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人材営業の経験を活かせ!CS転職で年収UP&キャリア成功を掴んだ私の全戦略

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ビリかな 営業伴走型アドバイザー

2026年05月13日 13:41

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第1章:このまま人材営業を続けて、本当に未来はあるのか?

人材業界で法人営業として経験を積み続けること自体は、とても価値のあるキャリアです。


ただ一方で、「このままでいいのだろうか」と感じているなら、その違和感は無視しない方がいいです。

なぜなら、その感覚は決して甘えや気の迷いではなく、
自分のキャリアをより良くしたいという前向きなサインだからです。

まず大前提としてお伝えしたいのは、
人材業界の法人営業は間違いなく“力がつく仕事”です。

・顧客の課題を引き出すヒアリング力
・採用という難易度の高いテーマでの提案力
・経営者や人事との折衝力
・短期間で成果を出すための行動力

これらは、どの業界でも通用するスキルです。

実際、長く続けている方の中には、
マネージャーとして組織を率いたり、
業界の第一線で活躍し続けている方も多くいらっしゃいます。

なので、「このまま続ける」という選択も、もちろん正解の一つです。

ただ、その上でお聞きしたいことがあります。

このまま5年、10年と続けたときに、
自分が納得できる未来がイメージできますか?


ここで少し、具体的な話をさせてください。

人材業界で営業を始めたばかりの頃は、
覚えることも多く、毎日が新鮮だったと思います。

・商談の進め方が分からない
・ヒアリングで何を聞けばいいか迷う
・提案してもなかなか受注できない

最初はうまくいかないことばかりですが、
その分、できることが増えていく実感があります。

例えば、最初の頃はとにかく案件を追うだけだった方が、
徐々に顧客の採用課題を整理できるようになり、
的確な提案ができるようになる。

「この案件は決まるな」
「この企業はここがボトルネックだな」

そういった感覚が分かってくると、営業として一気に成長します。

そして、ある程度の期間が経つと、結果も安定してきます。

ただ、その先で立ち止まる方も出てくるのではないでしょうか。

それが、「この先の成長が見えづらくなる瞬間」です。

私自身もそうでした。

求人広告、転職フェア、人材紹介(RA/CA両面)と、
人材業界の営業として一通りの経験をしてきました。

ありがたいことに、通年達成を数年続け、支社内でも毎月3位以内で表彰されるなど結果もある程度は出せていました。

ただ、あるときふと感じたんです。

「この先、何を伸ばしていけばいいんだろう?」と。

もちろん、スキルが伸びなくなるわけではありません。

・受注率を上げる
・単価を上げる
・より難易度の高い案件に挑戦する

こういった成長は続いていきます。

ただそれは、“深くなる成長”であって、
“広がる成長”とは少し違う感覚でした。

ここで一つ、よくあるケースをご紹介します。

ある営業の方が、人材紹介で高い成果を出していました。
社内でも評価され、順調にキャリアを積んでいました。

ただ本人は、「もっと成長したい」と感じていました。

そこで別の人材会社に転職します。

しかし結果としては、

・商材が少し変わっただけ
・顧客の属性が少し違うだけ
・業務内容はほとんど同じ

という状況になり、
「環境を変えたのに、成長している実感がない」と悩むようになりました。

これは決してその方が悪いわけではありません。

人材業界というフィールドの中でキャリアを積む場合、
どうしても“延長線上の変化”になりやすいからです。

一方で、このまま続けることで見える景色もあります。

例えば、マネージャーとしてチームを持ち、
組織を動かす立場になる。

もしくは、業界に特化したプロフェッショナルとして、
専門性を極めていく。

これらも非常に価値のあるキャリアです。

だからこそ大事なのは、
「どちらが正しいか」ではなく、
「自分が納得できるかどうか」なんです。

もし今、

・成果は出ているのに満足感がない
・このまま続けた先にワクワクできない
・5年後の自分を想像したときに違和感がある

そう感じているのであれば、
それはキャリアを見直すタイミングかもしれません。

逆に、

・今の仕事にやりがいを感じている
・この業界で上を目指したい
・将来像が明確に描けている

のであれば、その道を進むべきだと思います。

どちらも間違いではありません。

ただ一つ言えるのは、
違和感を感じている状態で、何も考えずに続けることだけは避けた方がいいということです。

キャリアは、気づいたときにしか方向を変えられません。

そして、その“気づき”がまさに今この瞬間かもしれません。

改めてお聞きします。


このまま人材営業を続けた先に、
自分が望む未来はありますか?


