前任者が作った表を引き継いだ。動いてはいるが、中身が分からない。
どこかを直したいが、触ったら何が壊れるか読めない——。
この記事は、その状態から安全に手を入れるための手順をまとめたものです。
実際にご依頼をお受けするときに私が踏んでいる順番を、そのまま書いています。
読んで得られるのは「この関数を使えば直る」という知識ではなく、
壊さずに進めるための段取りです。順番を守るだけで事故はかなり減ります。
■ 大原則:直す前に「戻れる状態」を作る
最初にやることは調査ではありません。退路の確保です。
引き継いだファイルで最も多い事故は、原因究明の過程で上書きを重ね、元に戻せなくなることです。
壊れた数式そのものが、何をしようとしていたかの唯一の手がかりなのに、
それを消してしまうと復元の材料がなくなります。
具体的には、次の3つを先にやってください。
1. 原本を別名で複製し、原本には一切触らない(売上管理_原本_触らない.xlsx のような名前にする)
2. 作業用のコピーを作り、そちらだけを触る
3. クラウド上のファイルなら、バージョン履歴が有効か確認する
(Googleスプレッドシート:ファイル > 変更履歴。OneDrive/SharePoint:バージョン履歴)
これだけで、「やり直しがきく」状態になります。所要時間は3分です。
■ ステップ1:シート構成を先に把握する
いきなり数式を読み始めないでください。先に地図を作ります。
見るのは次の4点です。
・シートは何枚あるか。名前は何か
・非表示のシートは無いか(シート見出しを右クリック → 再表示)
・どのシートが「入力するところ」で、どれが「計算するところ」で、どれが「見せるところ」か
・シート間の参照はどちら向きか(Aを直すとBが動くのか、その逆か)
非表示シートは特に重要です。引き継ぎファイルでは、
作った本人が「触られたくない計算用シート」を隠していることが非常に多く、
そこを知らずに他を直すと、原因不明の不整合が出ます。
紙でもメモ帳でもいいので、シート名と役割を書き出してください。
これをやるかやらないかで、この後の作業時間が変わります。
前任者が作った表を引き継いだ。動いてはいるが、中身が分からない。
どこかを直したいが、触ったら何が壊れるか読めない——。
この記事は、その状態から安全に手を入れるための手順をまとめたものです。
実際にご依頼をお受けするときに私が踏んでいる順番を、そのまま書いています。
読んで得られるのは「この関数を使えば直る」という知識ではなく、
壊さずに進めるための段取りです。順番を守るだけで事故はかなり減ります。
■ 大原則:直す前に「戻れる状態」を作る
最初にやることは調査ではありません。退路の確保です。
引き継いだファイルで最も多い事故は、原因究明の過程で上書きを重ね、元に戻せなくなることです。
壊れた数式そのものが、何をしようとしていたかの唯一の手がかりなのに、
それを消してしまうと復元の材料がなくなります。
具体的には、次の3つを先にやってください。
1. 原本を別名で複製し、原本には一切触らない(売上管理_原本_触らない.xlsx のような名前にする)
2. 作業用のコピーを作り、そちらだけを触る
3. クラウド上のファイルなら、バージョン履歴が有効か確認する
(Googleスプレッドシート:ファイル > 変更履歴。OneDrive/SharePoint:バージョン履歴)
これだけで、「やり直しがきく」状態になります。所要時間は3分です。
■ ステップ1:シート構成を先に把握する
いきなり数式を読み始めないでください。先に地図を作ります。
見るのは次の4点です。
・シートは何枚あるか。名前は何か
・非表示のシートは無いか(シート見出しを右クリック → 再表示)
・どのシートが「入力するところ」で、どれが「計算するところ」で、どれが「見せるところ」か
・シート間の参照はどちら向きか(Aを直すとBが動くのか、その逆か)
非表示シートは特に重要です。引き継ぎファイルでは、
作った本人が「触られたくない計算用シート」を隠していることが非常に多く、
そこを知らずに他を直すと、原因不明の不整合が出ます。
紙でもメモ帳でもいいので、シート名と役割を書き出してください。
これをやるかやらないかで、この後の作業時間が変わります。