ミスのからくり

記事
コラム
こんばんは。
あなたに光を降り注ぐライトワーカー、光の仕事人@SACHIKOです。

私は
約3年間、
仕事でミスを立て続けに
引き起こしていたことがあります。

・同じ名字名前違いの人のお金を
間違えて振り込んだ
・伝票がなくなったと思ったら、
違う部署の人のところに送っていた
・仲の良い人との雑談メールが
全社メールで流れてしまった

・・・
実はこれはごく一部です。

これだけでも
バカっぽいミスですが、
こんなことばかり
起こっていました。

不真面目に仕事していたわけでは
ありません。

ミスするたびに
犯人捜しが始まり
犯人が自分だとわかり
怒られ冷たい目で見られ
非難され・・・。

その当時、
自分で自分のやることが
信じられませんでした。

ミスをする=仕事できない
=信用されない=価値のない人
というように
自分を定義付けしていました。

あれからかなり年月が経ち、
今も完璧ではないけれど
当時のようなことは
もはや起こっていません。

そして
改めて、あの時のミスは
何故起こっていたのかを考えると
以下が原因だったと思われます。

【1】ミスの原因を冷静に分析できていない
ミスは
根性や心がけで
消えるものではありません。
ミスには原因があります。

そして、必ずしも
自分だけのせいでは
ないことだってあります。

引き継ぎが不親切だったり
マニュアルがいい加減だったり
誰かが伝えるべきことを伝えてなかったり
というような、
関係者や上司や部署そのものに
課題があることもあるのです。

チェック体制が出来ていない
ミスを引き起こすような
ややこしい仕事の流れになっている
というのも原因です。

自分を責める前に
冷静に何が原因でミスが起こったのか
を考えることが大事です。

【2】仕事内容にモヤモヤがある
自分の任されている仕事が
イマイチ理解できていないと
モヤモヤした状態で
仕事を進めることになります。

仕事をわかっていない人から
引き継ぎを受けたりすると
「モヤモヤ」まで
引き継いでしまうことになります。

この「モヤモヤ」が
ミスを引き寄せます。

自分は一体
何に「モヤモヤ」しているのか。

自分専用のマニュアルを作り、
「モヤモヤ」をゼロにすること。

これがミスを回避するのに
有効です。

【3】緊張している
ミスを繰り返して
自分で自分の事が信じられないと
常に緊張状態で
仕事をすることになります。

「ミスしたらいけない」
と強く思えば思うほど
緊張が高まり、
やらかすことになります。

そういうときは
呼吸が浅く
首や肩に力が入っているはずです。

深く長い呼吸を
普段から心がけ
緊張を少しずつ
解いていくことが必要です。


上司や先輩をしている方は、
ミスばっかりする人を
頭ごなしに怒るのではなく、
上記のような状態になっていないかを
冷静に見てあげてほしいです。


私は、
後輩にお仕事を教える時は
「ミスをどんどんしたらいいよ。
ミスしないと仕事覚えないから。」
と言います。
(もちろん、ミスが許されない仕事で
こう言って良いものかはありますが)

そのように言ったら
最初の頃ミスをしても
何故か仕事をすぐマスターして
正確にできるようになります。


ミスをしても
平然としていたり
逆切れする人は別として・・・

ミスが続いて、
自分を責めてしまって
辛い思いをしている人っているんです。

そういう人に目が行き届き、
寄り添ってあげられる
職場でありたいものです。






サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す