もし少しでも迷いがあるなら、
その感覚はこれからのキャリアを考える大きなヒントになります。

次の章では、
なぜ結果を出しているにもかかわらず不安が消えないのか。
その理由について、もう少し深く掘り下げていきます。

第2章:結果は出ているのに、なぜか不安が消えなかった理由

営業として結果は出ている。評価もされている。
それなのに、なぜか安心できない――この感覚には、ちゃんと理由があります。

それは、「うまくいっていないから」ではなく、
“この先の自分の成長イメージがぼんやりしている状態”だからです。

人材業界の法人営業は、ある程度の期間をやると、仕事の全体像が見えてきます。

・どんな企業が採用に苦戦しているのか
・どんな提案が刺さりやすいのか
・どうすれば案件が決まりやすいのか

こういった感覚が掴めてくると、成果も安定してきます。

実際、この状態までたどり着くのは決して簡単ではありません!


ここまで来ている時点で、かなりの努力を積み重ねてきた証拠だと思います。

ただ、その一方で、少しずつこう感じる瞬間が増えてきます。

「このやり方で、ある程度は結果が出せるな」
「でも、この先って何が変わるんだろう?」

ちなみにここで重要なのは、「不満があるわけではない」という点です。

むしろ逆で、
・職場環境も悪くない
・人間関係も問題ない
・収入もそこそこ安定している

だからこそ、余計に悩みます。

明確な不満があれば行動しやすいんですが、
“そこそこ満足している状態”は、動く理由が見えづらいんです。

この状態のとき、人は無意識にこう考えます。

「とりあえず今のままでいいか」

ただ、この“とりあえず”が続くと、
気づいたときには時間だけが過ぎていることもあります。

ここで一つ、よくあるケースをお話しします。

営業として順調にキャリアを積んでいた方がいました。
数字も出ていて、周りからの評価も高い。

ただ本人は、「何か物足りない」と感じていました。

でもその理由がはっきりしない。

なので、とりあえず今の仕事を続けることにしました。

そして1年、2年と経つうちに、
ある日ふとこう思ったそうです。

「あれ、この1〜2年で自分って何か変わったかな?」と。

もちろん、経験値は増えています。
ただ、それが「新しい成長」と感じられていなかったんです。

これが、じわじわと不安につながっていきます。

一方で、少し早めに違和感に向き合った方は違いました。

その方も同じように、営業として結果を出していました。


ただ、「このまま続けたときの自分」を一度ちゃんと考えたそうです。

・この仕事を5年続けたらどうなるか
・どんなスキルが身についているか
・他の業界でも通用するか

その上で、「このままでも悪くはないけど、もう少し広げたい」と判断しました。

そして、“今のスキルを活かしつつ違う経験ができる環境”にチャレンジしました。

その結果、「自分の引き出しが増えている実感がある」と感じられるようになったそうです。

この違いは何かというと、
“現状に満足しているかどうか”ではなく、
“成長の方向性を自分で選んでいるかどうか”です。

人材業界で営業を続けていくキャリアも、もちろん価値があります。
実際にその道で専門性を高め、活躍している方もたくさんいます。

だから、間違えてほしくないことなのできちんとお伝えしますが、
「続けること」が悪いわけではありません。

ただ、「なんとなく続ける」のと、
「納得して続ける」のでは、意味がまったく違います。

もし今、

・結果は出ているけど、少し物足りなさを感じる
・この先の変化がイメージしづらい
・気づくと同じような毎日を繰り返している

そんな感覚があるのであれば、
それはキャリアを見直すいいタイミングかもしれません。

そしてここで大事なのは、
「今の仕事を否定すること」ではなく、
「自分がどんな成長をしたいのか」を言語化することです。

深く専門性を磨きたいのか。
それとも、横に広げていきたいのか。

この方向性によって、選ぶべきキャリアは変わります。

ただ一つ言えるのは、
違和感を感じている状態には、必ず理由があるということです。

その違和感にちゃんと向き合うことで、
次の選択肢が見えてきます。

次の章では、
もしこの不安やモヤモヤが解消されたとしたら、
どんな働き方やキャリアが見えてくるのか。

もう少し具体的にイメージしていきます。

第3章:もし営業経験を活かしながら、キャリアの幅を広げられるとしたら?


