通勤圏も採用難も乗り越えた経理体制──伊勢の福祉企業が選んだ、現場第一主義のバックオフィス戦略

医療・介護・福祉を中核に、サービス付き高齢者向け住宅や訪問看護・訪問介護を展開するopsol(オプソル)株式会社。三重県伊勢市に本社を構える同社は従業員約350名を抱える一方、本社機能はわずか10〜15名というコンパクトな体制を敷いています。その裏には「現場に携わる人を充実させたい」という経営方針がありました。
一方で、管理部門は一人が欠けただけで立ち行かなくなるリスクを抱えていました。実際に経理担当者が退職した際も、すぐに後任を補えるあてはありませんでした。そこで同社が選んだのが、ココナラが提供する「ココナラアシスト」。新たな経理担当者を依頼してから、稼働までかかった日数はわずか10日間。地元での採用にこだわらず、オンラインでの業務委託に踏み出したことで、組織の体制は大きく変わりました。
「通勤圏内という概念を取り払えば、可能性は広がる」。そう語るのは、同社代表取締役社長の鈴木征浩さんです。地方ゆえの人材難を、どのように乗り越えていったのか。その経緯と工夫を伺いました。
現場第一主義のopsolが抱えていた、バックオフィスの課題

本日はよろしくお願いします。まず、貴社の事業について教えてください。
医療・介護・福祉を中核に、サービス付き高齢者向け住宅や訪問看護、訪問介護、デイサービスなどを運営しています。創業の地である三重県・伊勢市に本社機能があるほか、経営企画部門を担う大阪本社(大阪市)に加えて、拠点は大阪に5つ、愛知に2つの合計7カ所あり、従業員数はパートタイマーを含めて約350名となっています。
私たちの事業は、実際に利用者様と向き合う看護師や介護職員がいなければそもそも成り立たない、いわゆる労働集約型のサービス業です。そのため経営としては、できる限り現場に人員やコストを割きたいという考えを強く持っています。結果として、本社機能は10〜15名程度に抑える形になっています。
350名という規模の企業としては、かなりコンパクトな体制ですね。
はい。本来であれば、管理部門それぞれの機能に主担当、副担当と最低でも2名以上の体制を敷いて、何かあったときにバックアップできるようにしておくべきだとは考えています。ただ、なるべく現場にリソースを割きたいという思いから、本社業務はどうしても最小人数で回しがちになっていました。
経理はもともと正社員2名体制でしたが、途中で1名体制になり、その方も退職することになってしまったんです。専門性の高い業務なので、社内に急に引き継げる人材はいません。また、伊勢市は決して人材市場として恵まれた環境ではなく、経験者をすぐに採用するのも現実的ではありませんでした。現場を止めないためにも、早急に代替手段を考える必要がありました。
3社を比較して見えてきた、ココナラアシストを選んだ理由

課題解決に向けて、どのような選択肢を検討しましたか。
正社員採用だけでなく、派遣や外部委託も含めて幅広く検討しました。ただ、本社のある伊勢市は対応してくれる派遣会社などの数自体が少なく、そもそもマーケットとして成立していないような環境だったんです。
そこで私自身が直接情報収集と問い合わせを行い、最終的に優先的に話を進めたのは3社ほどでした。やみくもに数を当たるのではなく、公開されている情報を徹底的に確認し、信頼できそうな会社に絞り込みました。
選定時に重視したポイントは何だったのでしょうか。
まずは、公開されている情報が「ユーザー目線で説明されているか」です。専門用語を並べるのではなく、利用者の不安や疑問に先回りして答えようとしているかを見るようにしました。
もう一つは、問い合わせに対するレスポンスの質と速さです。返信の文面からは、その会社の人柄や誠実さが伝わってきます。長く付き合うことを考えると、ここは譲れない非常に重要なポイントと考えていました。
その中で「ココナラアシスト」を選んでいただいた理由を教えてください。
最初に対応してくださった担当者の返信が各社の中で一番早く、しかも人柄がにじみ出るような文面だったんです。問い合わせへの対応が非常に丁寧で、安心感があり、「この人たちなら任せられる」と感じました。
また、ココナラというサービス自体をもともと認知していたことも大きかったですね。実際にお付き合いするのは初めてでも、親しみを持てる企業だという印象がすでにありましたし、登録者数が多いほど、自分たちと縁のある人材に出会える確率も上がると感じていました。業務委託という形で必要な業務を柔軟に任せられる点も、当社の状況に合っていると感じました。
心強かった、「なんとかします」という一言

実際に「ココナラアシスト」に依頼をしてから、稼働までどれくらいの期間でしたか。
だいたい1週間から10日ほどで決まったと思います。こちらからは「なるべく急いでください」とかなり無茶な要望をしていたのですが、見事にお応えいただきました。
ココナラアシストでは2名ご紹介いただきましたが、最初にお会いした方の印象がとても良かったので、ほぼ即決の形で進めることができました。
依頼することになった方とのエピソードなどがあれば教えてください。
今回の場合、経理担当者が急な退職となってしまったため、引き継ぎがほぼゼロのような状態だったんです。それでも、今回ご参画いただいた方は「なんとかします」と前向きに言ってくださいました。後で「あんなに大変な状況は初めてです」と言われましたが(笑)、それでもガッツを持って取り組んでくださった姿には、本当に心強さを感じました。
私に足りない部分を、そうやって支えていただけるというのは、経営者としても非常にありがたいことで、満足度は100点です。今ではほかの機能も任せられないかと検討するようになりましたが、社内管理部門の責任者たちからのハードルも一気に上がってしまって、「あれくらいの方を紹介してくれるんですよね?」と、うれしい悩みも生まれました。
経理という業務でも、オンラインでの委託がうまくいくと感じましたか。
経理業務は紙の請求書などが残りやすい、比較的アナログな業務フィールドでもあり、当初は少し不安な部分もありました。それでも、始めてすぐにデータ化や運用をきちんとオンラインで進めていただけることが分かりました。
社員からも「オンラインでも仕事ができるんだ」という声が上がっていて、若手社員にとっては、プロフェッショナルとして時間を区切って全力で取り組む姿から受ける刺激も大きいようです。今は住んでいる場所に関係なくプロに仕事をお願いできる時代なのだと、改めて実感しています。
思ったよりも手軽に使えた、外部人材活用という選択肢
今後も「ココナラアシスト」を活用していく予定ですか?
はい、そのつもりです。単なる人手不足の穴埋めではなく、経営を支えてくれるパートナーとして位置付けています。これから事業を広げていく中でも、必要なタイミングで柔軟に相談しながら進めていけるというのは、私たちにとって大きな魅力です。
ありがとうございます。最後に、導入を検討している企業へのメッセージをお願いします。
通勤圏内という概念を取り払ってくれるという意味で、間違いなく世界が広がります。日本中、どこに住んでいても業務をお願いできるんだと実感しました。
これから検討しようと考えている方には、「思っているよりも普通に使える」サービスだということもお伝えしたいですね。「オンラインの業務委託」というと何か特殊なものだと感じている方もまだまだいらっしゃると思うのですが、直接の委託契約ではなく準委任という形でココナラさんが間に入ってくださるので、その安心感は大きいです。採用する人がいないという悩みから、100万人以上のスキルの中から選べる世界に、ぜひ一歩踏み出してみてほしいと思います。
opsol株式会社
創立 :2005年9月12日
事業内容 :サービス付き高齢者向け住宅・有料老人ホーム、訪問介護、訪問看護ステーション、デイサービスなどの運営
公式サイト: https://opsol.co.jp/
ご利用サービス ココナラアシスト

