貧困と暴力 2

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コラム
僕はね・・・
小学校時代に僕以外にも貧乏なクラスメイトが何人もいた。
その子達と比べたら僕はなんて幸せなんだと、感じていたし、わかっていた。
暴力がないありがたさだったり、夫婦喧嘩を観ないですむ有難さ。
貧乏なクラスメイトの家に行くと子供の友達がいるのに喧嘩してるんだよ
だから、外に行って遊ぼうぜ!ってなるわけよ。当然ね。
貧困が子供に与える大きな影響、こういうものを幼いながらにわかっていた。
だからこそ母に感謝も出来たし、
母に文句も言わなかったし言えなかったんだと思う。
お金がないことに追い詰められると人はまっとうな人でなくなり、
感情が麻痺し、
本来の自分ではいられなくなって
誰でもない、自分を自分で追い込むようになる。
崖っぷちまで自分で追い詰めて最後は命さえ落としてしまうこともある。
交通事故の何倍もの自殺者がいるこの国・・・
命を落とす前になんとかしなくちゃいけない。
貧しさが全てを飲み込んじゃうその前に、自分でできること、
感情をコントロールできるうちに何かをしなくてはいけない。
そう思うんだ。
昔と違って今では昭和の貧乏家庭みたいな家庭はなくなってきているかもしれない
でも、精神的におかしい親に理不尽な思いを強いられ続ける子供たちって
きっと大勢いるんじゃないって思うんだよね。
どうか、やさしい人に出会ってください
どうか、いい仕事に出会って経済的な安定を手に入れて
心穏やかに過ごしてください
2020年以降日本も大きな経済的な打撃を受け、普通の生活ができなくなった人も
これからできなくなる人も増えていくと思うんだよね
経済力無きもの発言権無し!といわんばかりにまずは減給した旦那さんを責め始める奥さんたちが増える。そしてそれに逆切れして旦那が怒り出す。専業主婦やパートということに文句も言いだす。自分が悪いわけでなく世の中が、会社が悪いんだと自己正当化する夫に対し、薄々感じていた旦那の無能さに呆れるようになり、いよいよ別居だ!離婚だ!と心の中が慌ただしく動き出す。でもさんざん旦那に依存してきたから到底一人でまともな生活なんてできないのを知っているから別れるに別れられない、離れたいのに離れられない・・・怒りを抱いたまま毎日を過ごすことになるんだね
ますます増えるよ、こういう家庭がね。
サラリーマンしかしてこなかった中年男性は危険だよ
リストラにあったりしたら転職はもちろんのことアルバイトだってなかなか見つからない
副業って言ったってネットを使ったものが殆どでスマホはおろかPCだって満足に使えない輩は廃人となっていくよね。
会社に依存、肩書に依存、妻や旦那に依存、親に依存、日本というシステムに依存
そういう依存してきた多くの人にとってこの先は厳しくなるよね
そして、その過程は、僕自身や、僕が観てきた昭和の貧乏家庭と同じように
貧困と暴力のセットになって弱い者たちを苦しめ始めるんだ
それができない人たちは自らの手で命を落とすようになるかもしれない
母子家庭の君は、まだ旦那によって暴力を振るわれたり罵声を浴びせられてないだけ
幸せだと僕は思う。少しでも経済的な足しになる行動を始めていこうね
これからはきっと女性の時代。女性が活躍できる場面が増え続ける社会になるはずだ
大変な毎日で、子供にあたりたくなることも、声をあらわにしちゃうことも、苦しさと悲しさと切なさと虚しさに感情がぶっ飛んじゃうこともあるかもしれない
でも、どうか、子供にぶつけないでください。今、子供にぶつけなければ将来、子供は君を守ってくれるようになるはずです。どんなにつらくても歯を食いしばって頑張ってくれたお母さんのことを放っておくはずがないからです。
無力で弱者で理不尽を受け続けてきたそんなあなたを
神様が放っておくわけがない
どうか
困難を
どうか押し寄せる理不尽を
絶えて、
いつか来るであろう幸せを
手にしてください
補助金や助成金は申請しましたか?
国や県に頼れるものもあると思います
ネットで仕事探し、副業探し、バイト探しはしていますか?
きっとあなたにできることもあるはずです。
親が頼れるなら頼りましょう。
依存しきっちゃうのはヤバいですが
今を乗り切るために頼れるものはどんどん頼って
しのいでいきましょうね
もう一度言います
どんなにつらくても歯を食いしばって頑張ってくれた
お母さんのことを子供は放っておくはずがないはずです
無力で弱者で理不尽を受け続けてきたそんなあなたを
神様が放っておくわけがない
必ず来る
幸せのために今を乗り切りましょうね

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