CPAは1/3に改善!プロ人材の継続活用でSNS広告運用のスピードも質も大幅改善──株式会社じげんのココナラ募集活用術

求人、不動産、旅行など、生活に関わる多様な領域でプラットフォーム事業を展開する株式会社じげん。同社が運営する「アルバイトEX」では、SNS広告の運用を強化する中で、動画クリエイティブの改善スピードが重要なテーマになっていました。
特に、成果を左右する冒頭数秒の調整や再編集は、スピーディーかつ継続的に回していく必要がある一方で、対応しきれない場面もあったといいます。そうした中で活用したのが、継続的にプロ人材に業務を依頼できる「ココナラ募集」でした。
今回は、求人事業部の野田豊嗣氏に、導入の背景から選定のポイント、実際に得られた成果まで詳しく伺いました。
スピードが求められるSNS広告運用。社内体制では限界があった

本日はよろしくお願いします。まずは貴社の事業について教えてください。
当社は「生活機会の最大化」を基本理念に掲げ、人生の選択肢を広げるプラットフォーム事業を多角的に展開しています。
その中で私は、求人領域の「アルバイトEX」というサービスに携わっています。アルバイトEXは、複数の求人媒体の情報を集約して提供するアグリゲーションメディアです。提携する多くの求人サイトの情報を横断的に検索できるため、ユーザーは複数の媒体を行き来する必要がなく、膨大な求人の中から自分にぴったりの仕事を効率よく見つけることができます。
今回ココナラ募集を活用された背景には、どのような課題があったのでしょうか?
広告に使う動画を制作できる人材が不足していたことです。集客施策としてSNS広告を運用しているのですが、この領域はクリエイティブの改善スピードが成果に直結します。特に動画広告は、冒頭数秒の見せ方を少し変えるだけで数値が大きく変わることもあるので、短いサイクルで検証を回せる体制が必要でした。
社内にもデザイン部門があるのですが、事業部専属のような形で短納期で動画を何本も制作していく運用まで担える体制ではありません。たとえば「週に複数本作ってほしい」「すぐに差し替えたい」といった要望に対しては、社内リソースだけでは難しかったんです。
そのため、事業部の中でスピーディーに動いてくれるデザイナーが必要でした。以前から業務委託の方にお願いすることはありましたが、個人同士のつながりで参画いただくケースも多く、私たち事業部側との関係性などがやや不安定になりやすい面がありました。継続的に稼働してもらうには、もう少し安心感のある形でつながれる仕組みが必要だと感じていました。
ココナラ募集を使う前には、ほかの手段も検討されていたのでしょうか?
いくつかの採用媒体や手段を試していました。ただ、なかなか自分たちが求める条件に合う方に出会えなかったり、募集しても十分な母集団が集まらなかったりという難しさがありました。
SNS広告の動画は少し特殊で、単に動画が作れるだけでなく、広告運用の文脈を理解しながらスピード感を持って一緒に改善できることが重要です。そうした条件に合う方を見つけるのに苦戦していた、というのが正直なところです。
単発の依頼を重ねる中で見えてきた、継続型の必要性

