帯状疱疹のくすり

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こんにちは♪
薬剤師&国際薬膳師のひさ(Hisa)です。

最近、帯状疱疹ワクチンのCMを見ることがあります。
たまたま職場でも帯状疱疹の話題が出たこともあり、
簡単に、帯状疱疹の薬について書いてみようと思います。

帯状疱疹 小.jpg

帯状疱疹の治療には、
主に抗ウイルス薬が使われます。

抗ウイルス薬には、
ウイルスの増殖を抑えて
炎症や痛みを軽くし、
合併症や後遺症を防ぐ作用が期待できます。


帯状疱疹で処方される抗ウイルス薬には、
内服薬、注射薬、外用薬があるけど、
一般的には、内服薬が用いられます。


「アシクロビル」「バラシクロビル」「ファムシクロビル」
が有名です。
(こちらは成分名なので、
商品名は、メーカーによって異なります。)


1日3~5回服用する薬です。
腎機能によって、量が減量されることがあります。


「アメナメビル」は比較的新しい抗ウイルス薬で、
1日1回で効果的な薬です。
薬 小.jpg

重症化した場合は、入院して、点滴治療をされることもあります。

注意点は、
帯状疱疹は市販の薬で治すことが難しいということです。
適切な治療が遅れてしまうと、
重症化してしまったり、
痛みが残ったりすることがあるので、
早めに皮膚科を受診することです。


とはいっても、なかなか自分で
「これは帯状疱疹かも!」
と判断するのは困難です。


何か気になることがあれば
受診することを気にかけていることが大事ですね。


かくいう、私も昨年、帯状疱疹になったばかり。
まさか自分がかかると思っていませんでした。
腰から足への痛みがまず起こってきたので、
運動不足で腰痛がひどくなったのかもと思いました
発疹は数日後に出てきました。


分かりにくいですが、
やっぱり受診しておくことは大事ですね。


帯状疱疹の薬は
早目に服用を開始するほど治療効果が高いです。
症状が現れ始めてから
72時間以内に治療を始めることが大事と言われています。


そして、
処方された薬をきちんと服用してくださいね。
主に7日間処方されますが、
途中で服用をやめたり、
量を調節せず、
医師の指示どおりに服用してくださいね。


最後に、
帯状疱疹という病気は、
よくある病気であること。
必要以上に恐れることなく、
きちんと治療すると、きっと大丈夫です!

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薬の相談は得意です♪
薬膳の体質診断は経験をつんできました。
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