少数精鋭でも大型案件に挑める体制へ。「ココナラ募集」で実現した分業と成長戦略

大阪市に本社を構える株式会社キムタクは、企業のシステム受注開発を軸に、企業のDX推進を支援している会社です。
創業初年度から右肩上がりに問い合わせが増え続けている一方で、少数精鋭だからこその「リソースの限界」という課題にも直面していました。営業から設計、構築までを代表自らが担う体制の中で、案件拡大にどう対応するか。そこで同社が選んだのが、スキルを持ったプロフェッショナルとのマッチングプラットフォーム「ココナラ募集」の活用でした。
イベント出展によるリード増加を見据え、短期間で即戦力エンジニアと出会い、分業体制を構築。結果として機会損失を防ぎながら、より大きな案件にも挑める体制を整えています。今回は、代表の木村拓哉さんに導入の背景から具体的な成果、そして外部人材活用の可能性について詳しく伺いました。
創業初年度から直面した「すべて自分でやる」ことの限界
本日はよろしくお願いします。まずは事業概要について教えてください。
当社の主な事業は、システム受託開発です。お客さまが「こんな仕組みが欲しい」と望まれるものであれば、できる限り実現するというスタンスで事業を展開しています。
特に多いのは、顧客管理システムや営業支援ツール(SFA)の構築です。単なるシステム開発にとどまらず、業務全体をどう設計するかという視点から入り込み、「どうすれば営業活動が可視化できるか」「情報が属人化しない仕組みをどう作るか」といった本質的な課題解決に向き合っています。
また、当社では開発して終わりではなく、「IT伴走支援」と呼んでいる継続的なサポートも行っています。導入後の保守や改善提案、他業務への展開支援などを通じて、お客さまの中でシステムが「使われ続ける状態」をつくることを重視しています。
ちなみに、社名の由来はもしかすると……?
ご想像通りですが、私の本名が由来しています(笑)。
展示会などのイベントに出展させていただくと、関係者や参加者の方からブースやポスターを撮っていただくこともあります。「覚えてもらえる社名」というのも、営業上の強みかもしれません。
拡大のチャンスを逃さないために。即戦力確保へ踏み出した一手

創業が2025年3月とまだ間もないですが、事業面ではどのような課題を感じていたのでしょうか?
創業からまだ1年ほどですが、社会全体でDXの必要性が浸透しており、企業規模を問わず業務効率化への需要の高まりを日々感じています。実際にお問い合わせも増えており、市場の追い風は強いと実感していました。
一方で、当初は商談や要件定義といった営業面から、設計・構築、納品、運用サポートまでをほぼ一人で担う体制でした。設計までは対応できても、その後の構築工程は案件規模に比例して工数が増えます。案件が大きくなるほど負担も大きくなり、体制面に不安を感じる場面もありました。
「挑戦したいけれど受けきれない」という状況を避けるためにも、安心して任せられる分業体制の構築が急務だと考えていました。
そのような中で、ココナラ募集を利用した背景を教えてください。
分業体制をつくり、自分はより強みに集中できる環境を整えたいという思いが強まっていたタイミングで、イベントに出展することが決まりました。過去の傾向から見ても、一定数のリード獲得が見込まれており、問い合わせが増える可能性が高いと想定していました。
ただ、体制が整っていなければ、せっかくの商談機会を受けきれず、大きなチャンスを逃してしまうかもしれません。そこで、できるだけ短期間で即戦力となる人材を確保し、受注拡大に備えられる体制を整えたいと考えたことが、ココナラ募集を利用した大きなきっかけです。
数あるサービスの中で、なぜココナラ募集を利用していただいたのでしょうか?
ココナラさんはCMなどを通じて以前から認知しており、「人材を探すならまず思い浮かぶサービス」の一つでした。今回エンジニアを募集するにあたり、実際には複数の人材サービスを同時に検討・掲載しましたが、運用を始めてすぐに違いが見えてきました。
応募数の多さ、応募が集まるまでの早さ、そして何より応募者のマッチ度。この3点において、ココナラ募集は群を抜いていたと感じています。結果として、最終的に活用を続けたのはココナラ募集のみでした。
募集公開から1週間も経たないうちに複数の応募が集まり、最終的には9名の方からご応募をいただきました。その中から3名と面接を行い、2名と契約に至っています。
実際に採用された方の決め手はどういった点でしたか?
もちろんスキルや実績は重要です。ただ、それ以上に重視したのはコミュニケーションの相性でした。
受託開発は、設計意図を正しく汲み取り、細かなニュアンスまで共有できるかが非常に重要です。オンラインでの面接は私もすべて出席し、言語化力や受け答えのテンポ、仕事に対するスタンスなどを丁寧に見ました。
結果として契約したお二人とは、現在も継続してお仕事をしています。正直なところ、「こんなにスムーズに、しかもレベルの高い方と出会えるのか」と驚きました。スピードと質の両立という意味で、非常に満足度の高い結果だったと感じています。
分業がもたらした余白と挑戦。外部スキル活用で広がる可能性

実際に分業はどのように進んでいますか?
現在は、営業、要件定義、設計までは私が担当し、その後の構築工程を契約したエンジニアの方にお願いしています。
設計書を基に構築を進めてもらうことで、私自身は次の案件の商談や設計に集中できるようになりました。特に大きな変化は、「案件規模に対する心理的ハードルが下がったこと」です。以前はリソースの問題で受注をためらっていた案件にも、今は自信を持って臨めています。
分業によって、単なる業務軽減だけでなく、事業拡大の土台が整ったと感じています。
今後、別の形でココナラを利用するとしたら、どのように活用したいとお考えですか?
今回、エンジニアの募集で利用させていただきましたが「こんなに幅広いスキルが集まっているんだ」と改めて実感しました。
今後は、受託案件の構築部分だけでなく、社内業務の効率化という観点でも活用できると考えています。例えば、バックオフィス関連の事務作業のサポートや、営業資料・ホワイトペーパーのデザイン制作、Webサイトの改善、マーケティング施策に伴うクリエイティブ制作など、スポットで専門スキルが必要になる場面は意外と多いのではと感じています。
正社員を採用するほどではないけれど、一定の専門性が求められる業務は少なくありません。そうした領域に対して、必要なタイミングで、必要なスキルを持つ方と出会えるのは大きな価値だと感じています。
ありがとうございます。最後に、外部人材活用を迷っている企業へメッセージをお願いします。
私たちのようなスモール企業は、常に人手不足と向き合っています。正社員を増やすには時間もコストもかかりますし、リスクも伴います。
その点、ココナラのようなプラットフォームは、必要なタイミングで、必要なスキルを持った人材と出会える仕組みです。人手不足という課題に対する、非常に直接的で現実的なアプローチだと感じました。
今回の経験を通じて、エンジニアだけでなく、バックオフィス業務やデザインなど、他領域でも活用できる可能性を強く感じています。
「困ったときに思い浮かぶ選択肢」が一つ増えたこと自体が、大きな収穫でした。
株式会社キムタク
設立 :2025年3月
事業内容 :システム受託開発、IT技術支援、テレアポ代行
公式サイト: https://www.kimu-taku.co.jp/
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