ご褒美で釣ろうとしたけど失敗した話

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コラム
人の意欲をかき立てようと"ご褒美"を提示することを
「人参をぶら下げる」
なんて表現します。

僕が中学生のときに
ちょうどPS2が発売されていて
どうしても欲しくて親にお願いしたら
「じゃあ、テストでいい点取ったら買ってあげるね」
といわれました。

どうしても欲しかったので
めちゃくちゃ頑張って勉強して買ってもらったのを覚えています。

そんな体験があったからか
"ご褒美を用意したら人は頑張れる"
と考えていたんです。

なので最近まで
子供たちが勉強を頑張れるように
「勉強を頑張ったらご褒美があるよ」
なんて甘言で勉強させようとしていたんです。

でもこれ良くないですね。

心理学の世界では
こういうのを"外発的動機付け"と呼ぶようです。

ご褒美で勉強へのやる気を上げるときの問題点は
1.勉強そのものへの動機付けが失われる
2.より大きなご褒美がないとやる気がでなくなる

例えば
「ご褒美がないなら勉強しなーい」
「そのご褒美じゃ満足できないから勉強しなーい」
みたいな。

最初はうまくいくんですよ。
でも長くは続かない。

勉強やってほしいけど
勉強の楽しさを失ってほしくない。

知らないことを知る楽しさや
できないことができるようになっていくのを嬉しく感じてほしい。

結局、子供の学習習慣を身につけさせるには
内発的動機付けが重要だと改めて感じました。

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