英検って受けるべき?S-CBTってなんなの!?

記事
学び
みなさんこんにちは。
昨年に準2級・2級、今年に準1級を受験して、
私自身、英検に関して少し理解が深まりました。

そこで自ら受験して得た情報や、実際に感じた事、学習のコツなどを
記憶が新しいうちに、少しずつ整理しながら書きたいと思います。
今、試験に向けて頑張っている方や、英検受験を検討している方に少しでもお役に立てればと思います。

「英検とは?」という所を紹介できればと思います。。

1、英検とは?

4技能(読む・書く・聞く・話す)から総合的な英語力を測る日本で作られた検定試験です。

2、英検を受けるメリットデメリット

英検の受験を通して、個人的に感じたメリットとデメリットをまとめました。

【メリット】
・自分のレベルを客観視できる
・英語学習のモチベーションを維持できる
・階級別なので、しっかりステップアップができる
・国内の中学・高校・大学受験にで優遇されることがある

【デメリット】
・国内以外では資格の効力を発揮しない
・スピーキングテストはありますが、実際の英会話力とは異なる力が求められる
・合格がゴールとなってしまいがちで、本来の英語学習から道がそれてしまう恐れがある。

3、英検従来型、英検CBT、英検S-CBTって何?違いは?

英検の受験スタイルは大きく分けて3つありましたが、
2021年4月に「英検CBT」と英検「英検S-CBT」が統合されましたので、
大きく分けて2つの受験スタイルとなりました。

ざっくりとした違いを言うと、
「従来型」…筆記型試験
「英検S-CBT」…オンライン型試験 です。

この2つの違いを、メリットデメリット含めてまとめていきます。

【従来型の特徴】
・全級対応
年に3回のチャンスがある
・1次試験(読む・書く・聞く)に合格後、後日2次試験(話す)が行われる

【S-CBTの特徴】
・5級・4級・1級は非対応
・オンラインといっても自宅受験は不可。テストセンターにて実施。
・基本的に毎週土曜日試験が実施される
・4か月に2回、1年で最大6回の受験が可能
・1日で4技能全てを受験する
・スピーキングは吹き込み式
・読む・聞くパートは、PC画面上でマウス操作による解答
・ライティングはタイピングか手書きか選択可能

「英検S-CBT」は比較的新しい受験スタイルで、
知らない方もまだまだ多いと思います。
従来型と比べて、1日で4技能全てを受験できることが最大の違いかと思います。
また、スピーキング試験のない5級・4級、スピーキングで受験者の解答によって試験官が更に質問をしていく1級には対応していないということも覚えておきたいです。

続いてはそれぞれのメリット・デメリットを考えていきます。

4、従来型、S-CBTのそれぞれのメリット・デメリット

【従来型のメリット】
・1次試験・2次試験に分かれているので、的を絞った学習ができる。
・1次試験から2次試験まで、3週間ほど空いているので、スピーキングが苦手な方は、たっぷり準備期間が設けられる。

【従来型のデメリット】
・年に3回しかチャンスがない。日程が限られている。
・1次試験(読む・書く・聞く)に合格しないと2次試験(話す)に進めない。

【S-CBTのメリット】
・1日に4技能全てが受験できるので、時間がない方にはメリット。
※S-CBTでは、4技能が1日で受験できますが、合否判定条件は従来型と一緒です。従来型の1次試験に値する3技能の点数が合格点を満たしていなければ、スピーキングの点数が良くても不合格です。

・上記の通り、スピーキングができても他3技能が合格点以下であると不合格になるが、全4技能を同日受験できることにより、
自分はどの技能が出来ていて、どの技能が足りないのかが1日で明確になることにより、学習計画が立てやすい。

・年に最大6回のチャンス
・パソコン上での試験なので自分だけの空間を作り集中しやすい
・スピーキングはパソコンに吹き込む形式なので、対面が苦手な方は緊張が緩和される
・ライティングに関しては、筆記かタイピングかを選択できる。

【S-CBTのデメリット】
・スピーキングが苦手な場合でも準備期間が作りにくい
・会場の雰囲気やパソコンの操作に慣れるまで集中力が阻害される場合がある
・専用の機材が整った英検テストセンターでの受験となり、必ずしも家の近くで受験できるわけではない。
(例:東京都心11か所、埼玉県では4か所しか会場がない)

5、まとめ

いかがでしたか?
自分が英語学習を進めていくうえで、英検を受験するべきか。
また、2つの受験方法があることと、それぞれの特徴について、
少しでもいい情報が共有出来ていたら嬉しいです!!

従来型と、S-CBT型、どっちが受かりやすいの?!
合格を目指す上で気になる所ですね。
もちろん英語の力がしっかりあればどちらでも合格できますが、
完全に個人の意見で、どちらがおすすめか!?
と言う部分を次回まとめていきたいと思います。

それではまた次回!!


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す