日本のつまらない学校生活

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コラム
日本の小学校~高校生活はつまらない。少なくとも私は30歳になった今、そう

感じている。私はまじめな子どもであった。「眉そり禁止」、「白の靴下を履

け」「飴やガム禁止」「お金を持ってきてはダメ」「小学3年まで自転車禁

止」「制汗スプレー使用禁止」・・・いろいろな校則があった。私は、まじめ

だったため、すべての校則を順守していた。しかし、今考えると、何のための

校則だったのであろうか。このような校則を破ったところで、誰にも迷惑をか

けているわけではないし、自分の健康に害しているわけではない。もちろん、

日本の法律を破ったわけでもない。先生がこのような校則を守っているのかと

いうと、守っていない。眉も剃っているし、白以外の靴下も履いている。先生

は、子どもがこのような校則を破って、非行にでも走るとでも考えているのだ

ろうか?馬鹿げている。今考えるとそう思った。なぜ、私が校則を守っていた

かというと、校則を破ったことが、先生にばれると、全校集会で、さらし者に

なるからであった。今考えると、学校は、独裁国家であった。学校が決めたこ

とは、何が何でも守らないといけない。違反が見つかれば制裁される。あれも

だめ、これもだめという子ども時代を過ごすと、子どもは、委縮してしまい、

創造的な発想ができなくなってしまう。また、大人の凝り固まった、考えを子

どもに押し付けるのもよくないと思う。何か意見を言っても、否定されたり、

それは、こうしたほうがいいとか言われたりして。このようなことで、子ども

時代を過ごしてしまうと、みんな同じ考えを持つ大人が育成されていく。この

ままでは、日本の活力はどんどん落ちていく。このような子ども時代の生活

が、ちょっとでも違った考えや人とは違う行動をする人をいじめたりすること

による淘汰する行動につながっていくことではないだろうか。

子ども時代から、一人一人の持つ独特な個性を存分に活かすことのできる日本

になっていければとつくづく思う。

もちろん中には、校則のない自由な学校があることも承知はしている。
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