やってしまいがちな親の12の反応

記事
コラム
トマス・ゴードンさん著の"親業"の中に
子供からのメッセージに対する
ありがちな親の反応について書かれています。

読んでいて
「確かによくやりがちだ」
と思ったのでまとめてみます。

子供からのメッセージに対する親の反応はだいたい12のパターンになるという。

1.命令・指示
子供に何かするように(またはしないように)いう。

2.注意・脅迫
子供にあることをすればどんな結果が待っているかをいう。

3.訓戒・説教
子供に何をすべきか、しなければならないかをいう。

4.忠告・解決策などを提案
子供に代わって答えや解決策を出す。

5.講義・論理の展開
親自身の意見や考えなどで、子供の判断に影響を与えようとする。

6.批判・非難
子供に対して否定的評価を下す。

7.称賛・同意
肯定的評価や判断を示す。

8.バカにする

9.分析・診断
子供がどうしてその言動をするか原因を分析、解説する。

10.激励・同情
子供の気持ちをよくしようとする。

11.質問・尋問
親が自分で問題を解決するのに役立つ情報を子供から得ようとする。

12.中止・注意を他へそらす
問題から目を背けさせる。


以上の12のパターン。
よくやりがちな反応かと思いますが、

ここで大事なのは
【その言葉の裏に隠された意味やメッセージを意識できるか】
ということです。

子供を友人に置き換えてみるとわかりやすい。
友人とのコミュニケーションの中で
この12のパターンを使ったらきっと

・話がそれ以上続けられなくなる
・反抗的な気持ちになる
・怒りたくなる
・罪悪感を感じる
・尊重されていないと感じる
・自分は信用されていない
・自分のことを理解されていない
と感じるでしょう。

これは言葉の裏側に

・あなたは間違っています。
・こうなることがわからないんですか。
・あなたには考える力がありません。
・ダメです。
・それは重要なことではありません。

というメッセージが隠れているからです。
きっと言葉以外の非言語の部分でもメッセージを送ってしまっていると思います。

言葉の影響力は大きいですからね!
ぜひ注意して取り扱いたいものです。
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