好かれることよりも相手の人生をみつめる

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相手を褒める褒めるという時に褒める相手に好かれたいと思った際に、ご自身の脳ではどのようなことを考えて言葉を発しているか考えたことがありますか?

褒める言葉は多彩にありますが、誰もが言えるような言葉で褒めていたりはしませんでしょうか。
褒めてその人の心をつかみたいなら、他の人が気づかなかった長所を見つけて褒める方法が一番のコツです。

また、批判する時も同じです。
誰もが指摘するようなことよりも、誰もが指摘しないようなこと、つまり今まで避けて通ってきた問題を指摘してあげて、逆に気づかせてあげる方が効果的でしょう。
相手に嫌われたくない、と思ってしまうと、その瞬間に相手を批判するような言葉を言えなくなってしまう方が多いのではないでしょうか。
批判と言っても相手を傷つけるために言うわけではありません。
相手にもっとより良い人間になってほしいと言う思いを込めて、気づかせてあげると言う愛の気持ちで伝えてあげることが重要になります。
言葉とは表現方法も大切ですが、何よりも重要なのはその言葉の中身です。
たとえ表現が稚拙であっても、その言葉の中身によって相手の心は必ずや動かされることでしょう。

空白だった部分(今まで相手が避けて通ってきた問題)を指摘する言葉は、話し方がたとえ未熟であったとしても誰よりも何よりも強い影響力を持つことができるものとなります。

なぜ誰もが言えるような言葉では、相手の心を動かすことができないのかと言えば、逆の立場になったことを考えればわかりますよね。
誰からも言われているようなことをあえて、特別な方から言われても確かに嬉しいかもしれないけれども、そこに大きな感動は無いかもしれません。
せっかく褒めてもらうのですから、やはり誰にでも使っているような言葉ではなく、自分だけの特別な言葉が欲しいと思うものではないでしょうか。
特別な言葉は、そこに自分だけに対する感情+メッセージが含まれていると感じるとちょっとした言葉が、特別な言葉に生まれ変わります。

それと同じで、自分も自分以外の人間を褒めるときには、「きっと他の人間はこの人のこのような部分を見落としがちなのではないだろうか」と自分なりに自己分析を交えながら接する。
そして、目の前にいる自分以外の相手を喜ばせてあげたい、またはより良い人間へと導いてあげたい と言う気持ちで接していると不思議と自分の頭の中に相手にとって特別な言葉となる、相手が喜ぶ言葉がふと浮かんでくるものですからね。
相手に好かれたいとばかり思ってしまうと、相手が喜ぶ言葉を言ってあげたいと思いながらも、稚拙な言葉を羅列するばかりで感動のない言葉になってしまいます。
ですから、たとえ大好きな人であったとしても、目の前の相手に好かれたいとは思わないようにしましょう。

好かれたいのではなく、目の前にいるこの人が今以上に幸せになれることを祈りながら、より良き人生を歩むことが出来るようにと願って見ましょう。
最初は難しく感じるかもしれませんが、難しく感じるのは最初だけです。
慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、目の前にいる相手のことを、大きなスケール(相手の人生=一生)で見ると相手がより良き人生を歩むことが出来るようにと心から祈る想いにきっと溢れてくるでしょう。

また、そのような思いは愛情からなるものです。
人は愛情を感じられる人に好意を持つようになりますからね。

そして、自分自身も相手に負けないように より良い人生を送っていきたいと思えるようになるでしょう。
頭で思うだけではなく、実際に何か行動に移せるようにもなります。
頭で思うだけではなく、実際に何か行動にうつせるようになったら占めたもので、相手の幸せを祈りながら願いながら行動を起こした先にある結果は、自分が思った以上の結果を引き寄せることができるようになりますよ。
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