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18名の製造業がClaude CodeとCodexを実務に入れるまで|経営者が自分でやった記録

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2026年08月14日 13:40

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「AIを入れたい」と思っても、何から手をつければいいか分からない。そういう状態から始めて、いま自社の実務で毎日使っています。

常時雇用18名の製造業です。私は代表で、エンジニアではありません。プログラムは書けませんし、ITの部署もありません。

それでも、この半年で次のものが動くようになりました。

・会社のホームページを、企画から本番公開まで自分たちで作った

・商品情報を62件、1分ごとに自動で確認して、変化があったときだけ通知が来る仕組み

・使える補助金を286件の一覧から4件まで絞り込んだ

どれも外注していません。私がAIに指示を出して作りました。使っているのは Claude Code と Codex の2つです。

ただし、最初からうまくいったわけではありません。むしろ失敗のほうが多くて、同じ間違いを何度も繰り返しました。

・指示書に「これは触るな」と書いたら、間違いが直らないまま固定された

・「確認済み」と書いた前提が、2日で27件ひっくり返った

・4件だと思っていた不具合が、実際には22件あった

・従業員数を自分で推定して進めていたが、本人に確認すれば5秒で済んだ

この記事は、成功談ではありません。何を間違えて、どう直したかの記録です。

【この記事で書いていること】

・最初に何をやったか。そして何が無駄だったか

・「AIに何を頼めばいいか分からない」をどう抜けたか

・指示の出し方で、結果がどれだけ変わるか

・Claude Code と Codex をどう使い分けているか

・失敗を忘れない仕組み

・経営者が自分でやる範囲と、やらないほうがいい範囲

【この記事に書いていないこと】

・プログラミングの解説

・特定ツールの操作手順

・「AIで年収が上がる」といった話

■ 最初にやったこと、そして無駄だったこと

最初の1週間でやったのは「使い方を調べること」でした。これはほぼ無駄でした。

理由は単純で、調べても「自分の会社の何に使えるか」は出てこないからです。出てくるのは一般論で、うちの現場には当てはまりません。

代わりに効いたのは、次の順序でした。

・いま手作業でやっていることを、思いつく順に20個書き出す

・そのうち「毎週やっている」ものに印をつける

・印がついたものから、いちばん単純なものを1つ選ぶ

・それだけをAIに頼む

最初に選んだのは「会議の録音から議事録を作る」でした。理由は、失敗しても誰も困らないからです。

いきなり基幹業務に手を出さないこと。これが最初の教訓です。

■ 「何を頼めばいいか分からない」を抜ける

多くの経営者がここで止まります。私もそうでした。抜けたきっかけは、頼み方を変えたことでした。

【効かなかった頼み方】

「業務を効率化して」

「何かAIでできることを提案して」

これは何も出てきません。相手が判断できる材料がないからです。

【効いた頼み方】

「この作業に毎週2時間かかっている。ここを短くしたい」

「この資料を毎月作っている。元データはここにある」

違いは「現状の数字」があるかどうかです。時間、頻度、件数。この3つを言えると、途端に話が進みます。

そして重要なのは、AIは「あなたの会社のことを知らない」という点です。記録にないことは、正確には出せません。だから最初に、こちらが事実を渡す必要があります。

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