全国のフリーランスネットワークを効果的に活用し、増え続ける顧客のDX推進ニーズを解決

SIer ^※として顧客に寄り添う「伴走型」のサービスを提供しながら、蓄積した知見や技術を活かして事業を拡大し続けている株式会社シイエヌエス。日進月歩で技術や製品が進化するIT業界において、同社は外部人材を効果的に活用することでさまざまな顧客の要望に応える体制を整えています。

今回はビッグデータの利活用を支援する部門において、自身もデータサイエンティストとして活躍しながら、拡大する顧客のニーズに対応するべく外部人材の活用を積極的に進めているApplied Analytics事業部・コンサルティングサービス部長の堀尾慎さんにお話を伺いました。

※IT業界において、システムの企画・開発・運用・保守までを請け負う企業のこと

「伴走型の支援」を積み重ねながら、事業領域を拡大

本日はよろしくお願いします。まずは貴社の事業内容について教えてください。

当社はシステムインテグレーション事業を展開するSIerです。創業当初はシステム開発を主軸とし、金融や大規模都市開発向けのプロジェクトに携わってきました。その後事業領域を拡大し、現在は企業のDX推進支援、システム開発、基盤運用、データ分析といった包括的な支援を行っています。

貴社の強みはどのようなところになるのでしょうか？ 

「顧客に寄り添う伴走型の支援」です。単なる受託開発にとどまらず、顧客の課題や要望を丁寧にヒアリングし、最適な提案を行うことを使命としています。そのため、システム開発だけでなく、データ分析や基盤運用といった幅広いスキルを社内で蓄積し、柔軟な対応ができるよう努めています。また、営業と現場の開発チームが一体となって動く体制をとっているため、スピーディーな意思決定や、最適な人材提案が可能な点も強みであると考えています。

先ほど事業が拡大しているというお話をしましたが、これも顧客に伴走し、要望や課題を解決していく中で蓄積された知見やスキルを事業という形にしてきたことで当社は拡大してまいりました。

堀尾さんの担当業務について教えてください。

私は主にデータ分析支援を担当しています。顧客と直接対話をしながら、最適なデータ活用方法やDX推進の施策を提案しています。また、部門全体のマネジメントも行っており、プロジェクトの遂行やチームの編成、営業活動にも関わっています。
現在、私の部門は20名弱ですが、外部から参画してくれている人材を含めるとおおよそ50～60名規模になります。

「全くいません」というケースは一度もない。
柔軟に適切な人材を提案してくれるココナラテック

外部人材を多く活用されているようですが、その理由について教えてください。

当社のような事業を展開している場合、顧客との契約形態はSES^※になることが多く、人材の流動性、不確実性が高い中でプロジェクトごとに人員を確保していかなくてはなりません。そのため、自社の正社員で全て対応することは難しい状況です。 

また、中でも私が担当しているデータ分析やDX領域の専門人材は市場においても希少で、確保が難しい状況です。特に、当社のようなシステム開発を行う企業が求める特定の製品や技術に特化した人材を見つけるのが難しく、必要なタイミングで適切なリソースを確保することが課題となっています。

※IT業界においてクライアント企業にエンジニアを派遣し、技術力を提供する契約形態 

その課題に対して、フリーランスを含む外部人材の活用を積極的に進められているのですね。

はい。自社で採用となると限界がありますが、外部に目を向けると比較的短期間でマッチした人材を確保できる可能性が高まります。また、フリーランスの方々は即戦力として活躍していただけるケースが多く、短期間で成果を出すことができるのも大きな利点であると考えています。

多くの人材エージェントがある中で、ココナラテックをご利用いただいている理由について教えてください。

現在ココナラテックを含む外部エージェントはいくつか活用させていただいていますが、その理由としてはそれぞれの強みがあること、また私たちが求めている人材がその時にマッチできるかというタイミングもあるためです。

ココナラテックについては全国のフリーランスの方々を柔軟に採用できる点が非常に魅力的です。ココナラテックの広範なネットワークを活用することで、より多様なスキルを持つ人材をスピーディに確保することができます。

当社ではかなりニッチなスキルを持つ方の依頼をさせていただくことも多くあるのですが、そのような場合でも即日に近いスピードで「この方だったら提案できます」と柔軟に対応してもらえます。また、これまでの依頼に関して「提案できる人材が全く見つかりませんでした」と言われたことが一度もなく、必ず候補の方を見つけていただいています。そういった実績からも非常に頼りにしており、結果としてお願いする比重も増えていっています。

ココナラテックをご利用いただいた中で、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

ややネガティブな話にも聞こえるのは恐縮なのですが（笑）。ある案件で顧客に派遣する体制としての提案にまで繋げたのですが、さまざまなことがありそのうちの1名の折り合いがつかず、直前で離任してしまうことがありました。 

急な話だったのでかなり難航したのですが、ココナラテックの担当者が補填の体制構築や残ったメンバーに対するケアなどをかなりスピーディかつ、的確に対応していただき、事なきを得ることができました。

もちろんこのような事態が起きないことが理想ですが、人にまつわる話なのでトラブルはつきものです。仮に起きてしまったとしても相談させていただき、フォローいただけると理解できれば安心に繋がります。これがココナラテックを継続的に利用している大きな理由の一つともなっています。

「探している人が見つからない」企業こそ利用を勧めたい

フリーランスに求める点についてお聞かせください。

当社が求めるスキルを有していることはもちろんですが、実はそれ以外の観点で顧客からの要望や期待値が年々上がってきています。一つめは「主体的に動けるかどうか」。開発のレベルやスピードが日々上がってきている中、メンバーの一人一人がこのような観点で見られ、自主的な提案や行動が求められるケースも増えてきています。

そして二つめが「コミュニケーション」。技術面のスキルだけではなく、コミュニケーション力も求められています。個々にではなくチームとして動くプロジェクトが多くなってきているので、ぜひその面は意識してもらいたいです。

今後、ココナラテックに期待する点についても教えてください

「長期的な目線」を大切にした関係が築ければと思っています。もちろんプロジェクトごとに最適な人材を紹介してもらうことも重要ですが、案件を通じてお互いに学びながらステップアップすることで、次のプロジェクトがよりスムーズに進みます。ぜひ、一緒にクオリティを高めていけるような長期的な人材活用を進めていければと考えています。

二つめは「体制」としての提案の強化です。最近では企業から人材の派遣にとどまらず、複数人のチーム体制の提案を求められるケースが非常に増えています。ココナラテックからも複数名依頼するケースも増えていますが、一つのチーム体制としてフォローしていただくことができれば、これは大きな差別ポイントになると考えています。

ありがとうございます。
それでは最後に、ココナラテックのご利用を検討されている企業の方にメッセージをお願いします。

IT業界は常に人手不足の状況が続いている上、技術や製品も日々進歩を遂げています。自社のリソースだけで対応することは今後ますます難しくなっていく中、ココナラテックのような全国のフリーランスをネットワークしているパートナーの存在は非常に心強いです。 

私たちもこれまでかなりニッチなスキルを持つ人材を依頼してきましたが、提案をいただけなかったことはありませんでした。「探している人がなかなか見つからない」と悩んでいる方こそ、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか？

 株式会社シイエヌエス
設立　　　：1985年7月4日
従業員数　：256名（連結・2025年2月現在）
事業内容　：デジタル革新推進事業、ビッグデータ分析事業、システム基盤事業、業務システムインテグレーション事業、コンサルティング事業
公式サイト： https://www.cns.co.jp/

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