リーダーとしての条件④:説得力と外見の関係

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こんにちは、けん先生です。
前記事のリンクを貼っておきます。1回ずつ独立した内容になっていますので、当記事のみでも理解できます。



説得力は見た目に宿る

今回は外見とリーダーシップの関係について書いていきます。外見というと、美醜や流行にこだわることのように思われがちですが、ここでは自分の印象やメッセージを相手に伝える重要な要素として扱います。ですから、優劣を語るものではありません。差別的悪意が意図されるような内容ではありませんのでご承知おきください。外見というものを年齢、体型、顔のタイプで分類し、それぞれにあったリーダーシップを発揮する方法をレクチャーします。

・外見とリーダーシップの関係

「人は見た目がすべて」ではありません。しかし、他人は私たちの内面を推測することしかできません。他人がどんな人なのかを知る術として、まず外見から入るというのはよくあることです。外見の諸要素は、非言語コミュニケーションと呼ばれるもので、ことば以外から相手を判断する要素になります。

心理学者メラビアンの法則をご存知でしょうか?
メラビアンは、人と人とのコミュニケーションにおいて聞き手が話し手の態度や感情を判断する要素として、
- 話の内容 約1割
- 話し手の声やトーンなどの調子 約3割
- 相手の表情や外見 約6割
を参照しているとしています。この法則がコミュニケーション全てに適用できるわけではありませんが、外見が人を判断するうえで重要な要素であることは間違いありません。

特にリーダーシップにおいては、外見が重要な役割を果たします。リーダーとして他者に影響力を持つためには、自信や信頼感、カリスマ性などを外見から伝える必要があります。また、自分自身も外見から自己有用感や自尊心を高めることができます。


・年齢別・体型別・顔のタイプ別に見る外見のコツ

では、具体的に年齢別・体型別・顔のタイプ別に、どのような外見がリーダーとして好ましく「見える」のかを解説していきます。

<年齢別>

年齢によっても外見に求められるものは変わってきます。若い頃は流行や個性を重視するかもしれませんが、年齢を重ねるにつれて品格や信頼感を出すことが大切になります。
- 20代:若さや元気さをアピールする色や柄を取り入れる。明るく爽やかな印象を与える服装やメイクをする。
- 30代:自分らしさや個性を表現する色や柄を選ぶ。落ち着きや知性を感じさせる服装やメイクをする。
- 40代:上品さや品格を演出する色や柄を採用する。清潔感や信頼感を高める服装やメイクをする。
- 50代以上:華やかさや若々しさを出す色や柄を使う。老け込まないように気配りする服装やメイクをする。

 <体型別>

体型によっても外見に合った服装やメイクがあります。自分の体型に合わせてバランスよく着こなすことで、スタイルアップしたり魅力的に見せたりすることができます。
- 細身:ボリューム感や立体感のある服装やメイクをする。色や柄でアクセントをつける。
- ぽっちゃり:すっきりとしたシルエットやラインの服装やメイクをする。色は暗めで統一感を出す。
- 背が高い:縦長ではなく横長のバランスになるように服装やメイクをする。色は明暗で区切る。
- 背が低い:縦長ではなく横長のバランスにならないように服装やメイクをする。色は明暗で区切らない。

<顔のタイプ別>

顔のタイプによっても外見に似合う服装やメイクがあります。自分の顔の特徴に合わせて印象を変えたり強調したりすることができます。
- 丸顔:シャープさや引き締め感のある服装やメイクをする。色は深みのあるものを選ぶ。
- 面長:柔らかさや丸み感のある服装やメイクをする。色は明るめのものを選ぶ。
- 卵型:バランスよく整った顔型なので自由度が高い。好みや雰囲気に合わせて服装やメイクをする。
- 四角形:丸み感や女性らしさのある服装やメイクをする。色はパステル系など優しいものを選ぶ。


まとめ

以上、外見とリーダーシップ方法についてお話ししました。いかがでしたか?
これらの内容をまとめると、共通していえるのが、自分の普段のコミュニケーションのあり方は、果たして外見と違和感のないものだったか、という内省的視点を示してくれるところではないでしょうか。違和感が悪いといっているわけではありません。ある意味それが魅力であったり個性であったりもしますので、一概に〇×をつけるものではありませんのであしからず。ただ、無難な話として付け加えるならば、人は外見と内面の一致した人物に安心感を得るものだという研究結果もあるように、自分の外見を客観的に捉えて、日々のコミュニケーションのチェックポイントのひとつとして活用していく有用性というものをご理解いただければと思います。

外見は自分自身だけでなく相手に対して大きく影響します。自分らしくありつつも相手への敬意や配慮を忘れず、年齢別・体型別・顔のタイプ別に合った外見作りを心がけましょう。説得力は見た目に宿りますから。

次回は、いよいよリーダーの条件ラスト、にしたい。内容は今回書き切れなかった、外見のタイプ別「言葉かけ具体例」を書きたいと思っています。


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