リーダーとしての条件⑤:外見タイプ別リーダーの口調と接し方

記事
学び

はじめに

 さて、続きものも今回で最後。リーダーとしての条件⑤です。
過去記事はコチラから。今回の記事だけでも単独で読めますのでご安心を。
ブログっていいものですね。これまで書いたことがなかったのですが、
書きためていくとレスポンスもあるし、
なにより自分の頭の整理にもなるし、
改めて人間はアウトプットが大切なんだなと実感しています。

外見(年齢・体型・顔のタイプ)別の声かけ

 心理学と占いを同一視するつもりはありませんし、それぞれニーズが違うと思いますので、今回の記事が人相学的なアプローチに捉えられると少し残念に思います。とにかくのところ、今回はあなた自身ではなく、コミュニケーションをとる相手の外見別の声かけについて書いてみたいと思います。

 大前提として、最も重要なのは、直接外見について言及しないことです。相手の外見が周囲に与えている印象をポジティブかつ内面的な事柄として表現することによって、信頼感が増大します。



① 年代別の声かけの例:


- 若手(20代前半):
「君は素晴らしいアイデアを持っているし、エネルギーにあふれている。このプロジェクトで君の才能を発揮させるチャンスだ。自信を持って取り組んでみてほしい。サポートはしっかりとしているから安心してね。」

⇒経験の少なさをアイデアとして、若さをエネルギーとして、未知の可能性を秘めた部分をチャンスとして表現しなおしています。

- 中堅(30代):
「君の経験と洞察力はチームにとって貴重な資源だ。リーダーシップの役割を果たすチャンスだから、周囲を巻き込んでビジョンを共有してみてほしい。君のリーダーシップでチームを成長させる力を発揮してくれることを期待しているよ。」

⇒経験とエネルギーのバランスを意識して、どちらともに言及しながら、責任感、期待感をともに感じさせる表現をしています。

- ベテラン(40代以上):
「君の豊富な経験と知識は私たちにとって宝物だ。君のリーダーシップとメンターシップがチーム全体を鼓舞し、次世代のリーダーを育てることができる。自信を持って指導し、新たな挑戦に立ち向かってほしい。私たちは君の成功を応援しているよ。」

⇒経験をいかに若手とのコミュニケーションに活かしたらよいか迷いもあるベテランに対し、サポートをする視点からの声掛けです。

② 体型別の声かけの例:


- 細身のメンバー:
「君は優れたアイデアと創造力を持っている。自分の個性を大切にし、自信を持って発言してほしい。君のアイデアが私たちのビジョンを豊かにする力を持っていると信じているよ。」

⇒スマートさは体の細さという意味ではなく、鋭い感受性として捉えなおして表現を変えます。

- ぽっちゃりのメンバー:
「君のチャーミングな人格と情熱は周りに良い影響を与えている。君の視点やアイデアは私たちに新しい視点をもたらすことができる。自信を持って自分の力を発揮してほしい。」

⇒包容力ややさしさとして、内面的表現に変えています。

- 背が高いメンバー:
「君は知識やスキルも備えている素晴らしいリーダーだ。君の洞察力とビジョンは私たちを新たな高みに導く力を持っていると確信している。チームの一員として君の力を存分に発揮してほしい。」

⇒高さは、見通し力として表現しなおします。

- 背が低いメンバー:
「君の洞察力や努力には本当に感銘を受けている。自分の存在感を信じて、自分自身の強みを活かしてほしい。君がいることでチームはよりバランスの取れた力を持つことができるんだ。」

⇒地道さ、根回し、高さではなく広さとして表現します。

③ 顔のタイプ別の声かけの例:


- 丸顔のメンバー:
「君の明るい表情と温かい雰囲気はチーム全体を元気づけている。君の積極性とチームへの貢献は非常に重要だ。自分の個性を大切にし、自信を持って行動してほしい。君の存在がチームの一体感を高めているんだよ。」

⇒顔の造型でなく表情として言い換えます。

- 面長のメンバー:
「君は落ち着いた雰囲気と深い思考を持っている。君の洞察力と冷静な判断はチームにとって非常に価値があるんだ。自分の特性を活かし、自分の意見を積極的に発信してほしい。君の意見はチームの意思決定に大きく貢献することができるよ。」

⇒顔の造型でなく表情として言い換えます。

- 卵型のメンバー:
「君の明るい笑顔と魅力的な人柄はチームにとって活気を与えている。君のコミュニケーション能力と人とのつながり方は本当に素晴らしい。周りのメンバーを巻き込んで一体感を生み出す力を持っているんだ。自分の個性を大切にして、君の影響力を最大限に発揮してほしい。」

⇒顔の造型でなく表情として言い換えます。

- 四角形のメンバー:
「君は信頼性と堅実さを持っている。君のリーダーシップと組織力は私たちの信頼の源だ。自分の知識やスキルを自信を持って発揮してほしい。君の存在はチームの安定性と成果に大きく貢献しているんだ。」

⇒顔の造型でなく表情として言い換えます。


さいごに

 いかがだったでしょうか。小手先のことだなと思われたかもしれませんが、リーダーとして、もし声掛けに困ったとき、どう声をかけたらいいかのヒントにしてもらえたらと思います。とくにチームとして日が浅く、お互いに相手のことを把握しきれていない場面などでは、どう声をかけたら困るものです。あまり饒舌に話すぎても信頼をかえって損なうこともあります。ですから、ここで示した具体的声掛け例を、2倍に薄めて、さらに半分くらいの分量にしたくらいがちょうどいいかもしれません。

参考になれば幸いです。





サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す