今感じているモヤモヤは、「今の仕事がダメだから」ではなく、
“今の経験をもっと違う形で活かせるのではないか”という感覚が芽生えている状態なのかもしれません。

人材業界の法人営業として積み上げてきた経験は、間違いなく強みです。
そのままキャリアを深めていく道も、もちろん価値があります。

ただ一方で、少し視点を変えると、
その経験は“営業という枠の外でも使える力”でもあります。

ここに気づくと、キャリアの見え方が一気に変わります。

例えば、営業として仕事をしていると、自然と「契約を取ること」がゴールになります。

・どのタイミングで提案するか
・どんな切り口なら刺さるか
・どうクロージングするか

こういった部分を磨いていくのが営業ですし、これは非常に重要なスキルです。

ただ、少しだけ想像してみてください。

契約が決まった“その後”に、もっと深く関われるとしたらどうでしょうか。

例えば、人材紹介で採用が決まった企業。

・入社した人材は活躍できているのか
・企業側は期待通りの成果を得られているのか
・次の課題はどこにあるのか

こういった部分まで関われるようになると、
仕事の役割が大きく変わってきます。

「売る」だけではなく、「その後の成果」にも関わる。

この違いは、やってみると想像以上に大きいです。

実際に、営業から別の役割に挑戦した方の話を聞いたとき、
印象的だった言葉があります。

「初めて“終わらない仕事”にやりがいを感じた」と。

営業は、どうしても区切りがあります。
契約が決まれば一区切り。

もちろんそこまでのプロセスは大変ですし、達成感もあります。
ただ、その分「終わり」がはっきりしています。

一方で、契約後も関わり続ける仕事は違います。

・顧客の状況が変わる
・新しい課題が出てくる
・関係性が深まっていく

終わりがない分、難しさもありますが、
その分だけ「関わり続ける面白さ」もあります。

ここで一つ、よくある失敗談をお話しします。

ある営業の方が、「もっと顧客に深く関わりたい」と思っていました。
ただその気持ちをうまく整理できず、結果として“営業職のまま転職”を選びました。

環境は変わりましたが、

・提案して
・受注して
・次の案件を追う

というサイクル自体は変わりませんでした。

その結果、「思っていた変化がなかった」と感じてしまったそうです。

これは、その方の選択が間違っていたわけではありません。
ただ、“やりたいこと”と“選んだ手段”が少しズレていたという話です。

一方で、うまくいったケースは少し違います。

営業経験を「売る力」としてではなく、
「顧客と向き合う力」として捉え直した方です。

その方は最初、新しい役割にかなり戸惑っていました。

・すぐに結果が出ない
・評価軸が分かりづらい
・何が正解なのか迷う

ただ、それでも続けていく中で、

・顧客との会話の質が上がる
・課題の深さが変わる
・提案の意味合いが変わる

といった変化を実感するようになりました。

そしてあるとき、こう感じたそうです。

「営業のときよりも、仕事の“手応え”がある」と。

ここで大事なのは、営業経験が不要になるわけではないという点です。

むしろ逆で、

・相手の意図を汲み取る力
・関係性を築く力
・納得感を作る力

こういった営業で培ったスキルがあるからこそ、
新しい役割でも早くキャッチアップできるケースが多いです。

つまり、キャリアの幅を広げるというのは、
「ゼロからやり直す」という話ではありません。

これまで積み上げてきたものをベースに、
“使い方を変える”という感覚に近いです。

もし今、

・もう少し違う形で価値を出してみたい
・顧客と長く関わる仕事に興味がある
・成果の“その後”にも関わりたい

そんな気持ちが少しでもあるなら、
それはキャリアの幅を広げる準備ができているサインです。

人材業界で営業を続ける道も、もちろん素晴らしい選択です。
その上で、「別の関わり方もある」と知っているかどうかで、
今後の選択肢は大きく変わります。

そして、その選択肢の一つが、
営業経験を活かしながら“売る以外の価値”を提供する仕事です。

次の章では、私が実際に選んだその選択肢、
カスタマーサクセスという仕事について、もう少し具体的にお話ししていきます。


第4章:私が選んだ答えは、カスタマーサクセスへの転職だった

この先のキャリアについて悩んでいた時に、元同僚から「営業経験を活かしながら活躍できるカスタマーセクセスという仕事があるよ!」という情報をもらいました。


そして業務内容について確認し、
考えに考え抜いた末に、私が出した答えは
「カスタマーサクセスに転職する」という選択でした。


これは決して、「営業が嫌になったから」でも「楽そうだから」でもありません。

これまでやってきたことを活かしながら、もう一段キャリアの幅を広げたい。

そのときに、一番しっくりきたのがこの仕事でした。

人材業界の営業として経験を積んできたからこそ分かるのですが、
営業という仕事は本当に奥が深いですし、やりがいもあります。

実際、営業を続けてキャリアを積み上げていく選択も、間違いなく価値のある道です。


その中で結果を出し続けている方は、本当にすごいと思います。

その上で、私の場合は少しだけ方向を変えたかったんです。

「売ること」だけではなく、「顧客の会社が抱える色々な課題」にも関わっていきたい!

