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Chariot SACSの技術者向け解説

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2025年12月29日 14:01

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 発電した以上を家計の消費電力から節約する、Chariot SACS。 こんにちは、お元気ですか? 今回は、発電した以上を家計の消費電力から節約する方法を紹介します。


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 発電した以上を家計の消費電力から節約する、そんなことできるのでしょうか? 蓄電したエネルギーを使って節約するのではありません。 また、永久機関のような夢物語を語るのでもありません。 そして、様々な条件によって効率は変化するので、発電した以上を家計の消費電力から節約できることもあればできないこともあります。 発電した以上を家計の消費電力から節約することも場合によってはありうる程度にお考え下さい。 みなさんは、どのようにしたら発電した以上を家計の消費電力から節約することができると思いますか?


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 当方は、PCを使った電力システムに注目しました。 なぜPCか? それは、 PC内部ではほぼすべての部品が直流電量で動いていて、 また使用電力がある程度大きく、 1年を通して使うもので、 比較的使用時間が長いからです。 それではアイディアのエッセンスを紹介します。


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 PCに、太陽電池からと、PC電源からと、2つの電源系統から協調給電します。 協調給電とは、太陽電池からと、PC用電源からの電力を混ぜ合わせる方法で、フィードバック制御によるもので、その特徴は、太陽電池からの電力を優先的に使い、太陽電池からの電力で足りない部分のみPC用電源からの電力を使うというものです。 このとき、太陽電池からの系統は、17Vから12V、17Vから5Vというように1回だけ電力変換します。 もし、太陽電池からの系統の変換効率が、PC電源からの系統の変換効率を上回った場合、 太陽電池で1W発電すると、日本では100Vの商用交流から供給しなくてはいけない電力が1W以上節約できると思いませんか? 実際に、例えば太陽電池からの系統の変換効率は92%程度、PC電源からの系統の変換効率は88%くらいです。 太陽電池が発電した電力の92%と節約できる商用電源から供給される電力の88%が同じになります。 そのため、節約できる商用電源から供給される電力割る太陽電池が発電した電力が88分の92になりますね。 この場合、発電した以上を家計の消費電力から節約することができます。 様々な条件によって効率は変わり、また制御回路自体にも消費電力があり、 1つの電力変換回路当たりの処理電力が減ってしまうといった要因もあるため、 必ずしも発電した以上を家計の消費電力から節約できるとは限りません。 しかし、発電した以上を家計の消費電力から節約できることがありうるということがおわかりいただけたと思います。

 

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 では、もう少し具体的な回路を見ていきたいと思います。 制御回路の概略は、この通りです。 この図は、わかりやすくするため、実際の回路より簡略化しています。 太陽電池からと、PC用電源からの電力を混ぜ合わせる方法で、フィードバック制御によるもので、その特徴は、太陽電池からの電力を優先的に使い、太陽電池からの電力で足りない部分のみPC用電源からの電力を使うという協調給電をしています。 また、今回は細かく説明しませんが、スタティックマージン、ダイナミックマージンを確保し、PCを安定動作させています。 実験では、連続3か月、意図しない電源遮断やブルースクリーンエラーなどが発生せずにPCとして使えたという記録があります。 ここでいう実験とは、ただPCを立ち上げていたのではなく、生活の中心となるPCとして問題なく使えていたということになります。

 太陽電池が発電する場合、太陽電池からの供給電力は48.9W、PCの消費電力が63.7Wとします。 PCの消費電力は、114Wとします。 この場合、日本では100Vの商用交流からの電力節約分、つまりPCの消費電力の節約分は、50.3Wです。 この場合、PCの消費電力の節約分割る太陽電池を模擬した直流電源からの供給電力は103%となります。 この例では、発電した以上を家計の消費電力から節約できています。

 今回紹介した以外にも、太陽電池から適切な電圧で電力を取り出すこと、太陽電池が1枚なら逆電流防止ダイオードが不要なこと、PCのスタンバイや電源連動にも対応するなど、利点と工夫が満載です。

 以下は、ここまでの記事を読んで、もやもやっとした技術者の方向けの解説です。 Chariot SACSは直流給電の一種だということを理解し、どこが工夫した点なのか、短時間で理解したい方は、以下の記事をお読みください。 尚、特許第7743955号を読んでいただければ、この記事の内容は書いてあります。 しかしこの特許、8万文字の分量があります。 エッセンスだけを理解したい方は全部読む時間はないと思います。 短時間で本質を理解したい方はこの記事をお読みください。

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 まず、重要なポイントは、この3点です。

・直流給電

 →太陽電池からの系統を交流に変換せずに直流のまま使うことにより、太陽電池で発電した電力を超える電力を家計の消費電力から節約することがあり得る。

・協調給電

(太陽電池からと、PC用電源からの電力を混ぜ合わせる方法で、フィードバック制御によるもので、その特徴は、太陽電池からの電力を優先的に使い、太陽電池からの電力で足りない部分のみPC用電源からの電力を使う) 

 →太陽電池が発電しなくても、商用交流(日本では100V)から電力を供給。太陽電池が発電すると、発電した分またはそれ以上をPCの消費電力から節約。しかもバッテリー不要。

・PCを安定動作させるための工夫

(スタティックマージンとダイナミックマージンの確保)

 →バッテリーがなくてもPCが安定動作し、お手軽に直流給電を実現。展示予定の現行バージョンは、現在信頼性評価中。

 まず、交流への変換を介在しない、直流給電をするのですね。 だから、効率がよくなり、発電した以上を家計の消費電力から節約するということが成り立つのです。
 次に、バッテリーは14V程度で充電する必要があるのに、12V程度でしか電圧が取り出せなかったり、寿命が短かったり、重かったりと、デメリットが大きいです。 そのため、バッテリーを使わなくて用方法を考えました。 それが、協調給電という方法です。 協調給電は、 

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