[社会学的想像力]チャールズ・ライト・ミルズ

こんにちは。ライフ・キャリアコンサルタントＳｈｉｚｕです。

今日は私が専門にしている分野の1つから、話題を取り上げたいと思います。

アメリカの社会学者のチャールズ・ライト・ミルズの【社会的想像力】についてニュースを見て触れずにいられず、書いてみることにしました。

皆さんは、社会的想像力についてどう思いましたか？

お読みいただいた後、もう一度考えてみてください。

[社会学的想像力]チャールズ・ライト・ミルズ

個人に現れる生活上の困難を、

・可哀想

・大変そう

・本人の努力が足りない

・個人でなんとかすること

と「個人」の課題と考えるか、

・社会構造が生み出す「社会」の問題

と考えるか。

社会的、政治的、倫理的、を何だと捉えるのか。

その基準はどう決まるのか。

この基準などを、ある個人の困難を社会問題にリンクさせる「視点」=社会学的想像力

というのではないだろうか。

個人の課題を「あなたの課題」で終わらせるのか、「私たちの課題」と考えるのか。

今朝、学生の内定取り消しに関するニュースを見ました。

キャリア携帯の携帯会社が、公共の電波を利用しているのに使用料が高すぎるから、政府がキャリア携帯会社に電波使用料の値上げをする、と言うニュースもみました。

ある疑惑のある企業に、数千万の融資をするニュースも。

この3つだけでも、個人に何が起きそうか思考できる「社会学的想像力」は、相談支援に当たるものとして考えたいです。