権利を主張した結末

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たいへん遅くなりましたが、新年おめでとうございます。
今年も、つたないブログを掲載させていただこうと思います。
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年の初めから、こんなことを書くと批判されるかもしれませんが…。
私はプロ野球のフリーエージェントが、いまいち気にいらないのです。
自由を履き違えているように感じてなりません。
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この制度は、選手側が球団側と交渉を経て勝ち取ったものと記憶しています。
そして、今回、ソフトバンクが話題となっています。
フリーエージェントで加入する選手のこと。
人的補償となって西武に移籍する選手のこと。
さらに、当初、マスコミが人的補償と報道したけれどソフトバンクに残ることになった選手。
人的補償という言葉。

プロ野球は球団間の力の均衡が大前提とされドラフトが行われますが、他のスポーツは違いますよね。
ドラフトもフリーエージェントも失くして、各球団と各選手との直接的な交渉だけにできないものでしょうか。
選手が入団する球団を選ぶことに対し責任をもたせ、移籍が可能になる年数はチームと選手の入団契約における交渉の結果としませんか。
各球団は優れた選手を入団させたいのだから、移籍可能な年数を短く設定せざるを得ないでしょう。
球団間の力は、各球団の努力次第。
我が国は、資本主義国家ですよね。
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今は、球団よりも選手の要求が通り過ぎていると感じます。
これじゃ経営者は、たまったものじゃないでしょう。
球団は、フリーエージェントの制度におけるルールに基づいて手続きしただけです。
苦悶の中で人的補償のプロテクトを作成したと思います。
どんな事情があったとしても、その結果に不満をいうのは、いささか我がままじゃないでしょうか。
球団側は、フリーエージェントの制度を求めていなかったわけです。
求めたのは選手側であり、大リーグを参考にして権利を主張したのが、そもそもの原因だと思います。

一般社会においても、新入職員が早々に退職するケースが多くなっています。
かつては終身雇用が前提だったので、転職はマイナスのイメージがありました。
しかし、今では当たり前。
ただし、何度も転職を繰り返している人材を雇用するほど社会は甘くありません。
ときには、企業の人事担当者間で退職理由などの情報交換が行われるケースもあります。
転職を繰り返していなくても、どうして退職したのかは、新たに採用する企業が把握したい情報の1つです。
入社も転職も、完全に個人の責任です。
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プロ野球選手も少しは自分の選択した道に責任を持てと言いたいが、ドラフトがある以上、自分でチームを選択できないのは不自由ですよね。
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3人の選手の活躍。
それが不安でなりません。
もしかすると、3人とも人格を壊されかねない。
責任のとりかたは、さまざまありますが、プロ野球選手会は責任を痛感すべきだと思います。

末筆ですが、本年も皆様にとって幸多いことを祈念申し上げます。

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