リーダーとしての条件②:自分の長所からリーダー像を探る

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こんにちは、けん先生です。
前回の記事はリーダーとしての資質を正と負の傾向性に分けて解説しました。お読みになった方の自己分析に活用していただけたら幸いです。
リンクを貼っておきます。

さて今回は、前回に引き続きリーダーシップ論について。内容としては、自身のリーダーとしての強みを発見し、トレーニングルーティンを構築するための準備をしてみたいと思います。

〇長所が見つかるなら苦労しない

自分の特徴は…と考えて、長所が思いつく人は恵まれた人です。トレーニングしたほとんどの方は、「うーん」と頭を抱えてしまうものです。次回の記事では長所がなかなか思いつかない方向けの記事を書こうと思いますのでご期待ください。今回は、長所が思いついたとして、それをリーダーシップと関連付けるための記事を書いていきます。

以下のような長所を思いつくのであれば、その方は元々リーダーとして才能のある方でしょう。項目説明と合わせて、リーダーとしてさらに求められる部分を★の後に記していますので参考にしてください。

責任感がある:チームの成果や失敗に対して責任を持てる。
 ★メンバーにも責任を分担して持たせることができる。

決断力がある:困難な状況でも迅速かつ的確に判断する。
 ★決断の根拠や理由をメンバーに説明できる。

コミュニケーション力がある:メンバーや関係者と円滑にコミュニケーションをとる。
 ★チームとしての方向性やビジョンを伝えることができる。

共感力がある:メンバーの気持ちや考えを理解し、信頼関係を築くことができる。
 ★悩めるメンバーに、経験からでなく本人目線のアドバイスができる。

柔軟性がある:変化に対応し、自分のスタイルや方法を変えることができる。
 ★修正・微調整を迅速にしつつ、根本的な方針は揺るがない。

観察力がある:状況を俯瞰的に把握し、成果につなげることができる。
 ★メンバーの強みや弱みを見抜き、適材適所の配置ができる。

行動力がある:一歩先を見通しながらアクションを起こせる。
 ★指示だけにならず、自らの行動でチームを引っ張ることができる。

業務遂行能力がある:自分自身の仕事ができる。
 ★業務全体に通じ、メンバーの仕事をサポートすることができる。

熱意がある:目標に向かって熱心に取り組むことができる。
 ★熱意を伝播させ、メンバーのモチベーションを高めることができる。

など、多岐にわたります。これらは一朝一夕に身につくものではありません。日々の努力や経験、学習などを通じて磨いていく必要があります。自分の長所や弱点を把握し、自己分析やフィードバックを活用して改善していくことも大切です。リーダーとして認められるためには、自分自身を成長させ続ける姿勢が求められます。自ら成長し行動しようとしている人は、自然とリーダーとして認められます


<長所が思いつかないんだが…>

大丈夫です。多くの方がそうですから。次回の記事はリフレーミングで実現可能なリーダー像を構築していきます。以下、ちょっとだけ予告↓

<リフレーミングとは>

既存の枠組み(フレーム)や捉え方をはずして、違う枠組みで見ることを指します。次回は言葉のリフレーミング、分かりやすく言えば言い換えを活用して、自身の特徴をもとにしたリーダー像の構築を目指します。

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