとして必要な指導員の責務でもある。
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駄文の御閲覧、心より感謝申し上げます。
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カウンセリングルーム【弥九蔵の部屋】
心理カウンセラー メンタルヘルス指導員 / 50代後半 / 男性
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