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公認会計士監修|経理業務のAI活用プロンプト集

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CFOの数字ラボ

2026年07月16日 12:48

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仕訳・チェック・資料作成を時短。公認会計士が現場で使う型を収録

はじめに

「AIが経理の仕事を変える」と言われて久しいですが、実際に使ってみると「何を聞けばいいかわからない」という壁にぶつかる方が多いのではないでしょうか。

このプロンプト集は、中小企業の経理担当者・管理部門マネージャー・一人経理の方が、今日からコピペで使える実践的なプロンプトを30個収録しています。

筆者自身がCFOとして月次決算・予算管理・監査対応・税務申告をこなす中で「これは本当に効率が上がった」と実感したものだけを厳選しました。華やかなデモではなく、地味だけど確実に30分を15分に変えるプロンプトです。

この記事の使い方

  1. 自分の業務に近いPartから読み始める

  2. プロンプト本文をコピーして、【 】内を自社の情報に書き換える

  3. AIの回答を必ず自分の目で確認してから使う

対応AI

  • ChatGPT(GPT-4o推奨)

  • Claude(Sonnet以上推奨)

  • その他、長文入力に対応した生成AI


Part 1: 月次決算の効率化(プロンプト10個)

月次決算は経理の基幹業務であり、最もAI活用の効果が出やすい領域です。「チェック」「分析」「ドラフト作成」の3つの切り口で、決算早期化と品質向上を同時に実現します。


1-1. 仕訳チェック

ユースケース

月次締め後に経理担当者や新人が起票した仕訳の妥当性を確認したいとき。上長レビューの前段階として、明らかなミスを機械的に洗い出す。目視チェックの補助として使う。

プロンプト本文

あなたは上場企業の経理マネージャーです。
以下の仕訳リストを確認し、誤りの可能性がある仕訳を指摘してください。

【チェック観点】
1. 借方・貸方の金額一致
2. 勘定科目の妥当性(取引内容と科目の整合)
3. 消費税区分の適切性(課税/非課税/不課税/免税)
4. 金額の桁数異常(前月比で著しく大きい/小さい)
5. 相手勘定科目の組み合わせの妥当性
6. 摘要欄の記載漏れ・不足

【仕訳データ】
日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 | 消費税区分 | 摘要
【ここに仕訳データを貼り付け】

【出力形式】
- 問題のある仕訳を行番号で特定
- 問題の内容と深刻度(高/中/低)を明記
- 修正案を具体的に提示
- 問題がない場合も「確認済・問題なし」と明記

使い方のコツ

仕訳データはExcelからタブ区切りでコピペするのが最も手軽。件数が多い場合は50件ずつに分割して投入する。

応用パターン

  • 決算整理仕訳の妥当性チェック: チェック観点に「期間按分の正確性」「見積り計上の根拠の有無」を追加

  • 部門間取引の消去仕訳チェック: 「連結消去仕訳として、内部取引の相殺漏れがないか確認してください」を追記

注意点

AIは仕訳の「形式的な整合性」は得意だが、取引の実在性や網羅性は判断できない。実際の請求書・契約書との突合は人間が行うこと。


1-2. 勘定科目の判断支援

ユースケース

新しい取引が発生したとき、あるいは判断に迷う経費の勘定科目を決めたいとき。新人教育のOJTツールとしても有効。

プロンプト本文

あなたは日本の会計基準に精通した公認会計士です。
以下の取引内容を読んで、最適な勘定科目と消費税区分を提案してください。

【取引内容】
取引の内容: 【例:クラウド会計ソフトの年間利用料 120,000円を銀行振込で支払った】
取引日: 【例:2025年4月1日】
取引先: 【例:freee株式会社】
支払方法: 【例:普通預金からの振込】
契約期間: 【例:2025年4月〜2026年3月(12ヶ月)】
その他補足: 【例:月額10,000円×12ヶ月の年一括払い】

【回答に含めてほしい内容】
1. 推奨する勘定科目(第一候補と代替候補)
2. 選定理由(根拠となる会計基準や一般的な実務慣行)
3. 消費税区分(課税仕入10%/軽減8%/非課税/不課税/免税)と判断理由
4. 期間按分が必要な場合、その計算方法
5. 仕訳例(借方・貸方)

使い方のコツ

取引の「何のために」「誰に」「どういう条件で」を具体的に書くほど、回答精度が上がる。「飲食代」だけでなく「取引先A社との商談目的の会食、参加者4名」まで書く。

応用パターン

  • 判断が分かれるケースの比較: 末尾に「交際費と会議費のどちらが適切か、税務上のリスクも含めて比較してください」を追加

  • 海外取引の科目判断: 「海外送金の場合の源泉税の取扱いも含めて回答してください」を追加

注意点

消費税区分は取引の個別事情で変わるケースが多い。AIの回答は「一般論」として参考にし、最終判断は顧問税理士に確認する。特にインボイス制度関連は法改正が頻繁なため要注意。


1-3. 月次推移分析

ユースケース

月次決算のデータが出揃った後、異常値や傾向変化を素早く把握したいとき。経営会議や取締役会への報告前に、自分なりの仮説を立てる補助として使う。

プロンプト本文

あなたは経営分析の専門家です。
以下の月次損益データから異常値を検出し、考えられる原因と確認すべきポイントを指摘してください。

【月次データ(単位:千円)】
科目 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月
【ここにデータを貼り付け】

【分析条件】
- 業種: 【例:ITサービス業(BtoB SaaS)】
- 売上構成: 【例:月額サブスクリプション70%、初期導入費用30%】
- 従業員数: 【例:30名】
- 特記事項: 【例:7月に新サービスをリリース、8月に大型契約を受注】

【出力形式】
1. 異常値の検出(前月比±15%以上の変動がある項目)
2. 各異常値について考えられる原因を3つ列挙
3. トレンド(3ヶ月移動平均での傾向)
4. 経営者に報告すべき重要ポイント(最大5つ)
5. 追加で確認すべき事項のチェックリスト

使い方のコツ

データは最低6ヶ月分を渡すと、季節性やトレンドの精度が上がる。12ヶ月分あれば前年同月比も分析可能。

応用パターン

  • 部門別分析: 「部門A/B/Cに分解し、部門ごとの損益トレンドを分析してください」

  • 業界ベンチマーク比較: 「同業他社の一般的な売上総利益率(50-60%)と比較して、当社の水準を評価してください」

注意点

AIは数値の「パターン」は見つけられるが、社内事情(人事異動、取引先の倒産等)は知らない。検出された異常値の「真の原因」は必ず現場に確認する。


ここから有料パートです
残り27個のプロンプト(Part 1の続き+Part 2〜4すべて)を収録しています。
予実差異コメント自動生成、請求書チェック、Excel関数・VBAマクロ生成プロンプトまで、経理実務で即使える30プロンプト完全版です。

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