燃え尽き症候群になった過去

記事
コラム
こんにちは。
私は過去に適応障害になったことがありますが、今思い返すと燃え尽き症候群だった可能性が高いなと思います。
私のエピソードを交えてお話しします。
今、同じように悩んでいる方の参考になると幸いです。

燃え尽き症候群とは、仕事などを頑張り過ぎて、今までやる気があったのに急にやる気がなくなったり、仕事に行きたくない・やりたくないなどの症状が出るものです。

燃え尽き症候群を発症した育休明け

私の場合は育児休暇が終わり、復職した際に発症しました。
当時の私は、子育ても仕事も両方とも頑張りたいという気持ちが強かったです。
特に仕事においては、早く遅れを取り戻したいと言う気持ちが強かったです。
そのため、復職前から勉強をしていました。iPadに勉強用のアプリをインストールして、参考書をダウンロードして勉強しました。また、助産師雑誌の定期購読を申し込み、毎月送られてくる雑誌を読んでいました。

でも全然仕事に集中できません
1年と言う育児休暇で頭は全然動いておらず、復職当日は自分のID・パスワードも忘れており、電子カルテに入れませんでした・・・。
「ほんと、情けない」と自分を責めました
時短勤務だったので、朝の申し送りも聞けず状況の判断も難しかったです。

毎日毎日が必死で、あっという間で気が休まることはありませんでした。

人間関係で悩む

当時、中堅層の助産師がほとんど産休や育休・退職などで不在でした。
慢性的に人手不足でした。
また他の病院から来たベテラン助産師や厳しいと噂の主任が来たりと人間関係が大きく変わっていました。
何とか普通に仕事をしてはいたものの、やはり慢性的にストレスが溜まっていきました。

パニック障害?

おそらくパニック障害も発症していたと思います。
カンファレンスや申し送りなど、人が多いところで発言することを極度に恐れていました。
失敗したら怖い、あがり症でうまく話せない、そんな恐怖から過呼吸や胃の痛みが出ていました。

日勤が嫌すぎて夜勤専従へ変更

時短勤務と言えど、日勤はとにかく大変でした。
タスクが多い、リーダー業務もあり、苦手なカンファレンスもある。
私には全てが一杯一杯でした。
だったら夜勤やってた方が楽だ。そう思って復職して3ヶ月ほどで夜勤専従を希望しました。

急に燃え尽きる

夜勤専従になったことでかなりメンタルは安定していました。
給料も増えましたし、時間的にも余裕が生まれました。
苦手な多重課題やカンファレンスもない。
しかし、昼夜逆転して体内時計が乱れていたことで、ピンと張り詰めた糸をギリギリの状態で渡っていたのだと思います。

ある夜勤明けに、苦手な先輩がかなり不機嫌で仕事をしていました。
私のせいで機嫌が悪いんだと思いました。
何か余計なことした?
そんな考えが頭を巡り、動悸がしました。
何とか申し送りも終わり、帰宅したところで急に涙が出てきました。

「もう仕事に行きたくない」
「辛い、辞めたい」
こんな言葉が頭をぐるぐると巡って、次の仕事に行くのが辛くて堪りません。

休職

正直、休職するなんて思ってもいませんでした。
休職なんて自分とは無縁だとさえ思っていました。

でも仕事にどうしても行きたくない、涙が止まらない。
何もかもやりたくない、目標もないし、やりがいもない。
自分は必要とされていない。そう思いました。

そして、師長に連絡を入れ休職しました。
休職をしたことでかなりメンタルは回復しましたし、働き方を見直すきっかけにもなりました。

まとめ

今回は、燃え尽き症候群になった過去をお話ししました。
今、同じように悩んでいる方。
あなたは何も悪くありません。
ただ頑張り過ぎているのです。
頑張り過ぎて、休み方も分かっていないかもしれません。
「まだ頑張れる」はもう限界のサインです。
今この記事を読んで、自分と同じだなと思うことがあれば、絶対に無理をして頑張り続けないでください。

今の自分の状態が分からない方、休職の仕方や受診の目安など私がわかることであれば何でもお答えします。
一人で悩まず、相談してください。
声をあげれば必ず助けてくれる人はいます。

次回は、休職中の過ごし方や働き方を変えた話などを書いていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回も読んでいただけたら嬉しいです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す