まずは何でも疑ってみる~クリティカルシンキングのススメ~

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私は昔から、どちらかというと、警戒心が強い方。

だから、小さい頃に撮った写真で、私が天真爛漫に笑っている写真は、実は見つける方が難しい。

いつも、天真爛漫に無邪気に笑う、弟と妹の横で、一人真顔の警戒心丸出しで、写真に写っているのが、私だった。

人が大勢いるところでは、なおさら。

無邪気に笑っている弟や妹が誰かにさらわれてしまわないように、私は必至に周囲に注意を払っていた記憶がある。


つい最近、とある電子書籍出版のセミナーに出た。

参加者は、私と、あともう1人のお客様。

私は真剣にセミナーを聞いているつもりだったが、どこかで、この後に待っている高額の講座の案内を警戒していたのだろう。ふと、画面をみると、かなり怖い顔でセミナーに出席している私がいた。

うってかわって、もう1人のお客様は、画面の中からも、すごく電子書籍の出版に興味を持っているのがわかるくらいうなずいていらっしゃり、ノリノリのご様子。

きっと、セミナーをされている方も、私のようなお客様はやりにくいだろうなと、申し訳なく思いながら、でも、もう1人のお客様のようにはなれず、真剣に真顔でセミナーを聞いていた。

私は、主人の転勤もあり、今月末で現在やっている大学の仕事も辞め、4月からフリーランスでやっていく予定。

そのために、今までいろいろ準備をしてきたけれど、4月以降の課題は集客だろうと感じている。

集客には、2つの方法があると思う。
①身近な方からアプローチをしていく方法
②全く知らない方にアプローチをしていく方法

やっぱり、①から広げていくのが一番いい方法だと思い、今までは身近な方々にいろいろと協力をお願いしてきた。

でも、やっぱり、これにも限界がある。

興味を持って下さる方もいるけれど、そうでない方もいる中で、友人を失くしてまで①で広めようとは思っていない。

となると、やはり、②の全く知らない方へのアプローチが必要になってくる。
その時に、起爆剤になってくれるのが、電子書籍のよう。

今回のセミナーで、話を聞けば聞くほど、これはもう、「やるしかない」という気持ちになってきた。

さすが、相手もプロフェッショナル。
その気にさせるのがとても上手い。

その方にお願いしたら、きっと集客に困らない未来が待っているのだろう。
しっかりした本もできあがりそう。そんな気もしてきた。

講座はきっと高額だけど、集客ができるようになったら、きっとすぐに返せそう。

そういう風にも思ってきた。



でも、待てよ。



前にも、こんなことがあったよな。。。。



まず、大前提として、私には資金的な余裕は全くない。



現在も家計はマイナスで、独身時代の貯金を切り崩しながらやっている。
会社でいえば完全な赤字。

そんな中で、高額な講座に出る必要はあるのだろうか。

よく成功した人は言っている。
「思い立ったら、即行動」
「投資額と成功は比例する」


でも、それって本当に正しい?
そもそも、私に「成功」は必要?
そもそも、「成功」って何?

私は「成功」ではなく、ただただ、毎月安定した収入が欲しいだけ。
そして、欲を言えば、誰もが気軽にキャリアコンサルティングを受けられる文化を創りたいだけ。

文化って言えば大げさだけど、誰もが気軽にキャリアコンサルティングを受けてもらえる体制を整えたいだけ。

そもそもの話が続くけれど、、、、

そもそも、電子書籍の出版は、私にとって本当に必要?

出版するとしても、自力でなんとかできない?

自力でなんとかやって、どうしても無理なら、お願いするという方法もあるんじゃない?

自問自答は続く。



もしも、電子書籍を出版するとして、、、

その時の、私にとっての課題って何だろう。

一番の悩みどころは、「内容」と「ニーズ」の合致かなぁとも思う。

その点は、実績を出しているプロに見てもらいたいところではあるけれど、プロに見てもらう以外で他に方法はないものなのだろうか。

大前提として言っておくが、この電子書籍出版の講師の方に問題があるわけでは全くない。

その方が、私をだまそうとしているわけでもない。

その方は、正々堂々と、真摯にご自分のビジネスを自信を持って、されているだけ。

もちろん、直感に従って、飛び込むことも時には必要。
ただ、資金に余裕がない私。

こうやって、「本当にこれでいいのだろうか」「他に方法はないのだろうか」と考えてみたら、以外と他の方法が見つかったりすることもある。

私の中では、これが、クリティカルシンキングだと思っている。

はたして、私はどういう結論を導くのか、、、、
乞うご期待!



本来の、警戒心丸出しの私に立ち戻り、もうしばらく、自問自答のクリティカルシンキングを続けたいと思います。



ではでは、今日はこのへんで♪

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