コラム:アメリカの大学は入るのが簡単だけど、卒業が難しい!?

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コラム
タイトルのような噂、聞いたことありませんか?英米大学を経験してきた私の経験談も交えて、実際の様子をお伝えします。

結論...

結論から言うと、英米トップ校においてはこの噂は誤りです
入学することは難しく、むしろ卒業できる確率は9割以上です。(注:下記参照)

理由
最も大きな理由としては、選抜が厳しいため学生のレベルが元々高いことと、トップ校では特に4年卒業率(Four-year graduation rate)が大学の信用に関わるからです。

またもう一つの大きな理由には、留年する人や落第する人が出ないようにするシステムが作られていることが挙げられます。
例えば英国オックスフォード・ケンブリッジの「チューター/スーパーバイザー制」、またそれを模倣したアイビーリーグの「セクション/プリセプター制」をはじめとしたサポート体制がしっかりしているのが、日本との差とも言えるでしょう。また、Director of Studiesというポジションについている教授が卒業に必要な単位を取れているか常にチェックしています。
もちろん、だからと言って勉強しなくても卒業できるわけではありませんが、私自身も単位を落として卒業できなかった人の話は聞いたことがありません。
アメリカもイギリスも同じです。

したがって、最大の関門は入試と考えて良いでしょう。念入りな準備は欠かせません。受験までのスケジューリングのアドバイスにも対応しておりますので、是非一度ご相談ください。

塾などに通われている方についても、セカンドオピニオン感覚でお気軽にお声がけいただけますと幸いです。

注)受験者の多くが合格できるような一部の大学では、卒業が難しい例もあります。

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