はじめに
GWが明けた月曜日の朝。「なんかお腹が痛い」「今日は休みたい」——そんな言葉が子どもから飛び出してきたとき、あなたはどう感じますか?
「えっ、どうしたの?」と戸惑う親御さんも多いことでしょう。でも、実はこれはとても多くの家庭で起きていることです。
GW明けに増える「学校に行きたくない」。それは子どもの心が正直に反応しているサインかもしれません。
5月病は大人だけのものではありません。小学生にも、同じように心と体の疲れが出てくるのです。
この本では、子どもの5月病の原因や、親がついやってしまいがちな対応、そして子どもが安心できる声かけについてお伝えします。
難しいことはありません。まずは「そうか、うちの子も頑張っていたんだな」と思っていただけたら、それだけで十分です。
もくじ
はじめに
第一章
それ、5月病かもしれません
第二章
なぜGW明けに子どもは疲れてしまうのか
第三章
親がやってはいけない対応
第四章
子どもが安心する親の声かけ
第五章
大丈夫、子どもは戻ります
おわりに
第一章
それ、5月病かもしれません
◆ 小学生にも5月病はある
「5月病」というと、新社会人や大学生がなるものというイメージがあるかもしれません。でも、小学生の子どもたちにも、まったく同じことが起きています。
4月の入学式・進級式から始まり、新しい先生、新しいクラスメート、新しい教科書——。大人から見れば「楽しそう」な新生活も、子どもにとっては全部が「初めて」のことです。
その緊張と興奮がGWで一度緩み、「また月曜日から学校か…」という気持ちになる。これが小学生の5月病のメカニズムです。
「うちの子に限って」と思わないでください。繊細でがんばり屋な子ほど、起きやすいのです。
◆ よくあるサイン
子どもが5月病になると、次のようなサインが出ることがあります。一つでも当てはまったら、要注意です。
朝、なかなか起きられない
「お腹が痛い」「頭が痛い」と言う
学校の話をしなくなる
ぼーっとしていることが増える
食欲がなくなる
些細なことで泣いたり怒ったりする
これらのサインは「甘え」ではありません。心のSOSです。
◆ 見逃しやすい変化
わかりやすいサインのほかに、親が見逃しやすい変化もあります。
たとえば、帰宅してすぐにゲームや動画に向かうようになった。友達の話をしなくなった。「別に」「ふつう」という言葉が増えた——これらも心が疲れているサインです。
子どもは「疲れた」「しんどい」とはっきり言えないことが多いです。行動の変化でSOSを出していることを、まず知っておいてください。
第二章
なぜGW明けに子どもは疲れてしまうのか
◆ 新しい環境のストレス
人間の脳は、「新しいこと」に対して自動的に緊張します。これは大人も子どもも同じ。むしろ子どもの方が、経験が少ない分だけ緊張しやすいのです。
4月に始まった新しい環境——新しいクラス、新しい先生、新しい友達関係。これらに適応しようと、子どもは毎日全力を出してきました。
GWはその緊張がほぐれる時間です。楽しかったかもしれないけれど、同時に「また来週から学校か」という現実もやってきます。
「学校に行きたくない」は、それだけ一生懸命に新生活を頑張ってきた証拠でもあります。
◆ がんばりすぎる子ほど起こりやすい
5月病になりやすい子の特徴があります。それは「がんばり屋」「真面目」「繊細」な子です。
こういった子どもたちは、学校で「ちゃんとしなきゃ」「先生に怒られたくない」「友達に嫌われたくない」という気持ちを強く持ちます。
その分、家では緊張が解けて、ドッと疲れが出てくる。「家だと暴れるのに学校ではいい子」という子は、特に注意が必要です。
◆ 春は心が揺れる季節
春は自然界も変化の季節。人の心も同じように揺れ動きます。
新学期の希望と不安が混在し、気候の変化による体調の波もある。大人が思う以上に、子どもの心は揺れています。
「この時期は揺れて当たり前」と親が知っているだけで、焦らず子どもに寄り添えるようになります。
第三章
親がやってはいけない対応
⚠️ これをやると逆効果になることがあります
はじめに
GWが明けた月曜日の朝。「なんかお腹が痛い」「今日は休みたい」——そんな言葉が子どもから飛び出してきたとき、あなたはどう感じますか?
