孤独は悪か?

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学び
私たちは「孤独」と聞くと
ネガティブなイメージを膨らませ
淋しさや悲しさを連想する人の方が
多いのではないでしょうか?
しかし、本日の記事を読む事で
「孤独でいいじゃん!」
「孤独最高!」
という気持ちに変化している
自分に気付くかもしれません。

孤独を愉しむ
今の時代は人と人との繋がりが
協調され、スマホなどの機器を通じて
やり取りをしていないと不安になる人も
多いのではないでしょうか?

誰かと繋がりたいと「いいね」を押し
写真を載せて共感を得ようとする。

とにかく人から外れたくない、
同じ輪の中に居たいとあがいている人
は増えたように感じます。

孤独を愉しむ事が出来る人は
一人の時間を孤独だと捉えず
自分と対面する時間
だと思っています。

一人の時間を持つ事で、
本当の自分を知る事が出来ます。

自分はどう考えているか。

何がしたくて、何をすべきか。

何を選べばいいか。

自分と向き合い、
思考を巡らせる事で
自ずと自分の納得する
生き方が見えてきます。

「淋しさ」と「孤独」は別物
淋しさとは一時の感情であり
孤独とはそれを突き抜けた
一人で生きていく覚悟です。

淋しさは何も生み出さないが
孤独は自分を厳しく
見つめる事ができます。

若い人達の自殺の原因のほとんどは
友達や知人から遠ざけられ嫌われ、
もはや生きていけないと思い込んで
しまうところからきています。

つまり、淋しさが原因になる事が多い。

1人でいる事=淋しさではありません。
自分の中で「孤独はみじめ」だという
思い込みが自分を苦しめている
という事に気付きましょう。

孤独になる事で得られる
メリットは沢山あります。

社会的なプレッシャーから離れられる
自分の価値観や興味を再認識できる
自主性や選択力が高まる
心理的に健康になる
など

孤独の”弧”は個性の”個”
孤独を知らない人は
個性的になれません。

「弧育てとは個育て」
”弧”を育ててきた人は
気づかぬうちに”個”
が育っているものです。

人を恐れる、人の真似をする、
仲間外れになる事を恐れる。

そんな事を続けているとあっという間
に”個”が失われていきます。

”弧”の時間を大事にする事で
”個”は育ち
魅力的な人間になります。

スマホが淋しさを助長する
「孤独は山になく、街にある」
哲学者 三木清
「人生論ノート」
の一節です。

街には大勢の人々が行き交うが
誰一人として心も交わさず、
言葉も交わさずより一層、
疎外感を感じるという意味。

他人とのコミュニケーションの
手段が増えれば増える
ほど淋しさは増します。

友達や恋人とlineで繋がり、
上手くいっている時はいいですが、
返事が遅かったりすると、
「なんか悪い事言ったかな?」
「ちょっと言い方強かったかな?」
と気にかかり、スマホに
振り回される事になります。

便利なツールが出来れば出来る程、
人の気持ちは追い詰められてゆき、
余計な事を考えて不安になります。

そんな時は一度スマホを離れて
みるのも一つの手です。

スマホを持たずに幸せに
暮らしている人は大勢います。

これまで気づけなかった
美しい自然がある事に気付けたり
ストレスは軽減し、
本当に大切にしなくちゃいけないものに
気がつく事もできるでしょう。

孤独は人を成長させる
自信のない人程、物事を決める時、
誰かに相談したがります。

誰かに相談して決めれば
「その人の意見に従っただけ」
という逃げ道になる事を
知っているからです。

だいたいの相談事は既に
自分の気持ちは固まっていて、
最後の一押しが欲しくて
相談しているに過ぎません。

孤独の中で悩み、苦しみ、
答えらしきものを得るそういう時間の
積み重ねで人は成長します。

皮肉な事に孤独を恐れ、自分を
抑えて他人に合わせていると
孤独感は増すばかりです。

いつも他人と群れていてばかりでは
成長するはずもなく表面的に
付き合いのいい人間が
出来上がるだけです。

-まとめ-
孤独を愉しむことを知っていれば
1人の時間が何者にも代えがたく
人生がより愉しくなるでしょう。
人間誰しもが最後は1人です。


ではまた!
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