私は3年間勤めた会社を退職しました。環境の変化と過度なストレスに心がついていけず、パニック症になってしまいました。
私の場合は、急な激しい動悸から始まりました。外出先での動悸だったので、それがトラウマになり外出することも避けるようになりました。
何かの病気になったのではないかと思い、内科を受診しましたが、異常はなく心療内科で診てもらう事になり、パニック症だという事を告げられました。
最初は動悸などの発作を抑えるために、抗不安薬のみの処方をしてもらいました。
発作が起きたときに服用したり、外出前に服用しておくとなんとか大丈夫でした。
ただ予期不安といって、またこの場所にいくと発作が起きるのではないだろうか?と先の不安を考え、足を踏み出す事が出来なくなり、色々な場所を避けて行く事は治りませんでした。
その事を心療内科に行ったときに伝え、パニック症には脳のセロトニン不足からきている事のお話を聞き、セロトニンを増やすお薬として、抗うつ薬を処方されました。
私が処方された抗うつ薬は、レクサプロ10mgです。
薬に対しての恐怖感もあったため、いきなり10mg服用せず、半分の0.5mgから服用を始めました。
レクサプロは副作用が少ないと聞いていたのですが、私には副作用がでてしまいました。
症状としては、だるさや軽い動悸、不安感でした。ただ、我慢して2週間服用するとその副作用はなくなりました。
それから、10mgに増やし1年程服用を続けました。抗うつ薬は、抗不安薬とは違って即効性のでる薬ではないため、服用してすぐに効いてるという実感はありません。
ただ、長期でみると回復してることが分かりました。
私の場合、予期不安で避けていた場所に行くことができるようになりました。
マイナス思考や不安な事ばかり考えてたのが、レクサプロの服用を始めてから、前向きな考えを持つことが出来ました。
泣いてばかりの日々もなくなり、仕事復帰するところまで回復しました。
病院の先生とも相談をし、お薬をやめる方向になりました。
レクサプロは離脱症状も少ないと言われてる抗うつ薬です。
私は減薬するときゆっくりと時間をかけました。
10mg飲んでいたレクサプロを0.5mg1ヶ月服用、0.25mgをまた1ヶ月服用と徐々に減らして、特に心配な離脱症状もなく、やめることができました。
抗うつ薬や抗不安薬などは抵抗感や、恐怖感などが出てくるのですが、治療のためにはきちんと服用して回復していくことが大事だと思います。
体験談はここまでです。
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