「えっ、どうしたの?」と戸惑う親御さんも多いことでしょう。でも、実はこれはとても多くの家庭で起きていることです。
GW明けに増える「学校に行きたくない」。それは子どもの心が正直に反応しているサインかもしれません。
5月病は大人だけのものではありません。小学生にも、同じように心と体の疲れが出てくるのです。
この本では、子どもの5月病の原因や、親がついやってしまいがちな対応、そして子どもが安心できる声かけについてお伝えします。
難しいことはありません。まずは「そうか、うちの子も頑張っていたんだな」と思っていただけたら、それだけで十分です。
もくじ
はじめに
第一章
それ、5月病かもしれません
第二章
なぜGW明けに子どもは疲れてしまうのか
第三章
親がやってはいけない対応
第四章
子どもが安心する親の声かけ
第五章
大丈夫、子どもは戻ります
おわりに
第一章
それ、5月病かもしれません
◆ 小学生にも5月病はある
「5月病」というと、新社会人や大学生がなるものというイメージがあるかもしれません。でも、小学生の子どもたちにも、まったく同じことが起きています。
4月の入学式・進級式から始まり、新しい先生、新しいクラスメート、新しい教科書——。大人から見れば「楽しそう」な新生活も、子どもにとっては全部が「初めて」のことです。
その緊張と興奮がGWで一度緩み、「また月曜日から学校か…」という気持ちになる。これが小学生の5月病のメカニズムです。
「うちの子に限って」と思わないでください。繊細でがんばり屋な子ほど、起きやすいのです。
◆ よくあるサイン
子どもが5月病になると、次のようなサインが出ることがあります。一つでも当てはまったら、要注意です。
朝、なかなか起きられない
「お腹が痛い」「頭が痛い」と言う
学校の話をしなくなる
ぼーっとしていることが増える
食欲がなくなる
些細なことで泣いたり怒ったりする
これらのサインは「甘え」ではありません。心のSOSです。
◆ 見逃しやすい変化
わかりやすいサインのほかに、親が見逃しやすい変化もあります。
たとえば、帰宅してすぐにゲームや動画に向かうようになった。友達の話をしなくなった。「別に」「ふつう」という言葉が増えた——これらも心が疲れているサインです。
子どもは「疲れた」「しんどい」とはっきり言えないことが多いです。行動の変化でSOSを出していることを、まず知っておいてください。
第二章
なぜGW明けに子どもは疲れてしまうのか
◆ 新しい環境のストレス
人間の脳は、「新しいこと」に対して自動的に緊張します。これは大人も子どもも同じ。むしろ子どもの方が、経験が少ない分だけ緊張しやすいのです。
4月に始まった新しい環境——新しいクラス、新しい先生、新しい友達関係。これらに適応しようと、子どもは毎日全力を出してきました。
GWはその緊張がほぐれる時間です。楽しかったかもしれないけれど、同時に「また来週から学校か」という現実もやってきます。
「学校に行きたくない」は、それだけ一生懸命に新生活を頑張ってきた証拠でもあります。
◆ がんばりすぎる子ほど起こりやすい
5月病になりやすい子の特徴があります。それは「がんばり屋」「真面目」「繊細」な子です。
こういった子どもたちは、学校で「ちゃんとしなきゃ」「先生に怒られたくない」「友達に嫌われたくない」という気持ちを強く持ちます。
その分、家では緊張が解けて、ドッと疲れが出てくる。「家だと暴れるのに学校ではいい子」という子は、特に注意が必要です。
◆ 春は心が揺れる季節
春は自然界も変化の季節。人の心も同じように揺れ動きます。
新学期の希望と不安が混在し、気候の変化による体調の波もある。大人が思う以上に、子どもの心は揺れています。
「この時期は揺れて当たり前」と親が知っているだけで、焦らず子どもに寄り添えるようになります。
第三章
親がやってはいけない対応
⚠️ これをやると逆効果になることがあります