飽和気味なウェブライティング

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ビジネス・マーケティング
実績と経験と数字があるライターのほとんどは
・自分でメディアを持っている
・企業専属のライターになっている
のどちらかで、クラウドソーシングで改めて仕事を探す機会はあまりありません。クラウドソーシングでは、依頼主もウェブライターも飽和しており、相場というものはあるにはありますが、完全に入り乱れた状態で完全にピンキリ。

クラウドソーシングでいっぱい書いているからライターのスキルも高いかというと、そうとも言い切れず、企業お抱えになれないけれど、クラウドソーシングのタスク処理役としては依頼をもらえるという感じかもしれません。
ただし、たくさんタスクをこなしていると依頼が来るジャンルや求められている内容から分かることは分かるはずなので、自然と実力も身についてそのうち良い方向に進んでいくでしょう。

大変なのは、コロナ禍の影響もあって、かつ、執筆できる人が多くなって、ウェブライターの仕事をしたい人が溢れてしまっている状態なのが、今の実態です。

主婦、専業ライター、メディア運営者個人、大学生、高校生に加えて、ChatGPTやBardの登場で、ウェブライター界隈はまさに地獄。依頼したい人自身がAIに任せてある程度の記事を用意できてしまうので、AIが書いた記事の格安校正やリライトを人間がやるというケースも見かけます。

そうなってくると、自然と優秀かつ数字を持っている、かつ、資格もあるちょっと名の売れているウェブライターに依頼しないとアドバンテージがないので、駆け出しライターにとってはとってもキビシイ時代になっています。というか、ほとんど依頼は取れないかと思います。カンタンな作業はChatGPTのAIPRMとかBardとかに任せちゃえば一瞬で終わるし、依頼者側は記名記事が書ける人のほうがいいし、できれば安く書いてくれる方が嬉しいし…となれば完全に戦国時代。駆け出しライターさんの取り入る隙がない状態です。

依頼を取るためにポートフォリオを

ここからが本題です。条件を満たせば仕事は取れます。まずは、ある程度名が売れていて、記事品質も分かって、AIライターではないと分かり、かつ、WordPressが使えて、おしゃれな写真を用意できることの証明として、自分のポートフォリオサイトを用意する必要があります。必須です。

ウェブライターをやっていきたい場合は、まずは自分でウェブサイトを持ちましょう。年間そんなに高いレンタルサーバーではなくていいので、WordPressを入れられて、プラグインやセキュリティ設定も学べる状態を作り、現場に近い状態でポートフォリオサイトを作りましょう。

このポートフォリオサイトは
・自己紹介
・利用規約
・プライバシーポリシー
・GDPAまたはCCPAの承諾・拒否のアレ
・お問い合わせページ
・SNS運用規約・方針
・環境方針
・上位表示されている記事が10記事以上
・さまざまなジャンルの雑記系記事
・個性が分かる日記
が入っていればひとまずOKです。SNSは当然やってください。記事数は100記事、200記事は用意してください。上位表示されている記事を10記事以上確保できるようがんばって本気で書いていってください。

ある程度の実績ありきで話が進みますので、いきなりカンタンなタスクをやってクラウドソーシング上でランクを上げていっても限界が来てしまいますし、あなた自身のその後のスキルが伸び悩んでしまいます。最初に、あなた自身のメディアを持ってください。

※年間多少のレンタルサーバー代がかかったとしても、WordPressで執筆できる環境を作っておいたほうがよいです。強くおすすめします。入稿がWordPressとか、WordPressのエラーが出たときにも修正できるようなら追加の報酬につながります。色々できれば企業お抱えを目指せます。
※WordPress関連のノウハウはそのうち記事にまとめときます。

まずは実績作り、SNSを伸ばして人に見せられる状態にしましょう。そのあとライターとして依頼を受けるなり、特単依頼や広告掲載依頼なんかが来るようになれば受けるなりして、がんばっていってください。

※SNSでの言動は依頼者側がかなり気にします。ちゃんと運営できるなら安心ですし、もしかしたら任せる部分あるかもです。
※記事のコンプライアンスと法令遵守は超重要で大変です。その辺を注意できるだけの広い視野を持って執筆できるライターが求められています。
※記事内画像の処理や表示速度、構造化データ(Schema)を考慮した執筆ができるライターは超求められています。自分でメディアを持っていて、上位表示させようと試行錯誤すればたいてい身につきます。

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