営業力UP‐stage372-

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ビジネス・マーケティング
お客様が前のめりに話を聞いてくれたら、どうですか?
誰もが嬉しいですし、理想ですよね。でも、そんなことって理想であって
無理でしょ?と思ったあなた。

実はあるんです!

今回は、お客様が前のめりに話を聞くようになるバナーム効果を解説します。

バナーム効果とは?
⇒誰にでも当てはまるような曖昧な記述や発言を聞いた時に、「自分のことを
言い当てた」「分かってくれてる!」と勘違いしてしまう心理のことです。
意識して聞いたことがないだけで日常生活の様々な場面で起きています。

〇占い~日常生活~
占いでもバナーム効果が使われています。
「悩みがありますよね」のような質問一つにとっても、大なり小なり何かしらの悩みをみんな抱えているものです。そう考えれば、「悩みがありますね」といった質問は誰にでも当てはまりますよね。

〇営業活用例①:求人広告営業
「今から10年後に備えて人財を強化していおきたいと思ったことはありませんか?」
この質問をすることで、経営者から「よく分かってるな!」と感じさせることができます。この質問はよく考えれば、どんな経営者でも当てはまりますよね。

〇営業活用例②:エステ/脱毛
肌質検査や無料カウンセリングの時に「最近、お疲れなんじゃないですか?」と一言をかけたりすると、「なんで分かるんですか?」と一気に信用されます。
でも、毎日一生懸命働いているのに、疲れていないなんてほぼありえないですよね。

〇2つの営業活用ポイント
営業に活用する時に大事なポイントは2つ。

①「みなさん」ではなく、「あなた」を使う事

②曖昧な抽象的表現にすること

バナーム効果を活用するにあたって大事なポイントになります。
ご自身が売る商材やサービスに当てはめて試してみてください!

〇注意点
バナーム効果は、信用を得てお客様が前のめりになって話を聞くのにとても役立つ心理効果ですが、
①使いすぎない
②しっかり観察して言う
③悪用しない
という3点にだけ注意を払う必要があります。
これらを守って頂く事が私からのお願いです。

いかがでしたか?
バナーム効果は、恐ろしいほど相手の関心を一瞬にして向かせる事ができます。
細心の注意を払い、有効活用して、あなたの営業に役立ててください!

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