生まれ持ったものはあなたという「意識」

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生まれ持ったものは何かというと、これはあなたという「意識」なんです。生まれ持ったものに関しては変えられませんし、あなたという意識を変えることはできません。そして意識とはあなたです。



だけど、頭の中の思考を変えることはできます、感情を変えることはできます、身体を変えることはできます。なぜかというとあなたではないからです。
これは大変重要な考え方です。


もしかすると、これを受け入れることは難しい人も多いかもしれません。



古いインドの哲学では、人間の内面ではこのような構造で成り立っていると
考えられています。人間は意識、思考、感情、身体の順で成り立ちます。



つまり意識以外は私ではないということです。
これを脱同一化といいます。人間の内面性はは今も昔も変わりません。
ただ私たちを取り巻く環境は近年、圧倒的に変化し今も急速に変化し続けています。


ここが問題なんです、環境は急速に変化していますが、私たちの内面性はそこまで追いついていません。だから常に葛藤や決断を要求されています。
その環境に反応し続けるとどうなるか、



人間はネガティブに考える自分、感情的になってしまう自分
いつも体の欲求に従ってしまう自分、これらの多様な自分をひっくるめて
私自身だと思ってしまっています。



だから自己コントロールは難しくなっていしまうんです。
思考が自分だと思っている人はあまり自己コントロールの効果が上がりませんし、感情が自分だと思っている人もまた、あまり自己コントロールできません。




理性というのは、意識から思考までまたがったものです。それに対して感情とか欲望というのは、主に身体から感情をカバーしています。



レベルが違うんです。 上に上がれば上がるほ
どレベルが高い。下がれば下がるほどレベルが低いとお考えください。 明確にレベルがあります。



だから現代社会では、感情的に生きている人はちょっとレベルが低いと感じられるんです。
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