そう思ったときに出会ったのが、カスタマーサクセスという仕事でした。

ただ、最初から明確に理解していたわけではありません。

正直に言うと、最初はかなりふんわりしたイメージでした。

・FSが契約した後に顧客フォローをする仕事
・営業よりは目標などが厳しくなさそう
・顧客と長く関われるらしい

このくらいの認識です。

むしろ、「営業より少しラクそう」という軽い期待もありました笑


私の場合は、営業ってメンタルもフィジカルも結構負荷がかかっていたので。

ただ、調べていくうちに少しずつ見え方が変わってきました。

カスタマーサクセスは、単なるフォロー業務ではありません。
顧客がサービスを使って成果を出すまで、伴走し続ける仕事です。

つまり、

・契約して終わりではなく
・契約してからがスタートで
・顧客の成功に責任を持つ

そういう役割です。

ここに強く惹かれました。

なぜかというと、自分が営業として感じていた「もう一歩踏み込みたい」という気持ちに、一番フィットしたからです。

例えば、人材紹介で採用が決まったとき。

もちろん嬉しいですし、達成感もあります。


ただその一方で、「この採用が本当に成功だったのか」は、後からしか分かりません。

やはり一定数キャンセルは発生してしまうので。

その“後”の部分に、もっと関わりたいと思っていたんです。

カスタマーサクセスであれば、そこに直接関わることができます。

・導入したサービスがちゃんと使われているか
・顧客が期待している成果に近づいているか
・課題があればどう改善するか

こういったことを、顧客と一緒に考え続ける仕事です。

もちろん、いいことばかりではありません。

ここで一つ、私の失敗談をお話しします。

やっとの思いでカスタマーサクセス職で入社した当初、
私は営業時代の感覚のまま顧客対応をしていました。

「とにかく価値を伝えればいい」
「しっかり説明すれば納得してもらえる」

そう思っていたんです。

でも、まったくうまくいきませんでした。

ある顧客に対して、サービスの活用方法を一方的に説明したことがあります。


自分としては「これで成果が出るはず」と思っていました。

ただ、後日その顧客から言われたのは、

「言っていることは分かるけど、うちの状況だと難しいですね」

という一言でした。

そのとき初めて気づきました。

CSの仕事は、「一時的に対応可能な正しい方法を伝える」ではなく、
「継続的に正しい方法で利用できる方法を提案するのが大切」なんだと。

営業時代も顧客理解はしていたつもりでしたが、
それよりもさらに一段深いレベルで関わる必要があると感じました。

一方で、営業経験が活きた場面もたくさんありました。

例えば、顧客との関係構築です。

最初は距離のある顧客でも、
・適切なタイミングで連絡を入れる
・相手の状況を踏まえた提案をする
・小さな約束を積み重ねる

こういった基本的な動きは、営業時代にやってきたことと同じです。

その結果、「この人なら相談してもいい」と思ってもらえるようになり、
徐々に本音を引き出せるようになりました。

ここは、営業経験があったからこそスムーズにできた部分だと思います。

つまり、カスタマーサクセスはまったく別の仕事ではなく、
営業の延長線上にありつつ、関わり方が変わる仕事です。

この“関わり方の違い”が、自分にとっては大きな変化でした。

・短期的な成果ではなく、長期的な成果を見る
・自分の提案だけでなく、顧客の実行まで考える
・結果が出るまで一緒に伴走する

最初は戸惑うことも多かったですが、
その分「仕事の手応え」は確実に変わりました。

そして何より、「この先も成長していける」という感覚を持てたのが大きかったです。

もちろん、人材業界の営業としてキャリアを積み続ける道も素晴らしいです。


その中で専門性を高めていくことも、一つの大きな価値です。

その上で、もし少しでも

・違う関わり方をしてみたい
