効率よく受験勉強するには○○を分析せよ

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みなさんこんにちは、コツメカワウソ先生です。

これから受験勉強を迎えるみなさん、
受験勉強といえばまず何を思い浮かべますか?

試験範囲が多すぎる
どこから手を付けたらいいかわからない
具体的に何すればいいの?

こんなこと思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

定期テストのように
出題範囲が教科書の何ページから何ページまでと
決められていれば勉強しやすいのに。
テスト範囲のワークを解きまくればそれなりの点数とれるのに。

そう思いますよね。

定期テストと同じ勉強の仕方をしたら
3年間もしくは6年間の学習内容を
受験前の限られた時間で終わらせることは
ほぼ不可能です。
ここで睡眠時間を削ってしまっては
脳が休まらず、効率の良い勉強とは言えません。

受験勉強とは
いかに効率よく勉強できるか。。
まず過去問を分析するところから始まるのです!

志望校を受験する前には
過去問題を解く機会があると思います。

過去問を解いて丸付けして何点とれました、で
終わっていませんか?

過去問は受験のヒントが詰まったお宝なんです!

過去問演習は、
全範囲復習し終わって
試験日が近づいてから始めがちですが、
過去問分析は一番初めにやることをおすすめします!

なぜかといいますと…

過去問を分析してみると傾向が見えて、
ゴールを設定しやすくなるからです。
目指すべきゴールを設定することで、
そこへ向かって勉強するモチベーションに繋がります。

数学で例を挙げると、
大問1⃣は小門集合だな、4⃣は図形だな、
毎年必ず関数の問題は〇点分あるな、などなど…

直近数年分の過去問の構成から、
優先順位の高い単元や出題の仕方などの
傾向が見えてくるはずです。

関数は毎年出題されていて、大体〇点分あるなあ。
確率の問題とデータの問題は交互に隔年出題だなあ。
大問3⃣と4⃣だけで40/100点分あるなあ。…などです。

分析ができたら、
その結果をもとに受験勉強の方針を考えましょう。

そして勉強する単元に自分の中での優先順位をつけましょう。
毎年出題されている単元は今年も出題される確率が高いので、
優先順位も高いですね。

毎年出題される配点の高い単元から勉強し、
勉強時間に余裕があれば
隔年出題の単元をやる、という感じで
おおまかに計画を立ててみてください。

たとえば数学を例に説明すると、
1⃣小問集合 43点
2⃣作図と確率 15点
3⃣図形と証明 16点
4⃣関数 11点
5⃣文章問題 15点
このような構成なっていたとすると、
まずもっとも配点が高いのが1⃣小問集合、続いて3⃣図形と証明です。
その年によって単元と大問、配点のバランスが
変わることもありますので、そこにも注意して見てください。

図形と証明が毎年大問で出題されているようであれば
この優先順位は高いと言えます。
ただし、人によって得意単元と苦手単元があると思いますので、
出題頻度や配点に加えて、
得意不得意も優先順位を決める材料にしてくださいね。

(小問集合は配点が高いことが多いですが、
その名のとおり各単元から少しずつ
盛り合わせのような大問ですので、
単元の優先順位を決めるには参考になりにくいです。)

もちろん数学だけでなく全教科に応用できますよ!

今回は効率よく受験勉強するためのヒントを紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください!
次回は、試験問題の解き方についてお話してみたいと思います。
お楽しみに~!
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