うつ病の体験談【無理して明るく振舞ってそのあと落ち込んでしまって辛かった】

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私は気が小さいので、相手の期待通りになろうとして無理して明るく振舞ってしまいます。

結果職場でも、本当は激務で辛いのにひょうひょうと振舞ったり、泣き言を言わずにニコニコ仕事を引き受け続けていました。

そしていきなりキャパオーバーになり、うつ病を発症してしまいました。

職場や友達の前では明るくお調子者として振る舞い、家庭では笑顔がゼロの状態でした。

見かねた妻から心療内科の受診を勧められてうつ病の診断をうけました。

その話を会社や職場ですると「え、お前が?」という意外そうな反応ではありましたが、仕事の負荷を考えると病気になっても仕方ないレベルだったので、すぐに休職の手続きに入ることができました。

会社を休んでいる間も、心配した同期や学生時代の友達が声をかけてくれました。

気を使いながらも飲みに連れだしたり、自宅に遊びに来てくれたりいつも通りに振舞ってくれました。

そういう心遣いがなければ自分がうつ病から脱却できたかわからないですが、闘病中はそうした時間も大変でした。

せっかく声をかけてくれたのだからという気負いと、もともと相手の空気を読んでしまう自分の性格から、同期や友達の前ではいつもどおりお調子者として振る舞い、自分のうつ病ですらネタにしてふざけたりしました。

そうした中で仲間からは「なんだ、元気そうで安心したよ。」「休暇だと思って気楽に過ごせよ。」と優しい言葉をかけてもらいました。

しかし、うつ病の自分はそうした会合が終わってからの揺り戻しがとんでもなく辛かったです。

こんなに元気に振舞えたということは、自分は本当は病気じゃなくてサボるために仮病を使っているんじゃないか。

「元気そう。」という言葉は「元気ならさっさと復帰しろよ。」という意味ではないのか。

「気楽に過ごせ。」というのは「こっちは必死で働いているのにお前は気楽な立場でいいよな。」という嫌味ではないのか。

と、会った後に帰った自宅の布団の中でどんどん考えてしまい、睡眠薬を飲んでも眠れなくなってしまいます。

友達に発した自分の一言一言が鮮明に思い出されて、自分の発言の中に失言はなかったか、そもそも本当に友達と思ってもらえているのだろうか、とどんどんネガティブな方向に考えが及んでしまいました。

結局一番ひどい時期は、1回人と会うとそのあと5日間寝込んで、またやっと1回人に会ってまた元気なふりをするという繰り返しでした。

そうやって元気な風を取り繕ってしまう自分の性格もうつ病になった原因の一つかと思いますが、闘病中はとてもそれを悩んで苦しみました。


体験談はここまでです。
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