人間関係でもう悩まない

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アドラーの有名な言葉で
【すべての悩みは対人関係の悩みである】
というものがあります。

確かに僕も、人間関係ほど、
ややこしい物はないと思っています。

うつ病の原因で一番多いのが
「職場のストレス」らしいです。
正しくは「職場の人間関係のストレス」

僕もうつ病とまではいきませんが、
職場の人間関係にはハゲるかと思うくらいかなり悩まされました。
その人間関係が原因で、仕事に行くのが嫌過ぎて、動機が止まらず、
一睡もできない程悩んだ事もありました。

今回はそんな
「人間関係リセット術」
について話したいと思います。

"嫌い"を"好き"に変える
まず、多くの人は苦手だと感じた相手
とどうしても、接点を持たなくてはいけない時にその相手を変えようと、
膨大なエネルギーを注ぎ、結果的にそれがストレスになり疲弊してしまいす。

他人は変えられません。
唯一変えられるのは自分自身です。
それに
他人を"変えようとする人"も
"変えられられようとする人"も
ストレスと苦しみを生み出し
いい事なんてありません。

"他人を変える努力"より、
"人間関係"を変える努力をして下さい。

人間関係を変える第一歩は
"相手を肯定"する事。
相手の欠点やダメだと思う人間性を一旦、認める事で
はじめて人間関係を良好にする為の
スタートラインに立てます。

あなたが、言葉にしなくとも
「あの人苦手だなぁ・・・」
と思っている以上相手とは心理的に
フラットな関係ではなくなります。

それとその"苦手な感情"は
表情や態度で必ず相手に伝わり
相手もあなたと同じ
行動をとるようになります。

そんな状態では双方良好な関係を築く事は出来ないでしょう。

"嫌い"という感情は"脳のエラー"
"相性がいい・悪い"
なんてただの思い込みに過ぎません。
"相性がいい"と思える相手でも
単に初対面のお互いの印象が良かっただけです。

本質的な部分における
相性の良し悪しなど存在しません。

なので、出会ったばかりの人の
印象が良くなくても
「この人とは相性がよくない」
とすぐにラベリングしないで下さい。

先入観で早まったジャッジをしないで下さい。

脳のエラーを信じない人が上手くいく
人間の"怪" "不快"は「偏桃体」で判断されます。
人の好き嫌いに限らず、
脳は身の回りで起こる全ての出来事に
ついて必ず"怪" "不快"を瞬時に判断します。

この脳のラベリングは
初めての反応(第一印象)
によってほとんど決定されます。

「偏桃体」は魚類にも備わっている
非常に原始的な生体防御システムです。

偏桃体の働き
・危険な食べ物は二度と口にしない
・危険な場所には二度と行かない
・危険な外的と二度目に遭遇したら直ちに逃げる

このように"偏桃体"は
"不快"を避ける行動を促し
生存確率を高める役割を担います。

人間の印象は初対面で90%決定し
後からその印象を変えるのは非常に難しいとされており、
これを「初頭効果」と呼んだりします。

脳は"怪" "不快"、"好き" "嫌い"
の二者択一で初対面の人間を
判定し無意識にレッテルを貼ります。

もう一度言いますが
"嫌い"は脳のエラーです。

相手の内側を知りもせず
一瞬で"嫌い"というレッテルをはるのは
あまりにも勿体ない事です。

もしかしたらその人が
自分の人生に大きな学びを
与えてくれる重要な人かもしれません。
又は
この先、唯一無二の親友や、
パートナーになる人かもしれません。

即座に相手を"嫌い"と決めつける前に
"相手を知る努力"をする事で
あなたの世界は今まで以上に
豊かなものになるでしょう。

ではまた!!
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