・顧客と長く向き合う仕事に興味がある
・営業経験を別の形で活かしてみたい

そう感じているのであれば、カスタマーサクセスという選択肢は十分に検討する価値があります。

次の章では、実際に転職してから経験したリアルな出来事や、
うまくいったこと・失敗したことを、もう少し具体的にお話ししていきます。

第5章:実際に転職してわかった、CSのリアル

カスタマーサクセスに転職して一番感じたのは、
「想像していたよりもずっと奥が深くて、簡単な仕事なんかじゃない」ということでした。

正直に言うと、転職前はどこかでこう思っていました。

「営業よりは落ち着いているだろう」
「既存顧客対応だから、そこまで大変ではないだろう」

でも、実際にやってみると、その認識はかなり甘かったです。

むしろ、営業とは違う種類の難しさがありました。

ただこれは、「営業より大変」という話ではなく、
求められるスキルや考え方が全く違う仕事だったというのが正しい表現です。

最初にぶつかった壁は、「正解が分かりづらい」という点でした。

営業であれば、ある程度分かりやすい指標があります。

・受注できたかどうか
・数字を達成できたかどうか

もちろんその中にもプロセスの工夫はありますが、
最終的な結果は比較的シンプルです。

一方で、カスタマーサクセスは違います。

・顧客が満足しているか
・サービスをうまく使えているか
・将来的に継続してくれるか

こういった要素が絡み合っているため、
「これをやればOK」という明確な答えがありません。

この感覚に慣れるまでは、かなり戸惑いました。

例えば、最初の頃にやってしまった失敗があります。

ある顧客に対して、「この機能を使えば成果が出ます」と自信を持って提案しました。

営業時代と同じように、しっかりロジックも組み立てて説明しました。

ただ、その後ほとんど活用されなかったんです。

理由を聞いてみると、

「確かに良さそうなんですけど、現場がそこまで手が回らなくて…」

という返答でした。

このとき気づいたのは、
“正しい提案”と“実行できる提案”は違うということです。

営業時代も顧客の状況は考えていたつもりでしたが、
CSではさらに一歩踏み込んで、

・誰が使うのか(本社内の人か、店舗の人かなど)
・どのくらい工数がかかるのか
・現場で回るのか(実業務で本当に動かせる方法なのかなど)

といった“実行レベル”まで考える必要がありました。

ここは大きな違いでした。

もう一つ印象的だったのが、「社内調整の多さ」です。

営業のときは、自分の提案で完結することが多かったですが、
CSはそうはいきません。

最初に入社したのがアプリ制作会社のカスタマーサクセス職だったため、

・マーケティングチーム
・制作チーム
・インサイドセールスチーム
・フィールドセールスチーム
・カスタマーサポートチーム

など、複数の部署と連携しながら顧客対応を進めていきます。

あるとき、顧客から「この機能を改善してほしい」という要望がありました。

営業時代であれば、「検討します」で終わることもできたかもしれません。
ただCSの場合、それで終わると信頼は積み上がりません。

・なぜその要望が出ているのか(他の顧客でも同じ要望が出そうか)
・どのくらいの優先度なのか
・代替案はあるのか

こういったことを整理した上で、社内に伝える必要があります。

最初はここでも苦戦しました。

ただ、営業で培った「相手の意図を汲み取る力」はかなり役に立ちました。

顧客の言葉をそのまま理解するのではなく、
「本質的に何を求めているのか」を言語化し整理し、
顧客から了承を得た上で「どのくらい必要性が高いか?他の顧客からも同じような要望がでそうか?」を考え、社内向け追加開発や修正などの交渉を行う。

この動きができるようになってからも、正直色々と社内交渉は大変だったのが本当のところですが、できるようになる前よりはかなり良くなりました!


