【親しみやすい日商二級】工業簿記、部門別原価計算

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スガケンです。

日商二級を受験します。

受験までの経緯はこちら!

折角受験するので、これから簿記を勉強したいと思っている(しなきゃいけない)方に簿記に対する親しみやすさをお届けしたいなと思います!


前回の記事はこちらです。

工業簿記五回目の本日はこちら! 

部門別原価計算 

(ここからの数行で諦めないでください!!ちゃんと親しみやすさをお届けしますので😭😭)

前回の個別原価計算は製造間接費を配賦する際、一つの配賦基準で配布するというのが特徴です。

このような個別原価計算を単純個別原価計算といいます。

単純個別原価計算は比較的規模の小さい工場で採用されます。

……はい!!意味わかんねー状態になりそうなので復習します!

間接費(わかりやすいので水道代にしましょう)は製品を作る時に一定のルール(配賦基準)で振り分けられます。

たとえば、水道代100万円かかりました!

A製造指図書の製品を作るのに30時間かかり、B製品を作るのに70時間かかりました。

じゃあ水道代はA製品の指図書には30万円、B製品の指図書のは70万円を振り分ける(配賦する)というのが例です。

この例では製品を作るのにかかった時間の割合を元にして間接費を振り分けるルールにしています。

全部で100万円の水道費 
A製品は製造に30時間かかっている
B製品は製造に70時間かかっている 

じゃあ100万円の水道費は製造にかかった時間を基準にしてA製品に30万円、B製品に70万円振り分けよう!

これが単純個別原価計算です。

でも実はA製品は製造にめちゃくちゃ水を使うしB製品はほぼ使わない。なんてこともあると思います。

間接費を配賦するルールが一つだけ(例示では製造にかかった時間)だと、正確に間接費を配賦できていない場合がでてきます。

これを避けるために採用されるのが部門別個別原価計算です。

これは比較的規模の大きな工場で採用されます。

例えばひとつの工場でお菓子と文房具を製造していたら、お菓子部門と文房具部門に分けます。

それぞれの部門に配賦基準を設けて配賦することで本当にかかった費用を正確に配賦できるようになります。

原点に立ち返ると、「この製品を作るのにいくらかかったの?」という質問に答えるのが工業簿記であり原価計算です。

製造規模が大きくなると部門を分けて間接費を配賦した方が正確に配賦できるということから、部門別原価計算の考え方が整備されたのでしょうね。

今日はここまで!次回は「総合原価計算その1」に入ります!

簿記試験を受けたいなぁと思っている方がいらっしゃったらメッセージくださいね。一緒に頑張りましょう!

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