ブログ飯は現実的なのか

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マネー・副業
日本で「ブロガー」というと、「ブログで一定の収入を得ている人」とか「ブログで生計を立てている人」というイメージがあると思います。

英語で「Blogger」というと、単に「Blog」をやる人、書く人という意味になるので、ブログを書いている人は収益うんぬんに関わらず、みな「Blogger」といって差し支えないでしょう。

そんなことはさておき。

「ブログで飯を食う」ということが一時期話題になりました。
関連した書籍もいろいろ発売されましたね。

ブログを収益化する方法は、なんとなくみなさんもご存じかと思います。

その方法は一つではありませんが、ブログやサイトを運営しているということは強みであり、すぐにお金に換えることはできなくても、将来的にお金を生む可能性を秘めています(もちろん、やり方次第ですが)。

2023年も10月になった今、「ブログで飯を食う」ということが果たして現実的なのか、考えてみました。

ブログで食べていくということ

ブログで生計を立てるということは、ブログからの収入で食べていけるという状態ですよね。

かつてはブログ全盛期という時代がありまして、「ブログで飯を食う」だけでなく、ブログで100万単位の収入を上げる人もわさわさいたものです。

今も毎月1000万以上稼いでいる人はいると思いますが、ここ数年ブログ運営の生産効率は低下の一途にあると、自分としてはそう感じています。

私は複数のブログを運営していますが、私にとってのブログ運営は、100万円とかの一時金ではなく、継続して毎月コンスタントにお金が入ってくる―――つまり、「準不労所得」を長期間に獲得することを目的としています。

実際のブログ運営はどうなの?

今も実際にワードプレスブログを複数運営していますが、収入は細々と入ってきています。

ブログはもうだめだー、とか、「オワコン」だなんていう意見もありましたが、まったく稼げないというわけではありません。

私はライターですので、ブログやサイト運営者に依頼されてウェブコンテンツを作成することが仕事です。
その仕事の受注から見ても、ブログやサイト運営が絶望的とも思いません。

ただ、ブログを収益化するまでの道のりは以前に比べて圧倒的に複雑になっており、個人が思い付きで始めて「〇百万」という時代ではなくなりましたね。

現在のブログ運営は、残念ながら、作業量に対する生産性が非常によろしくないというしかありません。
だから多くの人が途中で挫折するのです。


年金プランとしてのブログ運営

一攫千金を狙うことは、もはや(かなり)難しいブログ運営。
だから私にとってのブログ運営は、ゆっくり積み重ねて年金になればいいかな、という程度のものです。

私の場合、海外居住歴が長すぎて、というか日本で年金を納めていないので、たとえ日本国に戻って暮らすことがあっても日本の年金は期待できません。

ブログからの収入があれば、年金代わりになるだろうという狙いなのです。

ブログを複数運営する理由

ブログを複数運営しているのも、それに関連しています。

ブログ一つだけ運営していて、大きく稼げている人もいるでしょう。
しかしながら、ブログ収入はちょっとしたことで上下します。
それは世界情勢であったり、テクノロジーの変化であったり、検索エンジンのアップデートなどの要因が影響します。

そのため、何らかの事情で、稼いでいたブログがある日突然収益ゼロに陥ることもあるわけです。
そんなとき収入源となるブログがたった一つしかない場合は、ショック以前に悲惨です。

ですので、たとえ少しずつでも収入があるブログを複数持っていたい、これが私の計画。


生計を立てるためにいくら必要か?

ブログ収入で食べている将来(老後)を描くとして、毎月いくら必要なのか、という問題があります。

生活するために必要な金額は、住む場所や生活水準によって変わってきます。
「住」にかかるお金はもちろん、「食」の費用も国や地域によってかなり違いがあります。

でも、田舎に住んでいても大都会に住んでいても、ブログ収益は基本変化しません。

私も海外に住んでいながらも、老後は別の国で暮らすことを考えています。



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