また「営業経験があってよかった」と強く感じたのは、関係構築の部分です。

CSは長期的に顧客と関わるため、信頼関係が非常に重要です。

ただ、最初から信頼されるわけではありません。

ここで活きたのが、営業時代にやっていた“基本的な動き”でした。

・こまめに連絡を取る
・小さな約束を守る(かなり重要!)
・相手の状況を理解しようとする

特別なことではありませんが、これを積み重ねることで、
徐々に顧客の反応が変わっていきました。

ある顧客から、こんなことを言われたことがあります。

「最初は正直よくいる担当者かなと思っていたけど、ちゃんと見てくれているのが分かります」

この一言は、かなり印象に残っています。

派手な成果ではありませんが、
こういう積み重ねが結果につながっていく仕事だと感じました。

そしてもう一つ、大きく変わったのが「仕事の時間軸」です。

営業はどうしても短期的な成果が中心になりますが、
CSは長期的な視点で動くことが求められます。

・今すぐ成果が出なくても、将来的に価値があるか
・短期的な要望と長期的な成功、どちらを優先するか

こういった判断が増えます。

最初はこの感覚に慣れず、「今すぐ結果が出ないと不安」という気持ちもありました。

ただ、続けていく中で、
「じわじわ効いてくる施策」の価値が分かるようになってきました。

これも営業とは違う面白さだと思います。

ここまでお話ししてきた通り、
カスタマーサクセスは決して簡単な仕事ではありません。

ただ、その分だけ

・顧客に深く関われる
・成果のプロセスに関われる
・長期的な価値を作れる

といった魅力があります。

そして何より、営業で培ってきた経験はしっかり活きます。

ただし、そのままのやり方ではなく、
“少し使い方を変える”必要があるというイメージです。

もし今、

・営業としてはやり切っている感覚がある
・でも違う形で価値を出してみたい
・顧客ともう一歩踏み込んで関わりたい

そう感じているのであれば、
CSという仕事は一つの選択肢になると思います。

次の章では、
営業経験をCSでどう活かしていくのか。
具体的な動きや考え方について、もう少し実践的にお話ししていきます。


第6章:営業経験をCSで活かすための具体的な動き方

カスタマーサクセスに転職して成果を出せるかどうかは、
「営業経験があるかどうか」よりも、“その経験をどう使い直せるか”で大きく変わります。

営業を続けてきた方であれば、すでに多くの武器を持っています。


ただ、そのままの使い方だと、うまく噛み合わない場面も出てきます。

ここを少しだけ調整できるかどうかが、最初の分かれ道になります。

まず一番大事なのは、「ゴールの置き方」を変えることです。

営業の場合、最終的なゴールはシンプルです。

・契約を取る
・数字を達成する

そのために、目標から逆算して「どう動くか」を考えます。

一方でCSは、

・顧客が成果を出せているか
・継続的に価値を感じてもらえているか

ここがゴールになります。

この違いを理解せずに動くと、最初にズレが生まれます。

例えば、営業時代の感覚で「良い提案をしよう」とすると、
どうしても“理想的な使い方”を伝えがちです。

ただ、現場の状況を無視した提案は、実行されません。

私自身、最初の頃にこれで失敗しました。

「この方法が一番成果が出ます」と自信を持って提案したものの、
結果としてほとんど使われなかったんです。

理由はシンプルで、顧客側のリソースや優先順位を考慮できていなかったからです。

ここで必要なのは、“正しさ”ではなく“現実に動くかどうか”です。

ではどうするか。

意識したのは、
「一緒に決める」というスタンスに変えることでした。

・このやり方がベストだと思います
ではなく
・今の状況だと、どこまでならできそうですか?

