【新卒採用】就活における5つの学歴フィルター

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こんにちは!Yasuです。

就活をされている方の中で、
「就活って学歴フィルターはあるの?」
「学歴が一流じゃないと、具体的にどのようなハンデがあるの?」
と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

残念ながら学歴フィルターは存在します。
2年前に就活をした際、特に大手の日本企業は顕著だと思いました。
私自身学歴がそれほど良くないため、悔しい思いをすることも…

ですが、前もって把握しておけば私ほどショックを受けないはずです。

筆者ってどんな人?
2019年卒で、総合商社にて勤務しております。
出身大学はMARCHレベル。
就活時は幅広く業界を見ており、40社にエントリー。面接も70回以上受けていました。
結果的に外資金融、外資コンサル、大手食品メーカー、広告代理店を含む6社から内定をいただき、現在は就活アドバイザーも行っています。

就活(新卒採用)における学歴フィルターとは?

そもそも学歴が良いと一流企業に受かりやすいのでしょうか。
ダイヤモンドオンラインの興味深いデータがありました。

以下は総合商社4社における新卒内定者の出身大学ランキングです。

ダイアモンドランキング.png

もはや学歴だけで就職が決まる時代ではないが、それでもやはり「有名ブランド」は強かった。
就職人気が最も高い総合商社では、大手4社全てで慶應義塾大学が採用数トップとなった。商社の2位と3位は早稲田大学と東京大学が分け合っており、人気企業に有名大学の学生が集中していることが分かる。
引用元:ダイアモンドオンライン

これが実情なんですね…

学歴フィルターは取れてきたといいつつも、やはり慶応義塾大学や早稲田大学のブランド力は強いようです。

ダイアモンドオンライン調べによると、金融やほかの業界でも同様に学歴至上主義が残っているとのことでした。

高学歴でない私からすると、早く学歴社会が解消されてほしいと願っています。

ここからは学歴フィルターの事例を挙げていきます。
あくまで私個人or友達の事例なので、すべての会社に当てはまることではないことご了承ください。

「こんなことがあるんだ」という目線で読んでもらえればと思います。

1. 説明会に参加できない

説明会.jpg

私の就活時、出身大学で説明会の参加者を絞っている企業が多く見受けられました。

具体的にどういうことかというと、マイページやメールにて説明会の案内自体は来るのですが、予約画面に映ってみるとすべての日程に
「満席」
と出ているのです。

「人気のセミナーだからなのでは?」
と思う方もいるかもしれませんが、
メールが来た1分後に開いた時も満席でしたし、そういった企業が何社もありました。

人気企業は説明会に参加できる人を学歴で足切りしているようですね。
「満席」と出ている人もいる中で、「皆さんとお会いできることを楽しみにしています」と案内が来るのですから、大人の世界は怖いですね。

2. エントリーシートが通らない

ES.jpg

学歴フィルター例で、一番馴染みがあるかもしれません。
学歴によってエントリーシート(ES)すら読んでもらえないことも残念ながらあるようです。
超大手企業だとMARCHレベルが足切りのボーダーになっていますね。

人事部の社員も有限ですので、しょうがないことかもしれません。

余談ですが、大手企業ではES審査にAIが導入され始めていると知り合いから聞きました。
「機械に文章のレベルや熱意が伝わるのかよ」
と思いますが、学歴フィルターをかけられるよりはずっとフェアですよね。

この技術がもっと広まって、「学歴でESが落ちること」がなくなることを祈っています。

3. テストセンター、Webテストの合格点数が高い

SPI.jpg

これは友人から聞いた話ですが、企業によっては「出身大学で合格点のボーダーを変えている」というのです。
衝撃的ですね。

私はポジティブなので、「点数が高ければ学歴が悪くてもESを見てもらえるのか!」と捉えましたが、皆さんはいかがでしょうか。

事実、学歴がそこまで良くなく一流企業から内定をもらった学生の多くはSPIやWebテストを極めている傾向にあります。

私もその一人で、就活時はかなり準備を重ねましたし、ゴールドマンサックスのSPIも通りました。

自分の総合商社のMARCH卒同期も
「SPIを完璧にこなせない就活生は論外だ」
と豪語しています。

4. リクルーターがつかない

リクルーター.jpg

みなさんは、”リクルーター” 制度をご存知でしょうか。
以下引用です。

リクルーター制度とは、社員が新卒者の採用活動に関わる制度です。
この役割を担う社員をリクルーターと呼びます。
優秀な新卒人材を確保するためには、先手先手の人事戦略が功を奏します。人事では動けない規制時期の活動、人事活動のマンパワー拡充の対策として導入されているリクルーター制度。人材の発掘、確保が重要課題の企業や新卒就活生のメリットが大きいとして注目されています。

夏・冬インターンで人事から目をつけられ、リクルーターがつく場合もありますが、多くの場合、ES提出後に企業から出身大学のOBを紹介されます。
そのためどうしても名門大学の就活生が優位になってしまうのです。

日本の大手企業では「リクルーター選考」が行われ、何回かOB訪問を繰り返したのち、すぐ内々定。6月1日に役員と握手。と言った流れも少なくありません。

なんの優遇もなく一次面接から受け続けた自分からすると、素直に羨ましすぎます!

とはいえ先に述べたように、インターンで優秀な成績を修めれば人事からリクルーターを紹介してもらえることもあるので、早めに就活の準備を始めることで一流大学出身者に並べると思います。

私もインターンに参加した企業からリクルーターを紹介してもらったことがありました。

5. 学業の頑張りを評価されづらい

勉強.jpg

就活時、私が強く感じていたバイアスです。

自慢ではありませんが、私は大学の中でもかなり高いGPAを持っていました。
勉強の仕方にはこだわりがありましたので、インターンの面接時は、GPAを上げる努力について話していたのです。
ところが選考結果は毎回芳しくありませんでした。
それどころではなく、面接官に響いている気配がなかったのです。

あくまで持論ですが、現代の就活市場では、
有名でない大学で勉強を頑張った人< 有名大学で勉強そこそこの人
と評価されてしまうようです。
ちょっと悲しいですね。

そのため、学歴に自信がない方は
「学業以外で取り組んだユニークなエピソード」を話していくと選考で通りやすいのではないかと思います。

私の勉強方法にユニークさがなかっただけかもしれませんが、学業の頑張りは良い学歴があって初めて評価されるのではないかと思っています。

まとめ「学歴フィルターを言い訳にするな」

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今日は「就活における5つの学歴フィルター」というタイトルで、実際に私が体験したor友達から聞いた学歴フィルターの実情を紹介していきました。
就活を始めたばかりの方には少し衝撃的だったかもしれません。

こういう話を素直にOB訪問で伝えると、学生がモチベーションを下げてしまうことがあります。

しかし、実情を知ったうえで自分を叱咤激励をしてほしいなと思っているのです。
面接まで進んで会ってしまえばこっちのものです。
多少学歴に差があっても人間的な魅力を面接官にみせつけることができれば、絶対高学歴に勝てます!
私自身もそうでした。

「誰よりも学生生活努力して、準備したのに学歴のせいでESすら通らなかったわ」
という人はそんな人材を見る目がない企業に行かなくてよかったとポジティブに捉えましょう。
学歴だけに頼って新卒採用を行っている会社に未来はありません。

就活はあくまでマッチングですので、必ずあなたにぴったりの企業が他に見つかるはずです。

自身の就活を思い出し、少し熱くなってしまいましたが、今日はここまでにします(笑)

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