自分の考え方に疑問符をつけてみる

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すでにあなたの頭に刷り込まれていたり、社会から求められたりする観点を疑いましょう。
疑う事は一概に悪いこととは言えません。
疑うことの意味の中に悪意があるか、ないかの問題です。
世の中には悪意を持って相手の善意を疑って受け取る方がいます。

何故なのでしょうか。
それは結論を述べれば、相手の善意を受け取る心の余裕がないのが その理由です。
誰でも最初は疑う事を知らない無垢な純粋な子どもだったはずです。
それなのに大人になるに連れて その純粋な気持ちが薄れていってしまうのは その人・本人のせいではなく、その人(疑い深い方)が関わった人間が悪かっただけなのです。

恋愛でも同じことが言えます。
誰でも最初にお付き合いする異性に対しては純粋に真っ直ぐに信じて疑わない気持ちで接する方が多いでしょう。
しかし、一度信じて裏切られた体験をしてしまうと、そこから崩れていってしまうわけです。とても辛く、悲しいことです。
問題意識を持って誰もが当然と思っていることに疑問を投げかける事は積極的に行っていくと良いですね。
文の最後のピリオドを消して、
そこに ?(クエスチョンマーク)を書き込むことによる疑問のようなものを。
知識と言うものはそのまま受け入れるだけでは知性となっては育っていきません。
自分なりに解釈することで知識は知性となり知恵となります。
どのような情報も自分の知識にしていくためには、自分なりに物事を解釈・咀嚼していくことが重要です。

⚫︎得た知識を自分はどう考えるのか?
⚫︎どう思うのか?
⚫︎自分だったらどうするのか?

このように自分の中で紙やノートに書き出しながら思考してみると良いでしょう。
頭の中にあるから大丈夫だと思っていても、いざとなったら出てこなかったり、最悪忘れてしまうと言うことも考えられます。
知識はそのまま受け入れるだけではいけません。
自分の中にある自分のものとなった知識とすり合わせて練っていくような感覚が大事です。
それこそ、頭の中で料理を作っていくかのように。
食事に例えるならば、咀嚼して飲み込んで胃袋の中に送り込む感覚です。

インプットとアウトプットは両方大事ですが、インプットとアウトプットでは比率としては、2:8でアウトプットが重要です。
私個人の意見ですが、インプットとアウトプットではインプットの方が重要だと思っていました。
しかし、ここ数年のうちに知りえた事はインプットよりもアウトプットが重要と言うことでした。
アウトプットすることがインプットにつながると言うことも大きな発見でした。
自分が知りえた学び(インプット)を、誰かに話すことによってアウトプットする。
すると不思議なことに、誰かに話した事(アウトプット)したことによって、インプットがはっきりしてくるようになります。
ですので勉強や試験等を控えている方は、覚えたいと思うことをそのままインプットしようとするのではなく、実際に自分の頭の中にインプットしたことを、身近な誰かに話すようにすると良いでしょう。
誰かにそれとなく自分が覚えたことを話すことによって、アウトプットはインプットに変わります。

知識を得ること、積み重ねる事はすなわち、自分を守ること、大事な人を守ることにつながります。
歴史上では、戦う時にはいつも武器を皆が持参していました。
しかし現代では言葉(知識・情報)が武器になります。
武器といっても誰かを傷つけたり、陥れたりするのではなく、自分を守り、自分が愛する人を守るために使える武器を、そして自分以外の困っている方を救うことのできる武器を自分に備えていくことを重要視されていくと良いでしょう。
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