この一言を入れるだけで、提案の質が大きく変わりました。

顧客の中で“実行できるライン”が見えるようになり、
結果として施策が回るようになったんです。

もし毎月の定例MTGで実行できていなかったとしても、
改めて“どうすれば実行できるか”を顧客と一緒に再考して
改めてチャレンジしてもらいます。

次に重要なのが、「ヒアリングの深さ」です。

営業でもヒアリングは重要ですが、CSではさらに一段深くなります。

なぜなら、CSは「一度の商談」ではなく「継続的な関係性」の中で動くからです。

表面的な課題だけでなく、

・なぜその課題が起きているのか
・誰が困っているのか
・何がボトルネックなのか

ここまで掘り下げる必要があります。

ここで役に立ったのは、営業時代の“違和感を拾う力”でした。

例えば、顧客が「ちょっと運用が大変で…」と軽く言ったとき。

そのまま流すのではなく、

・どの作業が大変なんですか?
・どれくらい時間かかっていますか?
・今どうやって対応していますか?

と深掘りしていくと、本当の課題が見えてきます。

この積み重ねが、後の提案の精度につながります。

もう一つ大事なのが、「小さく成果を出す」という考え方です。

営業は、どうしても“大きな受注”が評価されやすいです。

ただCSは違います。

・一部の機能が使えるようになった
・業務の一部が改善された
・顧客の理解が一歩進んだ

こういった“小さな前進”を積み重ねていく仕事です。

ここに慣れないと、「何をやっているのか分からない」と感じやすくなります。

ある方は、最初この感覚に苦しんでいました。

「目に見える成果が出ていない気がする」と。

ただ、意識を変えて「小さな変化」を拾うようにしたところ、

・顧客の発言が変わる
・相談される頻度が増える
・施策の実行率が上がる

といった変化に気づけるようになり、
結果として大きな成果につながっていきました。

これは本当に大事なポイントです。

そして最後にお伝えしたいのが、「社内との連携」です。

CSは、自分一人で完結する仕事ではありません。

・営業からの引き継ぎ
・プロダクトへのフィードバック
・サポートや開発との連携

こういった動きが必要になります。

ここで活きるのが、営業時代に培った“調整力”です。

顧客の要望をそのまま伝えるのではなく、

・何が本質的な課題なのか
・どこまで対応すべきなのか
・どう伝えれば動いてもらえるのか

これを整理して社内に伝えることで、
スムーズに物事が進むようになります。

最初は難しく感じるかもしれませんが、
これは経験で確実に身についていきます。

ここまでお話ししてきたように、
営業経験はCSにおいても大きな武器になります。

ただし、そのまま使うのではなく、

・ゴールを変える
・提案の仕方を変える
・成果の捉え方を変える

この3つを意識するだけで、かなり戦いやすくなります。

人材業界の営業としてキャリアを積み続ける道も、もちろん素晴らしいです。

その上で、「別の形で活かす」という選択肢を持っておくことで、
キャリアの幅は大きく広がります。

そしてその第一歩は、特別なことではなく、
今持っているスキルの“使い方を少し変えること”から始まります。

次の章では、さらに一歩踏み込んで、
CSで成果を出している人の共通点や、伸びる人の特徴についてお話ししていきます。


⚠️ こんな方は、この先を読まないでください。

  • 今の営業職に完全に満足していて、キャリアを変える気が一切ない方

  • 「転職は怖いから」と、考えることすら避けたい方

  • 努力せずに結果だけ手に入れたいと思っている方


逆に言えば、「このままでいいのかな」と少しでも感じているなら、この続きはあなたのために書きました。

▼ ここから先の有料パートでは、転職後に「やっと自分のキャリアを掴めた」と感じるまでのリアルな道筋を、全7章で余すことなく公開しています。

  • 第7章: カスタマーサクセスの「光と影」——求人票には絶対に書いてない現実、教えます

  • 第8章: 「いつか動こう」が●●●になる前に。後悔しない最初の一歩の踏み出し方

  • 第9章: 営業脳のままCSに入ると失敗する。入社前に知っておきたい●●●への切り替え術

  • 第10章: 解約寸前の顧客に、私はこう向き合った——修羅場で使えるリアルな対処法

  • 第11章: 未経験からCSで「評価される人」になるための、最初の●●●でやるべきこと

  • 第12章: ここまで読んでくれたあなたへ——購入者だけに渡している限定特典の中身

  • 第13章: 営業の先が見えたとき、キャリアは"諦める"ものじゃなく"選び直せる"ものだと知った話


気になる章が1つでもあれば、ぜひ続きを読んでみてください。 今日から動き出すヒントが見つかるはずです。


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