会社では教えてくれない営業術 86 記憶に残る指導③

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ビジネス・マーケティング
今日もご覧いただきありがとうございます。
営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタント
Office M & Rの坂山一哉です。

記憶に残る指導 ③です。
今回は、前回の先輩と違い優しかった先輩の指導です。

この優しかった先輩。
毎日毎日こう聞いてくるんです。
「今日楽しかったことあったか!」って。
それもニコニコしながら聞いてくれるんです。

営業にとって楽しかった事。
当然新規での契約が取れた。
継続して使用を約束してくれた。
今後も継続して受注をしてくれる。などとなりますよね。

でも毎日毎日、それもニコニコして楽しかったことあったか?って
聞かれると、正直そんなにありません。

先輩に聞かれるから、何か楽しいことを報告しなければいけない!って
一生懸命に探してしまう。

でも、でもですよ。楽しいことがない日が増えるんです。
そして、
「今日は無かったです。」
「今日も無かったです。」ってなってしまう。

すると先輩は
「一生懸命にやっているのにね!明日もがんばろう!」って言い残し
帰っていくんです。

日々プレッシャーです。
そしてある時、先輩に逆に質問したんです。
「先輩は毎日毎日楽しい事ってあるんですか?」って。

すると先輩から一言。
「そんなに毎日毎日正直あるわけないよ!。
 でもそれを探すと言うことが大事なんではないかな?
 一生懸命楽しい事を探しながら仕事をする。
 それが大事やと思うよ。」と仰りました。

さらにこうも仰りました。
「そもそも仕事って楽しいか?
 辛いことも多いやろ。でも食べていかないといけないから仕事するよな。
 辛くても楽しい方がええやん。
 であれば、その仕事の中に何か楽しい事を見つける。
 本当にそれが大事やと思うんや。」
 何でもええねん。何でも。
 仕事に関係のないことでもええよ。
 お昼食べたご飯が美味しかったとか、
 新しく入ってみたラーメンが美味しかったとか」って
おっしゃったんです。

如何でしょうか?
実はこれ、後で分かったんですが
仕事をするためには、やはり一生懸命しなければいけないこと。
さらにそのためにはどうすればええかを考えること。
そして何よりも、全て顧客との面会のためだったんですよね。

一生懸命するから、仕事上で伝えることが増える。
そして楽しい事を伝える事で、顧客も喜ぶかもしれない。
何よりも顧客に話題を提供できる。

こいういうことを含めて指導をしてくれていました。
優しさの中にも奥が深い指導だったな!って今でも思います。

如何でしょうか?
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