リーダーとしての条件③:短所も特徴、リーダーは完璧じゃなくていい

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こんにちは、けん先生です。
続き記事3本めです。前回までの記事のリンクを貼っておきますね。

前回まででリーダーの主要な条件を挙げてきました。
まとめると、というとあまりにまとめすぎてしまって個性を潰しかねませんが、あえてまとめると、リーダーとして絶対に欠くことのできない条件は

未来志向であること

これが絶対条件であるのは間違いないと思います。



<リフレーミングとは>

ここで、リフレーミングについて紹介したいと思います。自分の特徴を捉えようとしたとき、どうしてもネガティブな面、弱点ばかり目についてしまうことがあります。ではそういう人はリーダーに向かないかというとまったくそんなことはなく、むしろ闇雲に楽観的な人物より状況分析に優れ、メンバーへの共感といった分野に関しては非常に有能なリーダーとなりえます。ただ、口につくものが悲観的な人物には誰もついてきません。
リフレーミングは、既存の枠組み(フレーム)や捉え方をはずして、違う枠組みで見ることを指します。なかでも言葉のリフレーミング、分かりやすく言えば言い換えを活用して、自身の特徴をもとにしたリーダー像の構築を目指します。

<リーダー的資質にリフレーミング>

いくつかの例を挙げてみたいと思います。一見すると短所に思われることも、捉え方を変えれば、長所となります。
(例1)
ネガティブ思考 → 現実的
決断力がない → 慎重
コミュニケーション能力が低い → 聞き上手
創造性や発想力が乏しい → 理論的
ストレスに弱い → 感受性が豊か

など、左はリーダーとして失格かと思えるほどネガティブなワードが並んでいます笑 ですが、見方を変えればたしかに右側のような、リーダーとしての資質でもあるんです。要は捉え方次第。しかもただ楽観的に捉えているというわけでなく、ちゃんと現実的に正の側面を直視するのがリフレーミングです。

(例2)


気が短い → 素早く行動できる
頑固 → 自分の信念を持っている
細かいことにこだわりすぎる → 完璧主義者
人の意見に耳を傾けない → 自分の判断力に自信がある
マイペースすぎる → 独立心が強い
責任感が弱い → 柔軟に対応できる
感情的になりやすい → 情熱的
自信がない → 謙虚
協調性がない → 個性的
時間管理ができない → 優先順位をつけられる
規則や約束を守れない → 創造的
学習意欲や向上心がない → 現状に満足している
リーダーシップがない → フォロワーシップがある
健康に気を配らない → 生活にメリハリがある
人間関係を築けない → 選り好みしない

いかがでしょうか? ご自分にあてはまる表現はあったでしょうか。
場合によっては不快、不適切に感じられるものもあったかもしれません。それはおそらく私があなたのもっている経験や実績、目標や価値観などを踏まえていないからでしょう。自分にとって説得力のある言葉を選ぶことが重要です。

次回はリーダーシップ論のラスト、リーダーの「見た目」について書きたいと思います。乞うご期待。

「説得力は外見に宿る」
「説得アプローチは外見による」



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