おはようございます。ブログを閲覧いただきありがとうございます。
youtubeにて「語り部朗読BAR」というチャンネルを運営しております。
自身で小説を書き、声優さんに朗読していただいたものに動画編集をして公開しております。
たまに作者自身の北条むつき朗読もございます。
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本日ご紹介の一本は、ちょっとゾワッとするラブコメです。初めて小説を硬い時の作品?と呼べるのかわかりませんが、お話です。
初めて書いた時はもう少し長かったのですが、ショートショートの賞に応募する様にもっと短くしたお話です。賞はかすりもしませんでしたが、ここから私の終雪生活が始まったお話でもあります。
お話「バースデイLINE」と言うタイトルですが、会社帰りに届いたLINEから始まる恐怖の瞬間の物語です。良かったら動画を閲覧していただけるとありがたいです。
・朗読動画もご用意しております
・文字をお読みになりたい方は、動画の下に小説(文字)がございます。
◉バースデイLINE
作 者:北条むつき
語り手:日向あおい
帰宅中に不倫相手のユミからLINEが入った。
今日は何がいい?
「今日はあなたのバースデーね? 夕食何がいい? 大好きなロールキャベツ? それとも大嫌いなビーフシチュー?じゃあ、19時に待ってるわ」
後妻とは結局うまく行かず、こう言う事になっている。また同じ過ちを繰り返すのかな?
子供はまだ小さく、誕生日だと言っても気にも留めない。なんせ連れ子は懐かない。
いつものように明かりの灯ったアパート。中から料理中なのか香しい匂いがする。可愛らしくデコレーションされたドアベルを鳴らす。
「お帰り! 今日は早いかな?」
「そうかい?」
「いつもなら10分は遅刻するのに!」
玄関から小さなアパートに入る。香しい匂いが扉を開けると一層にしたと思いきや、突然見慣れた顔ぶれ。キッチンで料理をしていたのは妻だった。
「今日は大嫌いなビーフシチューよ?」
まさにこれから始まる恐怖の瞬間だ。
了
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