本のテーマを独自のものにする方法~テーマをひねる~

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ビジネス・マーケティング
企画を独自のもの、つまり、あなたしか書けないものにするにはどうしたらいいか?
ワインをテーマにした本で考えてみます。
私もですが、勉強しようと本を読むものの挫折するジャンルだと思います。
つまり、「くわしくなりたいけれどなれない初心者未満」の人がかなりの人数いると推測
できます。
ワインの本は料理本の棚の一部にあるケースが多いのですが趣味性が高いので例として取り上げます。
ワインの入門書というと下記のような本が多かったです。
カメラの場合と同じように固いイメージの本が多いです。
初心者が理解できるのか?と思ってしまいます。
こうした中で下記の本が2015年に発売されました。
⚫『図解 ワイン1年生』(小久保尊 著/サンクチュアリ出版)
タイトルに“初心者”の言葉を使わず、“1年生”としたのが当時はかなり斬新なイメージを与えました。
そしてマンガを多用し、ピノ・ノワールやカベルネ・ソーヴィニヨンなどワインをそれぞれキャラクターにして登場させています。
これにより、すぐ忘れてしまいそうな情報が記憶に残るわけです。
前回のブログで例に出した、『カメラはじめます!』と同じニッチ化の図式が見えてきます。
初心者向け×マンガを使って固い印象を避ける×ワインのキャラクター化などで覚えやすくする。
将棋の世界で藤井聡太さんが出現したことで将棋が一般の人にぐっと近いものとなりました。
構図としては近いものがあると思います。

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