ココナラ募集は、もともと単発で使われていたそうですね。
事業部内では以前から必要になったタイミングで動画を1本発注するといった使い方をしていました。ただ、そのやり方だと、欲しいタイミングで依頼を出し、そこから候補者を探し、アサインして制作に入る……という流れになるので、どうしてもリードタイムが長くなってしまうんです。
SNS広告の運用では、「このパターンを試したい」と思ったときにすぐ動けることが重要なので、その都度対応できる方を探していると間に合いません。そこで、必要な時だけ頼む形ではなく、継続的に伴走してもらえる方を探そうとなりました。単発利用の経験があったからこそ、その次の段階として継続型の必要性がはっきり見えてきた感覚があります。
複数のサービスを比較した中で、ココナラ募集を選んだ理由を教えてください。
一番大きかったのは、候補者の集まり方です。今回は1〜2週間ほどで16名の応募があり、そのうち早い段階で7〜8名の有力な候補者が見えてきたので、この中で決められそうだという感触がありました。
もう一つは、個人間のつながりに寄りすぎない点です。ココナラ募集では企業として募集できるので、フラットに比較検討しやすかったです。事業部として必要な人材をきちんと見極めるという意味で使いやすかったですね。
選考はどのように進められたのでしょうか?
5名と面接を行い、その中から1名にお願いしました。決め手はいくつかありますが、総合的に見ると、費用面とスキル面のバランスが良かったことが大きいです。
実は、今回お願いした方はSNS広告の動画制作経験者ではありませんでした。ただ、これまでにドラマ風の動画や、CMのような映像表現を手がけてきた実績があり、そもそもの動画制作スキルが高かったんです。そのうえで、「今後は縦型のSNS動画にも挑戦していきたい」という意欲がありました。
もちろん、未経験領域を任せることへの不安がなかったわけではありません。ただ、採用前にテスト素材をお渡しして、実際に制作いただいたんです。その結果、十分に高いクオリティだったので、「これならいける」という確信を持てました。こうしたテスト的な確認がしやすかったのも、今回の選考では大きかったですね。
実際に一緒に働き始めて、印象はいかがですか?
すごく自発的に動いてくださる方で、そこは期待以上でした。こちらとしては社内リソースが潤沢ではないので、素材が足りない、指示を細かく作り込む時間がないといった課題があります。そうした状況の中でも、「こういうBGMが合うと思います」「こういう見せ方が良さそうです」といった提案を自らしてくださるんです。
単に依頼されたものを作るだけではなく、こちらの不足している部分まで補いながら進めてくれるので、かなり助かっています。また、継続型で入っていただいたからこそ、事業や目的の理解も進み、やり取りの質も上がっていると感じます。
CPAは約1/3に改善。継続的なコミュニケーションでPDCAサイクルが加速
現在はどのような体制で進めているのでしょうか?
週に1回、30分ほど打ち合わせをして、進捗の共有や新規オーダー、成果の振り返りを行っています。全体で20〜30本ほど制作した月もあります。1つひとつは細かな修正やサイズ違いも含みますが、それでも相当なスピード感で回せています。
運用としては、0→1の新規動画は代理店にお願いし、その動画をベースにした冒頭改変や再編集を業務委託の方に依頼する形で棲み分けています。この役割分担がうまく機能していて、コスト面でもスピード面でもメリットを感じています。
成果面では、どのような変化がありましたか?
かなり分かりやすい成果が出ています。従来の動画の冒頭3秒を再編集したところCPAが約1/3にまで下がり、事業部内でもかなり高評価です。
SNS広告では、最初の3秒で離脱されるかどうかが大きな分かれ目になります。今回の改善では、まさにその冒頭部分の見せ方を調整したことが効いていて、エンゲージメントが上がった結果がCPAの改善につながったと見ています。
定性的な変化はありましたか?
依頼する側の負担がかなり減りました。単発でお願いしていた頃は、毎回かなり細かく仕様を言語化しないといけなかったのですが、継続して入っていただくことで、「前回の感じで」「この方向性で」といったニュアンスで通じるようになりましたね。
業務委託人材の活用には、どのような意義を感じていますか?
大きく2つあります。1つは、PoC的に回しやすいことです。正社員採用は重い意思決定になりますが、業務委託であれば小さく始めることができます。今回も、動画の冒頭改変をどこまで事業成果につなげられるのかを比較的低コストで検証できました。
もう1つは、社内にないリソースを補えることです。社内で全てを抱えようとすると、どうしても採用や育成に時間がかかります。一方で、ココナラのように多様なスキルを持つ方がいる場では、自社に今必要な人材を探しやすい。しかも、動画、静止画、今後であれば開発やフロント周りなど、活用の広がりも感じています。
ありがとうございます。それでは最後に、利用を検討している企業にメッセージをお願いします。
まず感じたのは、候補者の数がしっかり集まるということです。自社に足りないリソースを社外で補いたいと思ったときに、比較的短期間で母集団ができ、その中から選べるのは大きな価値だと思います。
そのうえで、最初から完璧な前提で考えすぎず、まずは募集して、会ってみて、必要であればテストもしてみる、という進め方が良いのではないでしょうか。実際に話すことで見えることも多いですし、自社に合う人材に出会えれば、その後の動きはかなり変わると思います。私たちも、単発依頼では難しかった改善のスピードを、継続型で大きく変えることができたので、まずは試してみる価値は十分あると感じています。
株式会社じげん
設立 :2006年6月1日
事業内容 :ライフサービスプラットフォーム事業
公式サイト: https://zigexn.co.jp/
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