論文ってどうやって書くの?

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みなさんは、論文を書いたことがありますか?

始めて書いた論文が大学学部の卒業論文だったという方は多いのではないでしょうか。
始めて書いたときは、何をテーマに書いて良いのやら・・・、悶々と悩んだかもしれません。

恐らく学部のゼミで学んだことなどからテーマを考え、指導教員と相談しながら決めたのではないでしょうか。

「迷ったときは、先人の知恵を借りる」これが一番です。

具体的には、ゼミの先輩たちが過去どんなテーマで書いていたのかを調べてください。

同じゼミの先輩たちが合格してきた論文なので必要とするレベルについて、その論文を読むことで何となくわかると思います。

意外としっかり書いているなぁ、思ったより参考文献少ないなぁ・・・と色んなことが具体的に見えてきます。

あと、先輩たちの論文がどんな論文構成になっているのかというのも参考になります。

例えば、

1はじめに
2先行研究
3自説
4分析
5結論
6まとめ
・参考文献

こんな構成になっていることが多いと思います。
構成ごとに必要な文章を埋め込んで全体のバランスが取れたら、何となく論文らしくなってきます。

論文を書く上で、ここで、お伝えしたい重要なことが一つあります。

それは、問題提起する内容と結論は必ず呼応させることです。

例えば、「AとBとの関係性を明かにする」という問題提起であれば、結論は「AとBは密接な関係にある」などです。
この場合は、問題提起と結論が呼応しています。

仮に「AとBとの関係性を明かにする」という問題提起で、結論は「AとCは密接な関係にある」となっていれば、問題提起と結論は全く呼応していないことになります。これは、Bのことを考えるべきところにCの話になってしまっています。

そんな単純なミスをするものかなと思われるかもしれませんが、長い文書を書いていると、色んなことを考えているうちに、問題提起と呼応しない結論を書いてしまっていたということは時々起こったりします。

論文を書く際は、構成通りに書けているか、時々、俯瞰して眺めなおすことをお勧めします。論理一貫性を保ち、分かりやすい論文にると思います。
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