フランチャイズ加盟時に銀行が融資判断をするポイント

記事
コラム
過去に、ご相談のあった内容を少しだけ紹介いたします。




相談内容

各フランチャイズ本部で懇意にしている銀行があると思いますが、
本部から融資の紹介をしていただけるとして、
銀行が融資を判断するポイントはありますか?
フランチャイズに加盟したいのですが、加盟を検討している
フランチャイズ本部は銀行などから信用されているのかも重要になると
感じています。融資を決める要素がわかると大変ありがたいです。






回答内容

日本政策金融公庫と銀行融資では多少融資判断が異なります。
銀行が融資を判断する基本としては3点あります。
ご自身のご状況を確認ください。
①信用情報
②反社チェック
③自己資本比率

また、公庫と銀行融資の一番の違いは、日本政策金融公庫では、
人物評価(面談)がある点です。
面談時にチェックするポイントの参考情報です。
・コミュニケーション能力必須、主観で厳しそうな方の場合は要判断となる
・取り組む事業について要点を説明でき、収支のバランスを理解していること
・望ましい職歴~対人関係構築・営業・人材育成・ファイナンスの知識がある
・源泉徴収、確定申告書類を2期分用意できる状態

日本政策金融公庫等での融資実績がある程度出てくると、金融機関から優秀なビジネスモデルのフランチャイズチェーンと認識されます。金融機関からフランチャイズチェーンに対する信用度が高まることで、積極的な融資可決判断をいただくことに繋がります(当然、反対のことも言えます)。融資可決実績などを、検討中のフランチャイズ本部に確認いただき、どの程度の融資サポートが受けられるのか(加盟しないとサポートしてくれない本部もありますが、通常はフランチャイズ契約前に融資サポートをしてくれる本部が多い)をご自身で納得するまで担当者に質問することを推奨いたします。

併せて、実際に融資申請をする場合、融資サポートをしてくれる外部機関(フランチャイズ本部によってはご紹介もしてくれます)を活用することもご検討いただくとよいかと思います。




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